共働き子育て探求

共働きで幼稚園を選んだ理由と実際に使ってみてわかったこと。

夫婦のお悩み解決コラム

一般的には「共働きといえば保育園」というイメージがありますが、なかには幼稚園を選ぶ家庭もあります。待機児童問題、通わせたい幼稚園があるなどその理由は様々ですが、共働き家庭が幼稚園に通わせる場合、ぶつかりやすい壁があることも事実。では、その壁とは何なのでしょうか。

 

共働きで幼稚園を利用している我が家

まず筆者の家庭環境からご紹介しますと、我が家は夫(フルタイム会社員)、私(在宅ワーカー)、娘5歳、息子2歳という家族構成。保育歴はというと、娘は認可保育園A(1歳~)→認可保育園B(2歳半~)→幼稚園A(3歳~)→幼稚園B(4歳半~)。

現在、娘は幼稚園Bの年長児。なぜこんなに落ち着きなく転園しているのかというと、我が家は転勤族家庭。娘が生まれてから二度の転勤があったからなんです。

そして現在住んでいるのは、いわゆる保育園激戦区。夫婦ともにフルタイム会社員でも待機児童になってしまった、という人がいる環境です。在宅ワーカーではとても希望の園に通るまいと考え、幼稚園を選択したという経緯があります。

 

保育園か幼稚園かより園の環境で選ぶ

一概には言えませんが、現在「保育園」と「幼稚園」の垣根は低くなっているように思います。預かり保育が充実している幼稚園もあれば、特色ある教育が受けられる保育園も。そのため「保育園か幼稚園か」で選ぶよりは「その園がどんな環境か」を見極めることの方が何倍も大切です。

そんな前提の上で一般的に共働き家庭が感じやすい「幼稚園の壁」を挙げると、長期休み、お弁当づくり、役員やクラスの係、行事ごと。このあたりがネックになってくる部分でしょう。最低限、これらの問題をどう乗り切るかは要検討です。

幼稚園を選んで困ったこと

我が家の場合、私が在宅ワーカーのため時間の融通は効きやすいですが、困ったことはありました。たとえば、早朝保育や延長保育など制度じたいは充実していても、長期休みには利用する子どもが少なく、子ども自身が行くことを嫌がりました。また、クラスの係や行事ごとは基本的に平日の活動が多め。そして、そのための打ち合わせやクラスの親睦会なども、平日の設定が多いです。お弁当は……ただただ、気合いで作ります。

降園後の遊びの約束や、お迎えのときのママ同士の談笑も悩みやすい部分かもしれません。我が家は延長保育を利用する日が多く、それゆえに通常時間にお迎えに行くと「久しぶり」の連発です。「レアキャラ」と呼ばれ続けてはや年長……。寂しさを感じることがないといえば嘘になります。

利用した幼稚園は両園とも、早朝・延長保育を駆使すれば、保育園と変わらないくらいの保育が受けられる園。ですが実際に通わせてみると「基本的に共働き家庭向けの場所であるかどうか」は思いのほか大きいのだな、というのが率直な感想でした。ハード面は要件をクリアしていてもソフト面ではちょっとぎこちない、という感覚でしょうか。

 

幼稚園の場合、結局は「共働き家庭が多いかどうか」に尽きる

一口に幼稚園といっても、娘の通った2園を比較すると幼稚園Aは共働き家庭が少なく、幼稚園Bはクラスの3分の1くらいが共働き。

幼稚園Aでは延長保育に行き渋っていた娘ですが(クラスに2名しかいない、と)幼稚園Bでは延長保育がレギュラーの子が何人もいて、子ども自身が過ごしやすそうでした。また、送り迎えにはパパの姿も多く、ランチ会なども都合がつくときだけ参加(働いているママが多いと、出席率もプレッシャーになるほど高くはない)……という、ほどよい距離感で過ごしやすく感じました。

共働き家庭が多ければそれなりの仕様になるのだな、というのが個人的な感想です。

園選びは難しいもの。結局は家庭による、夫と妻の就業状況による、子どものタイプによる、そして園のタイプによる、千差万別の選択がそこにはあるのだと思います。

月並みではありますが、しっかり「メオトーク」して、それぞれにぴったりの場所を選ぶことが何より大切なこと。ぜひ、後悔のない選択を!