共働き子育て探求

共働き夫婦が「幼稚園」を選ぶメリットとデメリット

以前は、働くママは保育園に子どもを通わせるケースがほとんどでした。その理由として、幼稚園に比べて保育時間が長いことにあります。そのため共働きの場合「幼児の通園=保育園」と考える人が多いのですが、共働きでも幼稚園に預けている家庭も少なくありません。

「それってできるの? 大変じゃないの?」と驚かれるかもしれませんが、最近では社会の変化に伴って、幼稚園でも保育時間を延長させるなど共働き家庭の事情も考慮した仕組みが増えてきているようです。幼稚園も選択肢に入れられたら「絶対、保育園見つけなきゃ」というママ達のプレッシャーから少しだけ解放されるかもしれません。

共働きでも行かせたくなる、幼稚園通園のメリット

サービスが充実している所もあるとはいえ、保育園と比べるとまだまだ幼稚園は共働き家庭にとってハードルが高い部分も多いもの。それでも幼稚園に通園させるメリットには、次のような点が挙げられます。

幼稚園のメリット

  • 超人気の幼稚園以外は比較的入りやすい。
  • 1クラスの人数が多く、いろいろな刺激を受ける
  • 園によって保育後の習い事が充実している
  • 送迎バスがある
  • 住まいから近隣の幼稚園の場合、同じ小学校に行く子がいるので、親子共に安心

未就学児の習い事は、レッスン時間が15~18時くらいに設定されていることが多く、仕事をしていると「毎週通わせるのは難しい」と諦めてしまうことも。でも、幼稚園で保育後に習い事がそのままできたら送り迎えの負担がなく、ママは助かること間違いなしです。

また幼稚園は「学校教育施設」なので、「教育」に特色を出している所もあります。「英語教育に力を入れている」「スポーツが得意」「アート活動が盛ん」などなど。子どもが保育時間に楽しく学べるのは魅力的ですよね。

 

共働き家庭が幼稚園に通うことのデメリット

次に、共働き家庭にとっての幼稚園のデメリットを考えてみましょう。逆に、このデメリットの対策を講じることができるのなら、幼稚園でも大丈夫ということになりますよね。

幼稚園のデメリット

  • 保育時間が短い
  • 長期休暇がある
  • 行事や保護者会などが平日
  • 昼食がお弁当の園もある

多くの幼稚園は、9時ごろに始まり14時くらいまでの保育時間です。フルタイムで働く共働きだと、子どもの送迎をして自宅で面倒を見てくれる人がいる場合以外は、延長保育を利用することになります。何時まで預かってもらう必要があるか、その費用がいくらかかるかシミュレーションしてみましょう。

その他、幼稚園を選ぶ際に考慮すること

幼稚園には季節ごとに春休みや夏休みといった長期休暇があります。その期間の預かり先が確保できるかは重要ですよね。幼稚園で夏期保育ができたり、提携の保育園などで預かり、別の保育園などに夏期の間だけ預けるなど、いろいろな手段やサービスがあります。通園を希望する幼稚園にあらかじめ問い合わせてみると良いでしょう。

また、多くの園では行事や保護者会は平日に行われることがほとんどです。会社を半休や有休を取得して参加できるか、妻だけでなく夫も参加できるかなど出席方法を夫婦で話し合っておくのも大切です。

保育園が基本、毎日給食なのに対して幼稚園は「毎日お弁当」「毎日給食」「週の半分がお弁当」など園によってさまざまです。アレルギーがある場合は除去食対応をしてくれるか、自分で作ったものを持たせる必要があるかなども問い合わせておきましょう。

 

いつ幼稚園選びを開始すればいい?

幼稚園選びのための活動、略して幼活という言葉も出てくる昨今。いつから幼稚園選びを開始すればいいのでしょうか。

幼稚園は4月入園が多く、前年秋頃に入園申し込みをします。定員を上回る入園希望者のいる幼稚園は「入園前に始まる“プレ幼稚園”に入っている子を優先して入園させる」「整理券をもらって抽選」「願書提出のために前日から並ぶ」など入園を希望するのも、人気の幼稚園では一苦労。できれば、すでに通園している子の保護者に話を聞くなど早いうちから情報収集しておきたいものです。

最近は幼稚園に限らず、保育園でも習い事など教育に力を入れている所も増えています。結果、必ずしも「保育園=保育」「幼稚園=教育」ではなくなってきています。「保育園」「幼稚園」というくくりにとらわれず、近隣の「園」をチェックしてみましょう。案外いろいろな選択肢があるかもしれません。