写真の撮りかた講座 第10回

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

夫婦のお悩み解決コラム

少し肌寒く気持ちの良い季節になってきました。秋晴れの日は澄んだ空をちょっと見上げて、カメラに収めてみませんか?

 

「空を撮ろう」と思ったら、その変化を1日楽しむつもりで過ごしてみてください。朝の空、昼の空、夕方の空、空はいろいろな表情を見せてくれます。風によって雲の位置は変わり、太陽の光のあたりかたで雲はドラマチックに。

 

空を撮るときに注意したいのは、明るすぎる写真にならないこと。雲は白いので、写真が明るすぎると白飛びをしてしまいます。雲のディティールがなくなると魅力は半減。そんなときは、露出補正で-補正を行いましょう。少しアンダーに撮ると空の色味が濃くなります。

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

 

狙う時間は朝か夕方! 色の変化を楽しんで

一番迫力のある空は朝焼けと夕方の空ではないでしょうか? 空の色の繊細なグラデーションを楽しむことができますし、雲に隠れた太陽の光が後ろからさしてくると、少し幻想的な雰囲気に。

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

 

朝焼けは日の出30分前くらいがベストタイミング。夕暮れの空は刻一刻と変化しますので、1時間前くらいには撮る場所を決めておくと慌てないで済みます。

 

三脚が使えるなら、絞り優先(Aモード)で絞りをF8~にするとピントがしっかり合いシャープな印象に。雲のまわりの光が明るく飛ばないように少し暗めに撮影するのがコツです。手持ちで撮影する場合はISO感度を上げて手ブレを防ぎましょう。

 

町並みも一緒に入れ込むと、暖かく懐かしい雰囲気に。この場合、建物が真っ暗にならないように、日が落ち始めるころの時間を狙うのがおすすめ。空の色の美しさと町並みのディティール、その両方が見えるとステキです。

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

 

目の前の空はドラマチックなのに、シャッターを押して出来た画像を見ると…「思ったより地味?」。実はオートホワイトバランスだと、カメラが色を自動的に補正して赤味が軽減されてしまうのです。

 

そんなときはホワイトバランスを調節して色の迫力を取り戻しましょう。ホワイトバランスを「曇り」や「日陰」モードに。赤やオレンジが強調され、見た目に近い空が再現されます。

 

日が暮れて月が出てきた空も味わい深いものがあります。

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

 

このとき注意したいのは、空の色味がまだ残っている時間帯を狙うこと。空が暗すぎると、月と空の明暗差が大きすぎて綺麗に撮れないことも。

印象的な空、雲を見つけてみよう!

空を見ると季節がわかります。夏は入道雲や積乱雲。秋はいわし雲やうろこ雲、さば雲など。写真の季語になるような雲を入れると、手持ちのアルバムにも広がりが出ます。

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

 

雲だけでなく建物なども画面に入れこむと、雲の迫力が強調され面白い写真になります。

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

 

広がりのある空の写真はステキですが、たまには切りとられた空を撮るのも面白い。室内にいてもふとした隙間に空を感じることができます。

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

 

切りとられることによって明暗や色のコントラストができ、印象的な写真に。

 

空も雲も出会い。一期一会の喜びがあります。ひとりはぐれてしまったような雲、そんな空風景も見る人の心を和ませます。

秋の散歩に…カメラで空を撮ってみよう! 

 

大きくてきれい過ぎる空はとらえどころがなく、つい漠然とシャッターを押してしまいがち。散漫な写真になりやすいので、沢山ある雲のなかから「あの雲を主役にするぞ」とお気に入りの雲を見つけて撮ると、画面が引き締まりますよ。

 

今日しか会えない空を見つけに、週末は空を撮りに出かけてみませんか?

 

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