データで覗き見 セキララ隣のご夫婦

単身赴任に関するデータと良い夫婦関係のための5つのアイデア

会社勤めであれば4月と10月は部署や会社の組織変更の関係で人事異動が発表される季節。新たに単身赴任が決まり、遠距離生活を始めることになる夫婦のかたもいるのでないかと思います。

では、単身赴任時の生活とはどのようなものなのでしょうか。今回は単身赴任に関する調査データをもとに、単身赴任中の気になる生活費やそれにまつわる世の中の単身赴任者の状況を覗いていきたいと思います。


目次

1. 単身赴任の実態データ
-生活費
-食生活
-飲酒の増減
-単身赴任が決まった時の気持ち
-単身赴任に対する満足度
-単身赴任後に変わった点
-単身赴任を早く終わりにしたいか
-生活傾向まとめ

2. 単身赴任のネガティブな側面
-浮気が起きやすい
-食生活や健康面の悪化

3. よりよい単身赴任生活をおくるための夫婦コミュニケーション
-子どもや家族とのコミュニケーションを定期的に
-些細なことでも互いに相談するようルール化
-遠隔でもテレビ通話などで顔を見てコミュニケーションをとる
-定期的に家に戻り家族で過ごす時間をつくるように心がける


 

1. 単身赴任の実態データ

単身赴任でかかる生活費は?

単身赴任のデータと良い夫婦関係のための5つのアイデア

家賃を入れて月に1ヶ月5万以下がボリュームゾーン

単身赴任にかかる生活費は、「4万円未満」が20.9%、「4〜5万円台」が20.1%といったところ。こちらは家賃が含まれていない生活費なので、家賃を足すと全体的には10万〜13万といったところでしょうか。

家賃補助が出るケースも多くあるので一概に言えませんが、生活費は安く抑えられる傾向がありそうです。

単身赴任における食生活

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自炊をしている人が半数以上

単身赴任中の自炊頻度は、「毎日」の26.7%と「2〜3日に1回」の29.1%を合わせると半数を超える結果に。「まったくしない」という人が23.3%いるものの、6割以上は週に1回以上自炊していることがわかります。

単身赴任となると夫の健康面が心配になるところですが、意外にも食事は自分で作って食べているようです。

飲酒量

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飲酒量は傾向として増える

家族と離れて1人で暮らす単身赴任。お酒を飲む量は「変わらない」という人が38.1%いる一方で、「増えた」が33.5%と大きな比率を持っています。家族と離れて暮らす単身赴任では、飲酒が寂しさを紛らわすひとつの手段なのかもしれません。

単身赴任が決まった時の気持ち

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淡々と割り切れている人も

単身赴任と聞くと、家族と離れて暮らすため否定的な意見が多いかと思いきや以外にも「どちらでもない」が33%。

新婚や小さな子どもがいる場合、子どもが大きい場合など夫婦や家族の状況にもよるのではないでしょうか。

単身赴任に対する満足度

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満足している人が多かったという結果に

単身赴任の生活に関しては、「不満」「とても不満」は29.9%。対して「満足」「とても満足」は42.7%。自由を追い求める男性には、単身赴任はそれほど苦にならないのかもしれません。

単身赴任後に変わった点

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結果として家族の大切さに気づくケースも

単身赴任をしてみて変わったことは「生活が不規則になった」、「料理をするようになった」などが50%を越え、生活が独身時代に逆戻りしている人がいるようです。しかし「家族の大切さを改めて実感するようになった」という意見も43.7%と半数近くを占めています。

普段近くにいると見えにくいですが、単身赴任がきっかけで家族の大切さに気付くこともあるようです。

単身赴任を早く終わりにしたいか

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2/3の人は家族のもとに戻りたいと考えている

単身赴任を終わりにしたいかに関しては「そう思う」「とてもそう思う」の合計が61.4%ということから、家族のもとに戻りたいと考えている人が多くいることがわかります。

しかし「わからない」「そう思わない」「全くそう思わない」の合計が38.6%と1/3はすぐには変えたいと思っていない、というデータも。

単身赴任での生活傾向まとめ

上記の調査結果を踏まえてわかる単身赴任中の生活の傾向をまとめてみます。

  • 会社の補助で生活コストは低め
  • 自炊はしており、飲酒量が増える傾向
  • 本人は単身赴任自体には乗り気で、自由を楽しんでいるケースも
  • なんだかんだいっても早く家族のもとに帰りたいと思っている

コストも安く、結婚後は味わいにくい自由の機会を楽しみつつも、やっぱり寂しい気持ちもあるので、早く家族のもとにもどりたいと考えるようになるのではないでしょうか。

 

2.単身赴任でネガティブポイントと気をつけたい点

普段気づけない家族の大切さに気づけるようになるというデータがある一方で、単身赴任にはネガティブな側面もあります。考えられるものを挙げてみましょう。

浮気が起きやすい

夫が単身赴任で寂しさを感じ、妻のいない生活下で魔がさして浮気をしてしまうケースも多いようです。単身赴任での浮気は最悪の場合、離婚に繋がる可能性も。

食生活や健康面の悪化

お酒の量が増えることがデータにも表れていましたが、お酒と同じように喫煙が増えることも考えられます。また多少自炊をしているものの、あくまで一人暮らしの料理ですから、栄養バランスなどについては疑問が残るところ。健康状態悪化の可能性もありそうです。

 

3. よりよい単身赴任生活をおくるための夫婦コミュニケーション

離れて暮らす単身赴任。これまで以上にコミュニケーションに関して意識することで夫の寂しさを紛らわせたり、健康状態の悪化を食い止めることができるのではないでしょうか。

LINEでのやりとりはタイミングや頻度を決めておく

一番手軽なのはこまめにメッセージのやりとりをすること。些細なことでも、報告や共有をするようにしましょう。「基本的に1日1回夜に連絡する」などタイミングを決めておくとコミュニケーション不足も防げるでしょう。

子どもや家族とのコミュニケーションを定期的に

夫と妻だけではなく、子どもとのやりとりの機会に関しても定期的にもうけたいですね。

些細なことでも互いに相談するようルール化

なにか困ったことやイレギュラーなことがあったら、些細なことでも相談をするように心がけると良いでしょう。

遠隔でもテレビ通話などで顔を見てコミュニケーションをとる

現在はLINEやSkype、Googleハングアウトなどのウェブツールを使うと、ネットを通じて簡単にテレビ通話ができます。顔を見て話す機会を定期的に設けることで単身赴任による寂しさも軽減できるかもしれません。

定期的に家に戻り家族で過ごす時間をつくるように心がける

単身赴任先の場所にもよりますが、なにより大切なのは家族と直接会う時間を定期的に設けること。家族もたまの夫の帰りをこれ以上なく喜んでくれるはずです。

 

夫婦の間に物理的な距離をもらたす単身赴任は、本来一緒に過ごす夫婦という関係にとって特殊な状態なのものかもしれません。しかしデータ結果にもあるように、単身赴任を通じて家族が別々に暮らすことは、お互いの大切さやありがたみを思い返すきっかけにもなります。

ネガティブなものとしてだけ捉えるのではなく、せっかくならお互いの絆が深まるような単身赴任にしていきたいものです。