子どもグッズを安く買う方法とは? 選びかたと知っておくこと
夫婦アイテムレビュー子どもが生まれたら、大量に必要となる「子どもグッズ」ですが、出費もかさむ時期なのでできれば安く買いたいですよね。そんなときにおすすめの購入方法について、メリット・デメリットを併せてご紹介します。
また、インターネットで安く買う際に、注意すべきことや知っておくこと、選びかたについてもまとめてみました。子どもグッズを安く買うときの参考になれば幸いです。
この記事でご紹介すること
1. どうしたら安く買える?
子どもグッズを安く買う方法と、メリット・デメリットを5つご紹介します。
プチプラブランドで買う
ブランドにこだわりがなければ、プチプラブランドでの購入がおすすめ。最近は安価でもおしゃれな子どもグッズを取り扱っているお店も増えていますよ。
- メリット
なんといっても、新品なので安心して使用できます。種類も豊富なので、好みのものを選ぶこともできます。 - デメリット
服だったら、他の人と被ってしまうこともあります。また安いこともあり、ワンシーズン限りの使用になることも。
フリマアプリで買う
「メルカリ」「ラクマ」「フリル」「ヤフオク!」など、インターネット上でフリーマーケットが楽しめるアプリが最近では人気ですよね。高価なブランド物や高品質な子どもグッズを安く手に入れることも可能ですよ。
- メリット
お店に行く手間がなく、欲しい商品や特徴を検索するだけで、好みのものを見つけることができます。 - デメリット
インターネットでの個人間のやりとりになるので、トラブルを生んでしまうことも。実際に届いた商品がイメージとかけ離れていたり、汚れや痛みが思っていた以上に酷いといった可能性もあります。
アウトレットのものを購入
「型落ちした商品」「新商品開発の際のサンプル品」「店頭で展示していた商品」「返品・傷物商品」「売れ残ってしまった在庫商品」などが「アウトレット」として販売されています。店舗やネット通販などで販売されており、定価よりも安く売られています。
- メリット
高級ブランド物を定価より安く手に入れることができます。以前誰かが使っていた中古品というわけではないので、安心して購入・使用することができますね。 - デメリット
アウトレットの店舗等で売られている商品の中には「アウトレット専用」の商品があります。ブランド物の型落ち等とは違って、原価が安いため品質が劣り、価格相当の商品となっています。アウトレットで購入する際は、商品を見極めることが大切です。
リサイクルショップで購入
中古販売の店舗に行って、直接商品を見て購入する方法です。
- メリット
実際の商品を目で見て触って確かめられるため、中古品でも想像通りのものが安く購入できます。気になる点があれば店員さんに相談することも可能なので、あとからトラブルになりにくいでしょう。 - デメリット
フリマアプリとは異なり、欲しい商品を自分の手で探す必要があります。手間と時間がかかり、欲しい商品を見つけることができなかった場合は無駄足になることも。
ベビー用品のレンタルサービス
「ナイスベビー」「ベビーレンタ」「かしてネッと」など、ベビー用品のレンタルサービスもおすすめ。一定の期間だけ使用したい場合や兄弟の計画がない場合は、買うよりレンタルのほうが安くつくこともあります。
- メリット
処分や置き場所など、使わなくなった場合のことを考えなくてよいので便利です。良い商品をレンタル価格で使用できるため、お財布にも優しいでしょう。 - デメリット
予定よりも長く使いたくなった場合、すでに次のかたへ予約されているなどで延長ができないこともあります。延長できたとしても、「買ったほうが安くついたかも……」なんてことがある可能性も。
2. ネットでベビー用品を買う前に知っておくことと選びかた
ネットでの購入は便利な反面、実際に手に取ってみることができないので失敗も多くなりますよね。とくに赤ちゃんや子どもが使う場合は、商品選びも慎重にしたいところです。ベビー用品の選びかたのポイントや知っておくことについてご紹介します。
ベビー用品の選びかたのポイント
- 子どもの身長や体重・体格に合っているか「サイズ」をチェック
ネットでは現物を見ることができないため、商品の規格や情報から想像することしかできません。子どものサイズを計ってから、商品のサイズや大きさをチェックしてみましょう。また、置きたい場所におけるかなども要チェックです。 - ベビー服は素材をチェック
赤ちゃんは新陳代謝が活発で敏感肌なので、ベビー服は吸湿性・通気性に優れた綿100%のものを選ぶようにしましょう。更に糸の太さや編みかたで、手触りや厚さなども変わってきます。ネット通販では触って確かめることができないので、以下を参考にして選んでみてください。・フライス(伸縮性・通気性抜群。オールシーズンOK)
・ガーゼ(通気性・吸汗性抜群。春~夏におすすめ)
・天竺(通気性がよく、さらっとしている。春~夏におすすめ)
・パイル(吸水性と保温に優れているタオル素材。夏は汗取り、冬は保温に)
・スムース(保湿性に優れていて、少し厚みがある。秋~冬におすすめ)
・ニットガーゼ(肉厚で伸縮性があり温かい。秋~冬におすすめ)
・ニットキルト(伸縮性と保温性でひときわ温かい。冬におすすめ) - 命に関わるものは「安全基準」が認められているもの
ベビーカーや抱っこひも・ベビーベッドなどは、使用を一歩間違えれば「命」に関わることもあります。そのような商品を購入する場合は「SGマーク」のついたものを選ぶと安心です。SGマークというのは、厳しい安全基準をクリアした証です。さらにSGマークには、1億円を限度とする対人賠償保険がついています。考えたくないことですが、SG製品の欠陥により人身事故が起きた場合には、「一般社団法人製品安全協会」が対応してくれるそうです。それほど、安全性を重視しているということですね。チャイルドシートの場合は、道路交通法で使用が認められている「Eマーク」がついたものを購入しましょう。
インターネット通販ではEマークのない「未認証チャイルドシート」が販売されていた事例があるそうです。国土交通省の検証によると、Eマークのない商品は国の安全基準に適合していなかったそうです(詳しくはこちら)。
大切なお子さんを守るためのものなのに、安価な商品ではその機能が備わっていなかったとなると、意味がありません。命に関わるベビーグッズに関しては、安全基準が認められるかどうかを必ずチェックしましょう。
子どもグッズを安く買う方法はたくさんありますが、その中でも「良いもの」を見極めることが重要です。安いからといって購入しても、実際使ってみたらすぐに使えなくなってしまうこともあります。
「安物買いの銭失い」となってしまわないためにも、いつも以上に吟味して購入することをおすすめします。
出典:
国土交通省「お子さまの安全を脅かす未認証チャイルドシートにご注意!」
一般社団法人製品安全協会「SG制度のねらい」
ベルメゾンネット「ベビー服の選び方」