夫のための心理学

妻のゴーレム化を防げ!「ピグマリオン効果」で妻の優しさ”最大化”戦略

結婚してから妻が怖い、夫婦喧嘩も絶えない…日々の夫婦生活で、そんな課題を抱えていませんか? 今回は悩める世の旦那様たちのために、「ピグマリオン効果」を使って妻の優しさを取り戻す方法について考えてみたいと思います。

ピグマリオン効果とは教育心理学において「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」という心理的行動のこと。もともと教師の期待によって学習者の成績が向上する実験から提唱されたものですが、夫婦のコミュニケーションにも活用できるんです。

 

優しさブーストのヒント「ピグマリオン効果」とは

成績の良い営業マンは、褒め上手であることが多いと言われています。褒められると多かれ少なかれ嬉しくなったり、モチベーションが上がり、相手を気遣う心の余裕も生まれます。

1964年に米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールが主張したピグマリオン効果は、別名「教師期待効果」、「ローゼンタール効果」などとも言われます。

褒めて期待をすることで相手は期待されたことを意識し、その期待に応えようとして成果に近づく傾向があるという心理的行動がこのピグマリオン効果。「褒める」ことによるコミュニケーション円滑化の裏付けというわけです。

 

ピグマリオン効果の活用例

では実際、悩める世の中の旦那様のために、ピグマリオン効果を使った事例と活用シーンを考えてみます。なお、人名に特に意味はないのであしからず。

 

妻に優しくいて欲しい場合

「サザエはいつも優しいよなあ」

「サザエの優しいところが好きだな」

 

お小遣いが欲しい場合

「タイコはいつも気前がいいよなあ」

「タイコって、なんだかんだで夫の趣味に理解があるよね」

 

夜遅いのを許して欲しい場合

「イクエはなんだかんだで(夫の)仕事に理解があるから感謝してる」

「イクエはいつも心が広いよね」

 

このような感じで、日々の生活でさり気なく相手の良いところを褒めながら伝えれば、相手も悪い気はしないはずです。

 

期待しないとますます悪くなる「ゴーレム効果」も!?

逆に相手に対して悪い印象を持って接することが要因で、結果として悪い成果が出てしまうことをゴ―レム効果と呼びます。

相手に悪い印象を持っていると、お互いにモチベーションが下がり成果が落ちてしまいます。日々のすれ違いや喧嘩が絶えないことからゴ―レム効果に陥ってしまってはいませんか?

ゴーレムとはユダヤの伝説にある意思のない泥人形のこと。悪い印象を持つことでお互いの心が離れてしまい2人ともゴーレムになってしまう前に、ピグマリオン効果を試してみてはいかがでしょうか。

ただし「褒める」ことを意識するあまり、露骨にお世辞を言うのは逆効果になってしまう可能性大。褒める際は自分が本当に「良い」と思っているところにするのがポイントです。

うまく活用することで家庭内にポジティブなコミュニケーションの輪が生まれるかもしれませんよ。