夫婦の暮らしライフハック

夫の単身赴任を乗り越えるための方法3つ

夫婦が離れて暮らすことを余儀なくされる「単身赴任」。家族のためとはいえ、頼りになる夫の不在は寂しさだけでなく、子育てや家計などの不安がつきまといますよね。同じように寂しく辛い単身赴任を乗り越えてきた主婦たちの体験談を参考に、単身赴任を乗り越えましょう!

 

体験談1:単身赴任歴1年 必要以上に干渉しない、ただし連絡はこまめに

夫の転勤が決まったときは子どもが小学校に上がったばかり。新しい環境に慣れ始めた頃だったので、夫婦で話し合い単身赴任を選びました。転勤族のため、いつかは単身赴任とは覚悟していたけれど、いざ自分の身に降りかかるとこんなに寂しいなんて! 子育てをひとりでやらなければならない不安もあって、最初の数ヶ月は必要以上に夫にLINEやメールを送っていました。その内容は「寂しい」「会いたい」とか、今思い返すと恥ずかしい内容ばかり。

いつまでも既読にならず返信がないと、浮気をしているんじゃ……と、どんどん疑心暗鬼になってストレスはたまる一方。子どもにあたってしまい、ヒステリックに叱ってしまうことも。「家事と子育て、どうして私ばっかり」と夫に愚痴をこぼすことも多くなっていきました。

こんなことが続くと、当然のように夫婦喧嘩が勃発。「俺だって大変なんだ」と夫にキレられてはっとしました。慣れない環境の中、ひとりで家族のために頑張っているのに、浮気というあらぬ疑いまでかけられてはたまったものじゃありませんよね。そんな当たり前のことに気がつかず、自分のことばかりだったことに猛反省。寂しい思いをしているのは夫も同じ。それからは「頑張らなくちゃ!」と思えるようになりました。

夫の単身赴任を乗り越えるための方法3つ

それから意識し始めたのは、単身赴任中の夫に必要以上に干渉しないこと。LINEやメールは家族のために頑張っている夫を励ます内容をこまめに送るようにしました。連絡がないときは「昨日、遅かったみたいだけど体は大丈夫? 無理しないでね」という書きかたであれば、帰宅が遅かった理由を問いただしても、相手に不快感は与えませんよね。

干渉はしないけれど、子どものことや日々の出来事はこまめに連絡を入れることが大切。そうすることで「良い意味で」いつも家族の存在を夫に意識してもらうことになるからです。ありもしない浮気を疑うよりも、ひとりで頑張っているお互いの立場を尊重し合うことが、単身赴任を乗り切る秘訣になりますよ。

 

体験談2:単身赴任歴3年 会いたいときは我慢せずに会いに行く

夫婦共働きで子どもはまだいません。正社員で働く私は、夫の赴任先について行くと会社を辞めなければならないため、夫には単身赴任をしてもらうことに。家事負担は半々だったので、ひとりで暮らしても夫なら大丈夫と思っていたのですが、大丈夫じゃなかったのは私のほう。料理や掃除って一緒に暮らす人がいるからこそ頑張れるものなんですね……。恥ずかしながら、食事はほぼ外食かお惣菜を買って食べるといった具合。掃除も気が向いたときに軽く片付ける程度。帰ってもひとりなので、寂しさから同僚や友人と飲みに出る機会も増えました。

平日はそれでもいいのですが、辛いのが休日です。夫がいない部屋で過ごす土日ほど寂しい時間はありません。経済的にも時間的にも毎週行き来するのは難しく、メールや電話でお互いの近況を報告することで我慢をしていました。

夫は夫で平日は仕事で忙しく、休日はたまった家事をこなせばあっという間に時間が過ぎてしまうよう。初めての土地では同僚以外に知り合いもいないため、私以上に寂しい思いをしていたようです。

こんな状況が続いてはお互いの精神衛生に良くないということで、どちらからということもなく、会いたいときは我慢せずに会おうということになりました。とはいえ毎週帰っていては経済的にキツい。正直なところ、いつも一緒にいた夫と久しぶりに会うという「新鮮味」も楽しみたい!

そこで私たちは、月に2回お互いの家を行き来することに決めました。もちろん、忙しいときは月に1回ということも。中間地点で待ち合わせをして、プチ旅行を楽しむこともあります。こうすることでまるで恋人同士に戻ったかのような気分も味わえ、寂しさも解消しました。単身赴任だからといって無理に我慢せず、会いたいときは会いに行けるという安心感を持つことはとても大切だと思います。

 

体験談3:単身赴任歴4年 パパと子どものコミュニケーション時間を積極的に取る

夫の赴任が決まったのは、息子が中学1年生の頃。反抗期に差し掛かっていた時期なので、ひとりでの子育てはとても不安でした。これまでも母と息子の親子ゲンカは多々あり、夫が仲裁役になってくれていたのでなおさら。

案の定、夫が単身赴任で不在になって数ヶ月後、毎日のように息子と喧嘩をするようになってしまって。「ひとりで子育てをしなければ」という責任感からいつも以上に口うるさくなっていた私も悪いのですが、反抗的な息子の態度にどうして良いのかわかりませんでした。そんなときに頼りになる夫はいない。帰宅した夫に電話で相談するも、その場にいない夫に理解してもらうのは難しいというのが本音。相談のつもりがいつしか愚痴になってしまって、夫婦の会話もどこかギクシャクしていました。

ある日、見かねた夫が息子と直接話してみると提案してくれました。最初は面倒くさそうだった息子ですが、回数を重ねるうちに素直な気持ちで会話を楽しんでいる様子に。学校生活や部活、勉強のことなど離れて暮らす夫はとても嬉しそうに息子の会話を聞いているようです。

私はといえば、息子の気持ちを聞くよりも一方的に叱るだけで、親子の会話ができていなかったように思います。離れていても父親は父親。私を通して息子の様子を伝えるのではなく、「父と子のコミュニケーションの場を作ってあげることが大切なんだ」と実感しました。単身赴任はマイナスだけではなく、家族の大切さや親子の絆を再確認するチャンスでもあります。寂しいのは子ども同じ。それを埋めてあげるのも、親の務めではないでしょうか。

 

いつも一緒にいた夫と離れて暮らす単身赴任は確かに寂しさが募ります。でも、それは夫も子どもも同じこと。自分の思いだけをぶつけるのではなく、相手の気持ちになって行動をすることが大切です。体験談に共通するのは「自分ひとり」と思い込まないこと。離れていても頼りになるのは愛する夫であることを忘れずにいたいですね。