データで覗き見 セキララ隣のご夫婦

離婚率が1番高いのは何県? 統計結果から考える離婚防止のコツ

夫婦のお悩み解決コラム

現代は離婚率の高い時代といわれます。「バツイチはモテる?」「未婚よりはバツイチ」そんな話題が出るほど「離婚をする」ことも一般的になってきたのではないでしょうか。

では実際の離婚率はどれくらいなのか? 全国どのエリアでどれくらいの年齢層が多いのか? そんな離婚にまつわるデータをチェックしてみましょう。

 

意外な結果? 離婚率の高い県と低い県のランキング

厚生労働省が発表している「平成27年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、全国の離婚率(人口千対)は1.80となっています。まずは都道府県別の離婚率から見てみましょう。

 

離婚率の高い県

1位:沖縄 2.53
2位:宮崎 2.10
3位:北海道 2.09
3位:大阪 2.09
5位:福岡 1.99

離婚率の高い県はバラエティに富んだランキング。北は北海道から南は沖縄まで幅広く、都市部・地方を問わない結果に。これだけを見るとちょっと共通点は見えにくいですね。というわけで次は離婚率の低い県を見てみましょう。

 

離婚率の低い県

1位:山形 1.35
2位:新潟 1.39
3位:富山 1.40
4位:石川 1.49
5位:秋田 1.50

こちらはよく見ると共通点が見えてきます。エリアは様々であるものの気候条件が厳しく、特に冬の厳しい県が上位という傾向が見られます。

 

離婚はどの世代に多いのか? 本当に多いのは若年層

続いてはどの年齢層で離婚が起きているかを見て見ましょう。下記のデータは同居期間別離婚件数の推移です。

離婚率が1番高いのは何県? 統計結果から考える離婚防止のコツ

離婚件数の割合として一番多いのが同居期間5年未満。10年未満まで広げると52.5%、つまり半数以上を結婚10年未満の夫婦が占めることがわかります。2015年の平均初婚年齢は男性31.1歳、女性29.4歳。一概にはいえませんが、主に若年層に離婚が多い傾向がうかがえます。

世間では熟年離婚(結婚20年目以降の離婚)が増えたと言われています。確かに結婚20年目以降の離婚は増えつつありますが、現実的には「熟年離婚」にあたる世代は人口のボリュームゾーン。件数ではなく「離婚率」という見方をすれば特別に多くはなく、むしろ「結婚してすぐ」の若年層に離婚が多いと見てよいでしょう。

 

離婚せずに結婚生活を続けるために必要なこと

離婚には様々な要因があります。性格の不一致、異性関係などパーソナルな要因から、女性の社会進出やおひとりさま文化の成熟など社会的な要因も考えられます。

今回のデータで見られたのは「雪国など気候条件の厳しいエリアで離婚率が低い」「若年層で離婚率が高い」という傾向。ここから離婚防止につながる要因を推察すると、必要なのは「我慢強さ・許容力」ではないでしょうか。夫婦が生活を続けていくには、ある程度の我慢や未熟な自分を卒業して相手を許容する力が必要なのかもしれません。

また「助け合うことの必要性」についても考えさせられます。気候条件の厳しい場所では助け合いが必要になりますし、一般的には年齢を重ねることで子供を持つ・家を持つなど助け合って取り組むことが増えます。そんな「助け合い協業する必要性」が強い夫婦ほど、離婚しにくい傾向にあるのではないでしょうか。

お互い少し大人になって、夫婦共同で助け合って取り組むことを見つけることが、夫婦円満の秘訣かもしれません。