夫婦の暮らしライフハック

単身赴任で離婚リスクが高まるのはなぜ? 単身赴任が原因で離婚しないために

夫婦のお悩み解決コラム

ある日突然、夫の単身赴任が決まると赴任先と元の生活拠点の二重生活が始まります。単身赴任生活になってから夫婦の関係がギクシャクし始めて、やがて離婚という道筋を通る夫婦が少なからずいます。なぜ、愛し合った2人が離れて暮らしだしただけで破綻してしまうのでしょうか。

 

夫は放っておくと、近くにいる人に寄り添ってしまう

男性は、女性が考えている以上に甘えん坊ないきもの。普段はビシッとスーツを着て、バリバリ仕事をしていても、心の底は甘え心で一杯なのです。夫婦が一緒に住んでいるときは、仕事から帰って妻に甘えればそれで済んだのですが、単身赴任となると甘えられる妻がそばにおらず不安になってしまいます。

妻がマメに夫を気遣って「お仕事、今日もお疲れ様」「ひとりでビールを飲むのは寂しいと思って、大好物の明太子を送っておいたよ」などとメッセージを送ったりすれば「自分のこと考えてくれているんだな」と身近に妻の存在を感じられるはず。ところが「パパが単身赴任になってくれたおかげで、夜遅くに食事を作らなくて済んでラッキー♪」などと妻が夫不在の生活を謳歌。夜に友達と飲み会に足繁く出かけたり、子どもとの生活をエンジョイして夫のケアがおざなりになると、危険信号!

夫は誰も出迎えてくれない部屋でひとり、コンビニで買ったお弁当を食べながら、誰かに甘えたくて仕方なくなってくるのです。もし、そんなときに夫の身近に優しい女性がいたら……。赴任先で働く職場の女性や、残業帰りに通う居酒屋でいつも顔を合わせる女性など、寂しい単身赴任生活の愚痴を聞いてもらいながら一杯などというシナリオができてしまうと、後はもう浮気街道をまっしぐら! そして、単身赴任が終わる頃には“離婚”が現実味を帯びてくるでしょう。

 

離れて暮らしてみて、意外とそれが快適だと気付いてしまう

一緒に暮らしていた頃は、お互いにそれが当たり前の生活だったのですが、いざ離れてみるとお互いが独身に戻ったような状態になります。ひとりになって、相手のことを改めてゆっくりと考える機会を持てるでしょう。

離れてみて「やっぱり私はあの人が大切だな」「一緒にいれないのは寂しいな」と存在の大きさを再確認するのならヨシ。単身赴任中でもこまめなコミュニケーションを取るなど、お互いの大切さを日頃から確認し合っていれば、逆に夫婦の絆を深めるきっかけにもなり得ます。

ところが、残念ながら「な~んだ、ひとりのほうがラクだ」とか「誰かに合わせて暮らすって大変だったな」などと“ひとりは快適”と単身赴任を謳歌してしまうと危険信号です。いざ単身赴任から帰還して、ふたたび一緒に暮らしたときに「単身赴任中のほうが良かった……」ということにもなりかねません。そうなると、単身赴任前のような2人の生活に戻ることが難しくなってしまいます。

 

夫の単身赴任をきっかけに、妻がバリバリと働き出してしまう

なかには今まで仕事をセーブしながら働いていた妻が、タガが外れたようにバリバリと働き出してしまうケースもあります。もともと仕事が好きなタイプの女性は、こうなってしまう可能性が高い傾向にあります。

妻としては「夫が家にいないのだから、仕事に全力投球したってかまわない」と思うかもしれませんが、自分を優先して欲しい夫の考えかたは違います。「今頃どうしているだろう」「風邪でも引いていないかな」と、離れて暮らしていても妻に自分のことを気にかけてほしいのです。それが電話のひとつもしてこないとなると「もう耐えられない。離婚して自分を大切にしてくれる人と人生をやり直したい」と離婚を突きつけてしまう可能性大。

このように、夫の単身赴任によって離婚に至るケースの多くは“寂しさ”からスタートしていることがわかります。単身赴任で離れて暮らす寂しさを、お互いにどうやったら補うことができるかが夫婦にとって一番の課題だといえるでしょう。たとえ義務的であっても「毎日何時に電話をする」「1か月に1回は温めて食べられる夫の好物を作って送る」など、距離を感じさせない工夫をしてみる必要がありそうです。

 

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