夫婦の暮らしライフハック
単身赴任で離婚の危機!? 単身赴任中も良い関係でいるための3つのポイント
夫婦のお悩み解決コラムパートナーに突然の転勤辞令。単身赴任をするという選択は、自分だけではなく家族にも影響を及ぼします。
単身赴任っていくらかかるの? ずっと会えないと離婚のリスクが高まってしまうのでは? そんな気になる点が多い単身赴任生活において、家族やパートナーと共にうまくやっていくコツをご紹介します。
この記事でご紹介すること
目次
パートナーの単身赴任が決まったらまず押さえたいポイント
・単身赴任に関する3つの基礎データ
・良い夫婦関係のための5つのアイデア
・単身赴任の生活費はいくらかかる?
単身赴任がきっかけで離婚しないために
・なぜ夫が単身赴任すると離婚するリスクが高まるのか
・遠距離夫婦におすすめのコミュニケーション方法
・単身赴任による離婚を防ぐ3つの方法
パートナーの単身赴任が決まったらまず押さえたいポイント
単身赴任に関する3つの基礎データ
1. 単身赴任における食生活
単身赴任中の自炊頻度は、「毎日」の26.7%と「2〜3日に1回」の29.1%を合わせると半数を超えています。「まったくしない」という人が23.3%いるものの、6割以上は週に1回以上自炊していることがわかります。
2. 単身赴任に対する満足度
単身赴任の生活に関しては、「不満」「とても不満」は29.9%。対して「満足」「とても満足」は42.7%。自由を追い求める男性には、思っているほど単身赴任は苦にならないのかもしれません。
3. 単身赴任を早く終わりにしたいか
単身赴任を終わりにしたいかに関しては「そう思う」「とてもそう思う」の合計が61.4%ということから、家族のもとに戻りたいと考えている人が多くいることがわかります。しかし「わからない」「そう思わない」「全くそう思わない」の合計が38.6%と1/3はすぐには変えたいと思っていないという結果も。
良い夫婦関係のための5つのアイデア
1. LINEでのやりとりはタイミングや頻度を決めておく
一番手軽で大切なのはこまめにメッセージのやりとりをすること。些細なことでも、報告や共有をするようにしましょう。「基本的に1日1回夜に連絡する」などタイミングを決めておくとコミュニケーション不足も防げるでしょう。
2. 子どもや家族とのコミュニケーションを定期的に
夫と妻だけではなく、子どもとのやりとりの機会に関しても定期的にもうけたいもの。子どもの笑顔を見ることで日々の生活への活力も生まれることでしょう。
3. 些細なことでも互いに相談するようルール化
お互いになにか困ったことやイレギュラーなことがあったら、些細なことでも相談をするように心がけるのもポイント。夫婦の信頼度にも関わってきます。
4. 遠隔でもテレビ通話などで顔を見てコミュニケーションをとる
現在はLINEやSkype、Googleハングアウトなどのウェブツールを使うと、ネットを通じて簡単にテレビ通話ができます。顔を見て話す機会を定期的に設けることで単身赴任による寂しさも軽減できるかもしれません。
5. 定期的に家に戻り家族で過ごす時間をつくるように心がける
単身赴任先の場所にもよりますが、なにより大切なのは家族と直接会う時間を定期的に設けること。家族もたまの夫の帰りをこれ以上なく喜んでくれるはずです。
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単身赴任の生活費はいくらかかる?
一般的な一人暮らしの大まかな費用をモデルに計算してみましょう。
ただ、一概にいくらかかるとは言えないものです。赴任先の都市の物価や社宅・借り上げマンションがあるか、家賃補助手当はあるかといった点もケースバイケース。さらに帰省時の交通費の支給額や支給回数、家族手当がつくか否かによっても異なります。
夫が単身赴任をしたときにかかる費用
家賃(間取り:ワンルーム~1DK)
50,000~70,000円
水道光熱費
10,000円
食費 / 飲み代(自炊しない)
30,000~40,000円
雑費 / 日用品購入費
5,000円
交通費
5,000円(会社が全額負担)
通信費
10.000円
娯楽費
10,000円
合計生活費
120,000~150,000円
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単身赴任がきっかけで離婚しないために
なぜ夫が単身赴任すると離婚するリスクが高まるのか
夫は放っておくと、近くにいる人に寄り添ってしまうもの。普段はビシッとスーツを着てバリバリ仕事をしていても、家に帰ったら誰かに甘えたくなるのです。
「お仕事、今日もお疲れ様」「ひとりでビールを飲むのは寂しいと思って、大好物の明太子を送っておいたよ」などとマメに夫を気遣ってメッセージを送ったりして心理的に近い距離を保っておきましょう。
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遠距離夫婦におすすめのコミュニケーション方法
オンラインカレンダーで予定を共有
Googleなどが提供するオンライン上のカレンダーで夫と妻、それぞれのお互いの予定を把握していれば、離れていても安心できます。子どもの習い事の発表会やスポーツの大会などまでの日数がわかれば、単身赴任中でも家族を身近に感じることができますよね。
夫婦のコミュニケーションをビデオ通話で
LINEやメールもいいけれど、顔を見て話したいというときもありますよね。そこでおすすめなのがskypeやFacebookメッセンジャーのビデオ通話。パソコンやスマートフォン端末で遠く離れた所で暮らすパートナーとも簡単に顔をみて会話することができます。
映像ならお互いの些細な変化も一目瞭然。髪を切ったこともすぐわかるので、こまめにテレビ電話で連絡を取ればいつも相手を近くに感じることができますね。
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単身赴任による離婚を防ぐ3つの方法
1. こまめに連絡を取り合う
単身赴任に関わらず浮気→離婚となってしまうケースは多くあります。そもそも浮気の原因は関心の薄さにあると考えることができます。
離れて暮らすことで拍車がかかり、自分を必要としてくれている人に気持ちが傾いてしまう……。それを防ぐためには、なにはともあれお互いに関心をってこまめに連絡を取り合うことが大切です。
2. 妻の自立を応援する
単身赴任で離れて暮らすことでたくましくなり、自立するようになった……。一見すると喜ばしいことですが、心が離れてしまう原因にもなってしまうのだとか。
夫に頼らなくても生きていけることで自信がついた妻は、本格的に仕事をはじめたり、新しい趣味を持つなどどんどん自分の世界を広げていきます。そんな妻を心から応援する気持ちを忘れないでください。自由な時間を謳歌する妻にとって、お小言ばかりいう夫は鬱陶しい存在になってしまいます。
3. ふたりで過ごす時間を多くつくる
夫婦はやはり一緒にいることが大前提。とはいえ赴任先が遠方になればなるほど交通費がかさむため、毎週のようには会えないこともあるでしょう。
その分、会ったときは2人で映画を見たり、温泉に行ったりなど密な時間を過ごすことをおすすめします。一緒にいる時間は長さよりもどう過ごすかがカギです。
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