夫婦の暮らしライフハック

夫が単身赴任中のママに聞いてみた! 子どものしつけはどうしてる?

夫婦のお悩み解決コラム

家族のためにと決めた「単身赴任」。でも小さな子どもを抱えての夫不在の生活は否応にもママの負担が大きくなります。子どもが言うことを聞いてくれないばかりにイライラしたり、声を荒げてしまう……なんてことはありませんか? 単身赴任中の子どもの気持ちや先輩ママが行なっている夫が単身赴任中の子どものしつけなどをご紹介します。

 

単身赴任、子どもはどう感じている?

当たり前のように毎日を共に過ごしてきたパパがいなくなっちゃう……。パパとママがいくら言い聞かせても、単身赴任の状況を小さな子どもが理解するのは難しいもの。寂しさや不安から急に甘えん坊になったり、ママに反抗的な態度をとったりすることもあるようです。なかには夜泣きやおねしょを繰り返し、いわゆる「赤ちゃん返り」の状態になってしまうことも。

これらは子どもからのSOS。自分の気持ちを言葉でうまく表現できない小さな子どもは、パパがいないことへの不安を必死で伝えようとしているのです。こうした子どもの変化にママが一人で対応していくのは大変かもしれませんが、まずは、子どもを全身で受け止めてあげることが大切です。

またいつもそばにいたパパが急にいなくなってしまうことで、パパという存在が分からなくなり、久しぶりにパパが帰ってきてもどう接したらよいのか分からなくなってしまう子どもも多いようです。自分の気持ちに対応できず「会いたくない」とまでいってしまう子も。

 

先輩ママに聞く、単身赴任中の子どものしつけかた

このように子どもは、小さな胸にさまざまな葛藤を抱えています。それをいくらしつけとはいえ頭ごなしに叱っては、繊細な子どもの心は傷ついてしまうかもしれません。単身赴任先輩ママたちはどのように乗り越えてきたのでしょうか。

・体験談1

我慢せず、泣きたいときは思いっきり泣かせてあげる。そうすることで、我慢していた感情をコントロールする術を覚える(単身赴任妻歴2年)

パパがいないことで寂しいと感じる感情はとても自然なこと。それを「我慢しなさい」というのは子どもにとってはあまりにも残酷です。ときには、ママの胸で思いっきり感情を爆発させてあげましょう。そうすることで安心感が生まれ、感情をコントロールすることを覚えていきますよ。

・体験談2

子どもを叱るときはママひとりではなく、パパの存在を常に感じさせる(単身赴任妻歴1年)

例えば、子どもが約束を守らなかったり、あいさつができなかったとします。頭ごなしに叱るより『パパが見たらどう思うかな?』『パパは離れているけどちゃんと見てるんだよ』など、常にパパの存在を意識させるように。

子どもがパパの不在を不安に感じるのは、心のどこかで「パパは自分のことが嫌いになったから遠くに行っちゃった」という思いが少なからずあるのかもしれませんね。もちろん、そうではないことを大人がきちんと説明する必要はありますが、パパの存在をママが意識的に伝えてあげることが、不安や寂しさを軽減させてくれることでしょう。

 

離れていても父親の役目は父親に任せる

単身赴任で子どもに寂しい思いをさせているからといって、「甘やかす」ということではありません。親としてしつけはしっかりと、叱らなければいけないこともあるでしょう。そんなとき、単身赴任妻が陥りがちなのが「私が父親役もやる」という気負い。ただでさえ大変な子育てを、精神面でも一人二役をこなすとなるとやがて無理が生じてしまいますよ。

片付けやあいさつなど生活面でのしつけは毎日一緒にいるママの役目ですが、父親の威厳が必要なときは、しっかりパパに叱ってもらうことが大切。幸い、今の時代はメールやLINE、テレビ電話などコミュニケーションツールが発達しています。これらを活用して、離れて暮らしていてもパパがいる! という安心感と、ときには程よい「緊張感」を意識させてあげるようにしましょう。

そしてパパが帰宅したときは、普段会えない分、思いっきり甘えさせてあげること。ママは少し寂しいかもしれませんが、ここは子どもに譲ってあげてくださいね。直接パパから子どもに言って欲しいことや、子育ての悩みがあるときは事前に夫婦で話し合い、パパの言葉で子どもに伝えてもらうのも良いでしょう。

 

幼稚園に上がる頃の子どものしつけは、ただでさえ大変。ママがひとりとなるとその負担は大きくなって当然です。でも大変なのは子どももパパも同じ。離れていても家族は家族ですから、距離に関係なく「しつけは夫婦でするもの」と考えるのが良いでしょう。それぐらいの気持ちの余裕が、子どものしつけには必要なのかもしれません。