子どもの成長にペットが必要な3つの理由

実家には私が8歳の頃からいる愛犬がいました。家を出てからはほとんど会っていなかったけれど、愛犬はわたしにたくさんのことを教えてくれ、愛犬とふれあったことがいまでも人間関係において役立っていると思うことがあります。社会でもそうですし、パートナーとの関係でもそうです。

 

今回は幼少期の体験談をもとに、子どもとペットが触れ合うべき理由を、大人の視点から考えてみました。

子どもの成長にペットが必要な3つの理由

 

1. 相手の気持ちを考える能力が育つ

動物は人間の言葉が話せません。でも、彼らは常に「自分の要求を叶えて欲しい」というシグナルを発しています。

 

散歩に行きたい、お外に出たい、ご飯が食べたい。

あれは嫌だ、これは好き。

かまって欲しい。放っといて欲しいなど

 

人間の言葉が話せない分、彼らは表情や行動でそれを伝えようとします。

 

受け取る側も必死です。ペットが何かしてほしそうにしているとき、それがドアをカリカリして外に出たいアピールをするなど、わかりやすいものであれば良いのですが、そうでない場合は「何がしたいんだろう?」と考えます。

 

例えば、自分の顔をじーっと見つめている愛犬がいます。顔を見つめられても相手が何をしてほしいのかわかりません。「どうしたんだろう?」と考えていると、愛犬がちらっとエサ箱に目を向ける。そこで「ああ、エサがほしいのか」と理解します。言葉は通じなくとも、相手をしっかり見て考え、気づくことで彼らの要求に応えることができるのです。

 

大人になると、「相手の気持ちを理解すること」の重要性が問われます。社会で生きて行くには必要な能力のひとつでもあります。

 

夫婦生活においても同様。夫婦生活が長くなると言葉によるコミュニケーションが薄れがちですが、言葉なしで相手を理解するのはとても難しいことです。でも、「どうしてほしいんだろう?」と考え、パートナーを理解するように努めるだけでも、関係性は変わってくると思いませんか?

 

子どもにもぜひそういった感受性を身につけて欲しいですよね。

 

2. 「自分が変わることで相手が変わる」ことに気づける

自分の要求に無理やりペットを合わせようとすると、彼らは嫌がります。日向で寝転んでいる犬を持ち上げて膝に乗せると、途端に逃げ出してしまうことがあります。

 

そんなときに「なんで!?」と怒っても、相手は怯えるだけです。無理やりに自分の要求を通そうとしても、通るわけはありません。それは社会でも、夫婦生活でも同じですよね。

 

愛犬を自分の膝に乗せたいその一心でわたしは考えました。どうしたら相手が思う通りに動いてくれるのかな? と。好きなエサで釣ってみたり、お気に入りの毛布を自分の膝に引いてみたり。意外と、ちょっとした工夫だけで愛犬が寄ってきてくれたりします。

 

自分が変われば人は変わります。「自分が優しくするようにしたら、相手の態度も優しくなった」、そんな経験はありませんか?

 

相手に心を改めて欲しいのであれば、まず自分が改める。その大事さが育つきっかけになるように感じます。