“おしゃぶり”の選び方ポイントとおすすめアイテム5選

夫婦アイテムレビュー

おしゃれなおしゃぶりがたくさん市販されています。いつから使うべきなのか、メリットやデメリットはないのか、いろいろと疑問に思っているママも多いのではないでしょうか。おしゃぶりの使い方や商品選びのコツなどをまとめました。

“おしゃぶり”とはどんなもの?

おしゃぶりとは、赤ちゃんの口にくわえさえ、しゃぶらせるための育児用品。乳首型をしているのが特徴で、泣きじゃくる赤ちゃんを静かにさせるための道具としてよく用いられます。泣くのをやめさせるだけでなく、指しゃぶりを防ぐ目的や、おしゃれのためにくわえさせることもあります。

素材は、多くの場合、ゴム製もしくはプラスチック製です。乳首に似せた部分と、飲み込むのを防ぐためのシールドと持ち手が付いているのが普通です。

おしゃぶりは、赤ちゃんのスムーズな入眠を助けたり、ぐずったときに静かにしたりと、いろんなシチュエーションで育児をサポートしてくれる便利なアイテムです。ところが、日常的に使い続けると、おしゃぶりをしていないと寝つかない、落ち着かないなどの弊害が出てしまう恐れがあるといわれています。次項では、気になるおしゃぶりを使うことのメリット・デメリットについて解説していきましょう。

 

おしゃぶりを使うメリット・デメリットは?

赤ちゃんがすぐに泣きやんだり、機嫌がよくなったりすることがおしゃぶりを使う主なメリットとして挙げられます。おしゃぶりを使うことでリラックスするためだと考えられています。

また、指しゃぶりをやめさせることもおしゃぶりを使うメリットの一つです。本来、赤ちゃんは母乳を飲むことで栄養を補給するため、本能的に乳首ないしは乳首状のものをしゃぶろうとする傾向があります。そのため、指をしゃぶる癖がある赤ちゃんが少なくありません。ところが、指しゃぶりをすると、手や指から感染症を引き起こす可能性がある雑菌やウイルスが体内に取り入れられる恐れが指摘されています。おしゃぶりを与えることは、赤ちゃんに指しゃぶりをやめさせるのにとても効果的です。

鼻呼吸をサポートするのもおしゃぶりを使う利点です。おしゃぶりと使うと口をふさぐことになるため、口での呼吸ができなくなり、必然的に鼻呼吸できるようになるというのです。赤ちゃんが口呼吸をしていると、口腔内が乾燥してしてしまい唇がカサカサになりやすいといわれています。また、鼻呼吸することで喘息やアレルギーにかかりにくくなるといわれています。

乳首ではないものを口に入れることで、ものの形や特徴さらには自分の体について学んでいくという指摘もあります。食べることの練習を始めることにもなるため、赤ちゃんがおしゃぶりなどを使うことは、発育の面でも有利だというわけです。

赤ちゃんの突然死のリスクを軽減するという驚きの効果があることもわかっています。

ただし、おしゃぶりを使うことにはデメリットもあるとされています。1989年3月、産科施設とそこで働く職員に向けて、WHOとユニセフが共同で「母乳育児を成功させるための十か条」を発表。そのなかで、

母乳で育てられている赤ちゃんに人工の乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう
「母乳育児を成功させるための十か条」より引用

と訴えかけています。これ自体はママたちが赤ちゃんを母乳で育てることを促すためのメッセージですが、おしゃぶりを新生児に与えてしまうと、母乳を飲まずにミルクばかりを飲むようになる傾向が指摘されているのです。

また、おしゃぶりは歯並びを悪くする原因になるともいわれています。日本小児歯科学会の「小児科と小児歯科の保健検討委員会」はおしゃぶりを使うと不正咬合が高い頻度で見られ、とくに長期間にわたって使用し続けるとその傾向がさらに増すと報告しています。

おしゃぶりは、パパやママとのコミュニケーション不足の原因になることもあります。おしゃぶりを与えるとすぐに泣きやんでしまうということは、手間が省ける一方、赤ちゃんがどんな気持ちでいるのかを考えたり、あやしたりする機会がなくなってしまうということでもあります。また、会話を始める1歳から3歳ぐらいの頃におしゃぶりをしていれば、赤ちゃんは口をふさがれている状態です。話すチャンスが奪われ、パパやママとのコミュニケーションは自ずと減ってしまうというわけです。

おしゃぶりの使用する際は、メリット、デメリットの双方をよく考え合わせながら、十分な注意が必要といえるでしょう。

 

