妻の怒りから身を守れ! 家庭内サバイバル術

「正直めんどくさい」が本音…なぜ妻は家事の分担を主張するの?

夫婦のお悩み解決コラム

家族のために働き疲れ切って帰宅すると、なにやらイライラしている妻。一日働いたことへのねぎらいの言葉もなく、「少しくらい家のことや子どものこと手伝ってよ!」と言われてしまう。

 

「夫婦共働きならまだしも、専業主婦の妻が家事全般をやるのは当然では?」と思ってしまうものですが、そんなことを言っては喧嘩になるのは明白です。なぜ妻は家事の分担をこれほどまでに主張するのか……。その理由と、夫がやるべき家事について考えてみました。

 

なぜ専業主婦の妻が家事を全部やらないの?

夫は外で働き、妻は家を守るもの。かつて存在していた日本の夫婦のありかたは、男女平等、共働き、核家族化などの社会現象とともに薄れつつあります。1日中外で働く夫にしてみれば、家事をこなすことくらいたやすいことと思ってしまいがち。しかし「家事や育児は結構な労働である」ことを忘れてしまうと妻の地雷を踏むことになるんです。

 

朝、妻は自分のことは二の次に、夫や子どものために朝食と弁当を作り、その間に子どもの世話。会社や幼稚園に家族を送り出した後は、朝食の後片付けに掃除、洗濯。パートタイマーで働く場合は一息つく間もなく出かけなければなりません。

 

午後は夕飯の買い物にクリーニングの引き取り、銀行や役所に用事があることもあります。子どもを迎えに行き、帰宅後は夕飯作り。子どもが散らかしたおもちゃを片付け、子どもをお風呂に入れたり、アイロンをかけたりしている頃には疲れもピーク。そんなときに夫が帰宅したら「あなたも少しくらい家事を手伝ってよ!」と言いたくなるのも仕方ないのかもしれません。

 

気づいてた?  GWも夏休みもない専業主婦の実態

そうは言ってもやっと迎えた週末。「休日くらいはゆっくり休ませてくれよ」というのが夫の本音ですよね。時間を気にせずゆっくり寝ていたい、ソファに横になってテレビを見ながらダラダラ過ごしたい……。

 

でも、実は妻にはそんな休日もないのです。お正月やゴールデンウィーク、お盆休みも家族のご飯は作らねばならず洗濯物も必ず出ます。これってよくよく考えてみるとみるとかなり過酷ではないでしょうか? 企業に置き換えれば、無休で働くという実態は立派なブラック企業です。

 

夫の仕事が外に向けられているのに対し、主婦の仕事、つまり家事は内側に向いています。仕事への不満や愚痴を同僚に話すことができない妻。その矛先が夫に向けられるのは、ある意味自然なことかもしれません。家庭という小さなコミュニティのなかで家事と育児の両方をひとりでこなしていると「どうしてわたしばっかり……」と徐々にイライラが募り、不満の解決方法として「家事の分担をしよう」に行き着くのではないでしょうか。

 

負担の軽い家事をして「参加している感」を出そう

では、世の夫たちはどのように「家事の分担」を受け入れているのでしょう。アンケートデータライブラリ「MyEL」の 家事に関するアンケート調査(第3回)によると、男性が普段行っている家事の上位は「ゴミだし・分別」「食品の買い物」「日用品の買い物」「風呂掃除」「食後の食器を洗い場に運ぶ」などとなっています。それに対し、女性の上位は「食品の買い物」「料理、食事の支度」「洗濯物を干す」「洗濯物をたたむ」「洗濯物をしまう」など。

「正直めんどくさい」が本音…なぜ妻は家事の分担を主張するの?

 

もともと家事能力が高い女性は、料理や洗濯などある程度スキルを必要とする家事を積極的にこなす傾向にあります。しかしこれらを普段の仕事にくわえ、夫がやるとなるとかなり大変。データからも、夫は負担の軽い家事で分担に協力する姿勢をみせていることがうかがえます。お風呂のお湯張りや食器洗い、洗濯物たたみなど、毎日の「ちょっとだけお手伝い」で妻が休める時間を10分でも作れたらイライラは解消するのかも。

 

また、土日のうち土曜だけ妻の代わりに家事や育児を引き受けてみるのもおすすめ。それが1ヶ月に1回程度でもかまいません。大切なのは「妻への気配りをしている姿勢」です。「今日は俺がやっておくから、美容院でもゆっくり行ってこいよ」「友達と昼でも食べてきたら?」の一言が、妻の満足度を高めてくれます。そのヒトコトで、あなたは家事や育児に積極的に参加してくれるできた夫と認識されるようになるはず!

 

家事の分担を上手に受け入れ協力する姿勢をみせれば、妻のイライラは意外とすんなりやわらぎます。家庭円満の秘訣は妻の機嫌を損ねないこと。妻の笑顔と自分の心の平安を守るためにも、まずは今日の夜に軽い家事の分担から手伝ってみてはいかがでしょうか。