妊娠した妻への向き合い方

妻の妊娠、職場へはいつ、誰に報告すべき?

夫婦のお悩み解決コラム

妻のお腹に新しい命が宿ったことを知ったとき、あまりのうれしさにすぐにでも両親や友人に報告したいと思ったはず。だからといって、勢いですぐに報告してしまうのは少し危険かもしれません。また夫は妻のサポートのために早退や休暇を取る可能性がありますので、職場への報告は必須です。今回はそのタイミングについて考えてみましょう。

 

妻の妊娠、誰に、いつ、報告すべき?

妻の妊娠はふたりにとってとてもうれしいことです。夫婦で喜びを分かち合ったなら、両親への報告は妊娠がわかった時点でするのが一般的です。また、妻側は親しい友人には両親と同じタイミングで知らせることも。すでに出産経験のある友人からのアドバイスを受けたり、出産準備の情報交換もできたりすることがその理由のようです。

妻が仕事をしている場合は、悪阻(つわり)や定期検診などで会社を休むことを考慮し、妊娠がわかったと同時に上司に伝えることもあるようです。

ただし出産をするのは妻とはいえ、夫も職場へ報告する必要があります。では、職場への報告はどのタイミングがベストなのでしょうか? 2つのタイミングを具体例とともにみていきましょう。

 

報告するタイミングの例

1. 安定期に入る妊娠5ヶ月頃

妊娠が順調な場合、安定期に入る妊娠5ヶ月頃に報告するのが望ましいでしょう。理由は、妊娠4ヶ月までは流産のリスクが高い時期だからです。考えたくないことですが万が一、妊娠が継続できない状態になったとき、すでに妊娠の報告をしていた場合は流産の事実も伝えなければなりません。ただでさえ辛い現実を周囲の人に知られるのは、妻はもちろん夫にとっても辛いこと。流産の心配が少なくなる安定期に入ってから報告するようにしましょう。

2. 妊娠初期4ヶ月頃まで

妊娠4ヶ月までは、悪阻(つわり)の症状が出やすい時期です。人によっては食べ物を受け付けず、食べてもすぐに戻してしまうこともあり、症状によっては入院になることも。その場合、妻をサポートするため仕事をセーブし、兄弟や姉妹がいる場合は早退をして保育園の送り迎えをするなど、職場の協力が必要になることが予想されます。このようなときは妊娠初期の段階で報告をし、上司や同僚の理解を得るようにしましょう。

また、報告する際は直属の上司と静かな場所で話すのがベスト。内容は現在の妊娠期間と妻の体調、出産予定日のほか、早退や休暇の可能性があることを話します。最近では育児休暇を申請する夫も増えていますので、考えている場合はこのタイミングで相談するとよいでしょう。

 

報告のタイミングは妻と相談の上で

妊娠中はホルモンバランスの乱れから、気分の浮き沈みが激しく情緒が不安定になりやすいといわれています。そんな状況で自分に何の相談もなく、職場や周囲に報告したと知れば、妻は「勝手に報告をした」と、憤りを感じるかもしれません。友人やご近所さんにまで妻に相談することなく話してしまうのは避けるべき。

職場に限らず、いつ、誰に報告するかは、妻とよく相談してから決めると良いでしょう。

妊娠中は精神的にも肉体的にもデリケートな時期。そんなとき、妻にとって誰よりも頼りになるのは夫です。職場への妊娠の報告は妻をサポートするためにも、社会人としても必要なこと。妻とよく相談し、ふたりにとってベストなタイミングで報告をしましょう。