おさえておきたいおしゃぶりの選び方ポイント

おしゃぶりを選ぶ際のポイントは次の5つ。順に解説していきます。

  • 赤ちゃんの月齢に応じて選ぶ
  • 素材で選ぶ
  • 鼻呼吸を促進したり不正咬合を防ぐサポート機能で選ぶ
  • メンテナンスがしやすいものを選ぶ
  • 使用する哺乳瓶と同メーカー品を選ぶ

生後すぐに使う場合は、小さな口でも吸いやすいものを選ぶ必要があります。また、生後3ヶ月から6ヶ月ごろに使うのであれば、あごの力や吸う力に見合ったものを選びましょう。生後6ヶ月から18ヶ月頃になると、乳首部分が大きくて硬いものが適合しやすくなってきます。また、卒乳を考えたものを使う時期でもあります。

素材もおしゃぶり選びのポイントになります。乳首部分の素材は大きく、シリコンと天然ゴムとに分けられます。シリコンは、簡単にお手入れできるのがポイントです。また、洗浄を繰り返しても劣化しづらいというメリットもあります。ただし、使い続けても唇や舌に馴染んでくることが期待できません。天然ゴムは、口にフィットしやすいのが特徴。使っているうちにより唇や舌に馴染んでいきますが、傷みやすいというデメリットがあります。

鼻呼吸をサポートしたり、歯並びが悪くなりにくいように形状が工夫されたりしたものなど、赤ちゃんの健全な成長を支える機能を備えたものを選ぶのもおすすめです。

赤ちゃんが口に入れるものですから、メンテナスのしやすさも大切です。いつも清潔に保つために、洗ったり消毒しやすい形状のものを選ぶとよいでしょう。一般的に、おしゃぶりは煮沸のほか、薬剤や電子レンジを使って消毒します。ものによっては電子レンジが対応不可だったり、薬剤が使えなかったりします。扱いやすいものを選びましょう。

赤ちゃんが使い慣れているものを選ぶという意味では、使用する哺乳瓶と同メーカー品を選ぶという方法もあります。乳首部分の素材や形が変わると、赤ちゃんが混乱してしまう場合があります。おしゃぶりをくわえさせたときの赤ちゃんの様子をよく観察しながら選ぶとよいでしょう。

 

おしゃぶりのおすすめアイテム5選

おしゃぶりにはいろんなタイプがあって、たくさんの商品がありますが、なかでも素材にこだわったものや扱いが楽なものに人気が集まっています。とくにおすすめの5点をピックアップします。

100% 天然ゴム ラテックスおしゃぶり ヒーヴィア

デンマークのメーカーのもので、赤ちゃんにやさしい天然ゴム製です。シールド部分もやわらかいので体を傷付ける心配がなく安心。デザインもおしゃれで天然素材にこだわりたいという方におすすめ。


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フィリップス Avent Soothie Pacifier おしゃぶり

ユニークな形状ですが、赤ちゃんのリラックス効果が高いと評判。半透明なので、赤ちゃんの口のなかを見ることができます。シリコン製です。


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チュチュベビー 蓄光デンティスター

ドイツで開発されたおしゃぶり。前歯やアゴに力が入りすぎないように形状が工夫されています。おしゃぶりを使うことで歯並びが悪くなるのを心配されている方におすすめです。蓄光するので、夜間でも外れていればすぐに気が付きます。シリコン製です。


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ヌーク NUK おしゃぶり ジーニアス2.0

よだれを逃がしたり、舌の動きを邪魔しないように形状が工夫されています。乳首部分には空気が通る仕様で、やわらかいのが特徴。水洗いするとなかに水が入ってしまうことがあるので、きちんと水切りしてから使用してください。シリコン製です。


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レック AN おしゃぶりセット(アンパンマン)

クリップ付きで、落下しにくいので扱いやすいのも特徴です。持ち歩きに便利なホルダーが付き。電子レンジで消毒できるのでお手入れも簡単です。


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まとめ

おしゃぶりを使う期間は、新生児から2歳半程度まで。あまりに長いとデメリットが出てきてしまうので注意が必要です。商品を選ぶときには、対象月齢をチェックして、素材やサポート機能にも着目したいところ。お手入れのしやすさも大切です。赤ちゃんが快適に使えるおしゃぶりを選びましょう。

 

参考:
オムロン 『実は危険な口呼吸』
日本経済新聞朝刊(2012/1/11) 『花粉症に強い体に ポイントは口呼吸』
NPO法人食品と暮らしの安全基金 『おしゃぶりが危ない』
日本小児歯科学会 『おしゃぶりについての考え方』

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