夫婦喧嘩を防ぐ! 喧嘩直前に心を落ち着ける方法とは

誰しもパートナーとは喧嘩したくないもの。しかし、どうしても喧嘩になってしまうこともありますよね。マーケティング会社であるマインドシェアの調査結果によると、最も多い夫婦喧嘩の頻度は月1~2回程度(30%)、年1~2回程度(22%)、週1~2回程度(18%)。半数以上の夫婦が1年のどこかで喧嘩してしまっているということになります。

しかし一度喧嘩になっても、仲直りして冷静になったときに「些細なことで怒っちゃったなあ」「なんでこんなことで喧嘩したんだろう」と思うことってありませんか? 一般的に喧嘩はお互い興奮して激化してしまうパターンが多いですから、冷静な状態が喧嘩の前にあれば、喧嘩を予防することもできるはず。今回は喧嘩になりそうなときに心を落ちつけられる方法を2つご紹介します。

 

夫婦喧嘩を予防するために心を落ち着ける方法2つ

1. 言う前に深呼吸する

1つめは深呼吸です。「なんだそんなことか」と思うかたもいるかもしれませんが、深呼吸の効果って実はすごいんです。

人間には体の活動時に活発になる交感神経と、安静時などリラックスしているときに活発になる副交感神経があり、その2つのバランスによって体の様々な器官の活動を調節しています[※1]。端的に言ってしまうと、交感神経が優位な状態というのは「気が立っている」とき。目についた点を指摘するだけで、自分では冷静に言っているつもりでも相手からは喧嘩を売られたように聞こえてしまう可能性があるんです。

大きく深呼吸をすると、副交感神経の働きが活発になります。また、一度に大量の空気を吸い込むことでセロトニンという精神を安定させてくれるホルモンが生成されて気分を落ち着けてくれます[※2]。深呼吸をするだけで、リラックスをして冷静に考えられるようになるんです。

深呼吸をする際のポイントは「吸い込む」ことではなくしっかりと最後まで肺の空気を「吐き切る」こと。イラっとして何かを指摘する前に、一度落ち着いて深呼吸をしてみましょう。

2. 言葉を返す前に4分半置いてみる

アイリサーチが行なった「夫婦喧嘩の実態についての調査」によれば、夫婦喧嘩が起こってしまう原因の1位は「言いかたが乱暴などの言葉使いや物言いに関すること」だそうです。

相手の「言いかたが嫌だ」と感じ、自分もきつい言葉で返してしまった……という経験はありませんか? 言葉の感じかたは人によって異なりますが、「言いかた」に気をつけておけば喧嘩は回避できるかもしれないですよね。

人がひとつのことに怒っていられる時間は長くても4分半と言われています。4分半しのぐことで頭が冷静になり、自分がイライラした原因や相手に伝えたいことが整理できるかもしれません。そうすれば、相手に伝える際にも言いかたに気をつける余裕がでてくるはず。夫婦喧嘩になりそうな気配を感じたら、一度外に出て家のまわりを散歩してみましょう。

 

夫婦といえど育ってきた環境が違うので、価値観の違いから夫婦喧嘩になってしまうことは仕方のないもの。しかし一度冷静になって考えてみることで、喧嘩をしなくとも解決できる問題はたくさんあるはずです。お互いに意識してこの2つを実施し、夫婦喧嘩の回数を減らしていきたいですね。

 

出典:
※1 自律神経、呼吸法で調整 | 大和薬品株式会社
※2 お日さまセラピー セロトニン生活のすすめ 有田 秀穂 (著)