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単身赴任が子どもに与える影響と意識すべき子育てのコツ4つ | 経験者が語る! 

夫婦のお悩み解決コラム

会社からの辞令により、住み慣れた土地を離れて新天地へ。家族と一緒に転勤先に行くのが理想的ですが、子どもの学校や妻が仕事をしている場合は難しいことも多々あります。その場合、夫は単身赴任を余儀なくされるわけですが、これまで2人で協力していた子育てをひとりでするとなれば当然、妻の負担は大きくなりますよね。そこで夫が単身赴任をするわたしの体験から、夫が不在時に意識すべき子育てのコツをご紹介します。

 


目次

パパに会えない寂しさから甘えっ子に?

パパは家族のためにがんばっていることを伝えよう

意識するべき子育てのコツ4つ


パパに会えない寂しさから甘えっ子に?

いつもやさしいパパがある日突然、いなくなってしまった……。実際は単身赴任で離れて暮らすだけなのですが、小さな子どもが理解するのは難しいかもしれません。自分のなかでなんとか処理しようとするものの、心が追いつかず、急にわがままになったり、甘えっ子になったりすることも。一時的なものと軽く考えてそのままにしておくと、子どもは情緒不安定になり、親子関係にも影響を及ぼすことに。単身赴任は夫婦関係にとっても一大事ですが、子どもへの対応もしっかり考える必要があります。

夫が単身赴任中、子どもがまるで「赤ちゃん返り」のように甘えっ子になってしまうケースがあります。着替えや歯磨きなど、それまで一人でやっていたことができなくなり、場合によってはおねしょや夜泣きなどを引き起こすケースもあるようです。

その原因はズバリ「寂しさ」にあります。いつもパパとママがいるのが当たり前だったのに、ある日突然パパがいなくなってしまう……。ひとりで子育てや家事、仕事をするママの負担も大変なものですが、どうしても子どもに接する時間が少なくなってしまいます。

その結果、子どもには寂しい思いをさせてしまうのは仕方のないことかもしれません。しかし、それはあくまで大人の都合であり、子どもにとっては「不安」でしかないのです。

パパが不在だと甘えっ子になる? 夫の単身赴任が子どもに与える影響
 

パパは家族のためにがんばっていることを伝えよう

甘えっ子になる理由は、パパが不在なことへの漠然とした不安からきているのだとしたら、その原因を取り払ってあげることが大切です。単身赴任が決まったらなら、両親が揃ったところで子どもにわかりやすいように事実を伝えてあげましょう。子どもの学校、妻の仕事、赴任先が海外など、家庭によって単身赴任の理由はさまざま。家族の未来のため、単身赴任が最善の選択であっことを、子どもにもきちんと説明をしてあげることも子育てには大切なこと。

また単身赴任中、寂しい思いをしているのは子どもだけでなく、パパもママも同じであることを伝えることも大切です。子どもに心配をかけたくないという思いから、本音を隠しがちですが、寂しいけれど、家族のためにがんばろうとしていることを伝えることで、子どものなかにも同じ気持ちが芽生えるはずです。大丈夫、わかりやすい言葉でちゃんと伝えれば、子どもはきっとわかってくれます。

子どもは、状況を理解することで、それを乗り越えようと努力をします。パパがいない分、ママを支えてしっかりしなければという思いも芽生えるでしょう。単身赴任は家族にとっての一大事。しっかり話し合い、お互いの立場を理解することで今まで以上に良い関係を築くことができます。そして、家族が揃ったときは、スキンシップを大切にし、思う存分甘えさせてあげることも忘れないで下さいね。

離れて暮らしていても家族は家族。子育て中はなにかと不安もあるとは思いますが、家族みんなで乗り越えましょう。

意識するべき子育てのコツ4つ

単身赴任によって夫は愛する妻と子どもと離れ離れになって、慣れない土地で暮らしながら仕事をこなしていかねばなりません。ひとりぼっちで不安もあるでしょうが、家に残る妻もまた大きな不安を抱えているのです。

単純に、これまで半分だった子育ての負担が増えるということは大前提。フルタイムで妻が働いている場合は、毎日の送り迎えがあるために残業は基本できなくなります。保育園からの呼び出しがあれば会社を早退、子どもが病気のときは仕事を休まなければなりません。それら物理的な負担に加えて、反抗期を迎えた子どもとひとりで向き合うことは、精神的にも大きなストレスとなります。悩みを聞いてくれる夫はそばにおらず、ストレスを発散しようにも子ども中心の生活ではひとりで出かけるのも難しい……。

単身赴任した夫が孤軍奮闘する妻へ配慮を怠ってしまうと、パンクするのは目に見えています。では、そんな子育てを円滑にするために、単身赴任中の夫はどうしたら良いのでしょうか。

1. 毎日コミュニケーションをとる

単身赴任中は、これまで以上に家族とコミュニケーションをとることが大切です。わたしの場合、一緒に暮らしていたときはわざわざ話すようなことではなかった話題でも、日記をつけるようにお互いの生活を報告し合うことを心がけています。たった一言の「おはよう」「おかえり」でもかまいません。

2. 妻の愚痴は黙って聴く

妻からの報告は、ひとりで子育てをする大変さや日々の愚痴などが中心になることは否めません。夫にしてみれば迎えてくれる人のいない部屋に疲れて帰ってきた途端、そんな話ばかりでは辟易する気持ちもよ~くわかります。でも、ここで絶対に言ってはいけないのが「俺だって大変なんだ!」というひとこと。まずはひと通り、妻の話に耳を傾ける努力をしてあげてください。夫に話すことで妻の気持ちもラクになるんです。「そばにいなくても気にかけてくれている」という安心感で、妻は大変な日々をまた頑張れるのです。

3. 夫は子どもの「逃げ場」であれ

ひとりで子育てをしなければいけない責任感から、妻は子どもに厳しく接することがあります。叱られることが多くなると、子どもは逃げ場がなくなってストレスをためてしまいがち。仲裁する夫が不在となると、お互いが意固地になって親子の関係がギクシャクしてしまうことも。子どもの心の変化をキャッチするためにも、妻とは子どもの様子を常に共有し、夫は子どもにとっての「逃げ場」である状況をつくってあげましょう。

このとき大切なのは、夫と妻が子どものしつけに対して同じ考えを持っていることです。双方の意見が違っていると子どもは混乱するだけ。声を荒げず、諭すように接してあげてくださいね。

 

4. 家族に会う時間を積極的につくる

単身赴任中の夫の悩みといえば、子どもの成長をそばで見守ることができないこと。子どもは驚くほど成長が早く、たった数ヶ月会わないうちに大きくなって言葉もたくさん覚えるばかりか、できることもたくさん増えていきます。そんなわが子の姿を見るたび、うれしさと寂しさという複雑な心境になりますよね。

子どもが起きているうちはぜひ、直接会話をしましょう。そして、休暇が取れたらできるだけ会いに帰ることも大切です。金銭的負担も大きくはなりますが、家族の絆はお金には変えられないもの。休日に妻と子どもを赴任先に呼ぶのもおすすめです。

単身赴任中の子どもとのかかわりは、自分から積極的に働きかけることが大切です。妻の目がないからといって連日飲みに歩くのは絶対NG。離れた場所で家族のために頑張っている姿は、妻と子どもにとって大きな支えになります。電話やLINE、テレビ電話などのコミュニケーションツールを積極的に利用し、家族にとって一番良い方法を見つけてくださいね。

 

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