夫婦の生活費は平均20万円! 共働き夫婦が抱える生活費内訳と最新節約テク

夫婦のお悩み解決コラム

家族や友人に祝福された結婚式を経て、次はいよいよ新婚生活! 1人暮らしや実家暮らしでは経験していない夫婦2人の生活はいろいろ不安だらけ……。2人で暮らすからやっぱりお金は倍かかるの? 食費はどうする? ローン組んだら節約が必要になるけど旅行したい! など、夫婦で生活する際に避けては通れない「お金の問題」。今ドキ夫婦間のやりくり事情を徹底リサーチしてみました。


目次
1. 共働き夫婦2人での平均的な生活費はいくら?
2. マンションを購入したら必要になる支出
3. 2人で協力してできる生活費の節約テクニック3つ


 

1. 夫婦2人での平均的な生活費はいくら?

総務省が発表した2016年度の家計調査報告では、2人以上の世帯での平均支出は東京都で28万2118円という数字。このデータには、自動車購入費やローン返済費は含まれていません。また子どもがいる世帯も調査対象となっているので、教育費などの支出も入っています。夫婦だけでの生活費となると、実質はもう少し金額が少なくなるはず。

ゼクシィが発表した「新生活準備調査2016」によると、1ヶ月の生活費は20〜25万円が最も多く34%の割合でした。もちろん世帯の収入によって幅はあります。

では、1ヶ月の生活費の平均的な支出の内訳を見てみましょう。

1ヶ月の生活費22万円の内訳(万円)

  • 家賃:7.9
  • 食費:4.1
  • 光熱・通信費:2.2
  • 保険料:2.2
  • 衣服購入や美容代:1.6
  • 交際費、趣味レジャー費:2.6
  • その他:2.9

やはり家賃が支出の多くを占めていますね。家賃は収入約3分の1が理想と言われています。生活費25万の場合、家賃は約8万円ほどなので、ゼクシィのデータによる平均7.9万円は妥当といえるでしょう。

共働きとなると、帰宅する時間帯が合わず夫婦揃って自宅で夕飯をというのもなかなか難しいと思います。夫は会社の付き合いなどで飲みに行く機会も多く、結果外食が増えて家計に響くなんてこともよくある話。やはり食費をいかに抑えるかが節約のポイントになってくるでしょう。夫婦で協力できる節約テクニックは後ほどご紹介します。

 

2.  マンションを購入したら必要になる支出

最初は賃貸物件に住み、新居としてマンションを購入する夫婦もいることでしょう。マンションを購入すると住宅ローンの他、固定資産税、管理費、修繕積立金、団体信用保険など3〜5万円近くの出費があります。車を所有していれば、駐車場代として2〜3万円が上乗せとなるため、かなりの金額が毎月の生活費に加算されます。

マンションを購入すれば毎月支払う家賃はローン返済になるため、購入する物件によって金額が変わってきます。リクルートが運営する不動産・住宅情報サイト「SUUMO」の住宅ローンシュミレーションでは、現在の年収で購入できるマンションの平均額と毎月の返済額がシュミレーションできます。65歳までの家計シュミレーションというもので、夫婦共働き、子どもなしの場合を想定して割り出してみました。

物件購入年齢

36歳(夫)30歳(妻)

購入時の年収

700万円(夫婦の年収を合わせた額)

購入物件価格

3500万円(都内のマンションを想定)

ローン金利

年1.12%

返済期間

35年

月々の返済額

9.8万円

都内23区の中で、人気の世田谷区と練馬区や大田区では家賃相場が3〜10万円ほど変わってきます。新築か中古か、部屋の間取りによる平米数などでまた違いがあります。

家賃や住宅ローンは「固定費」と呼ばれ、毎月決まった額で支払うお金のこと。水道光熱費、スマホ・ケータイなどの通信料、生命保険料、各種税金、銀行の積立金なども固定費です。

毎月の支出額が変動するお金である「流動費」には、食費、交際費、衣服・レジャー費、交通費、医療費、さらには急な出費(例えば友人の結婚式のお祝い金)なども含まれるので、生活費の平均額を超えて赤字になってしまう月も出てきてしまいます。

いかに節約をして、将来の貯蓄や毎月の支出を抑えられるかが夫婦生活を円満に過ごすための秘訣といっても過言ではありません。では、夫婦が協力してできる節約テクニックを見てみましょう。

 

3. 2人で協力してできる生活費の節約テクニック3

生活費において、簡単に節約しやすいのが「流動費」です。食費はいたってシンプル。外食を減らし、スーパーで買い物をして自炊すればそれだけ安く済みますよね。1人暮らしをしていた経験のあるかたなら取り入れやすい節約術です。ここでは夫婦の生活費を圧迫させないための最新の節約テクニックを3つまとめてみました。

テクニック1. 節約達人は必ず使っている! 家計簿アプリで簡単節約

毎月の収支を把握するための必須ツールといえば「家計簿」。しかし、買い物するたびにレシートを取っておいて、夫婦2人分を家計簿ノートに記入していくのは手間ですよね。家計簿をつけるのが面倒になって続かない……というかたでも簡単に家計を把握できるのがスマホの家計簿アプリです。

> 日本最大級のレシート家計簿アプリZaim

最大の特徴は、買い物したレシートをカメラで撮影するだけで買った品や金額を読み取ってリスト化できること。今まで家計簿手帳に手書きしていたことがカメラひとつでできるんです。さらに大手銀行からネット銀行など約1500の金融機関にスピーディに接続、支出や収入を自動管理することができて、節約達人たちにとっての必須アプリとして大人気。

夫婦で共有アカウントを作成しておけば、毎月の支払いを一括管理できます。クレジットカードや電子マネーの支払いも自動連携しデータ化してくれるので、夫婦揃ってチェックすれば「今月はこの支出が多かったね」とか「電気代、使いすぎだから注意しなきゃ!」と振り返っての反省、対策ができるのが便利。使わない手はないですよ!

テクニック2. 話題の格安スマホにチェンジして月1万円を節約!

月々のスマホ代、もっと安くしたいと思ったことありませんか? 節約テクとしておすすめなのが格安スマホへの乗り換えです。現在、大手3大キャリアのdocomo、au、ソフトバンクを利用していて月々のスマホ代が高いと思っているなら、格安スマホを検討しましょう。筆者は3年前までソフトバンクを使っていましたが、格安スマホに変えてから月々の支払いがかなり安くなりました。

格安スマホとは、大手キャリア以外の通信事業者(MVNO)と契約してスマホを使用することです。実はMVNOと契約しても使用する電話回線は大手キャリアのものなので、通話の品質や通話網も広く、大手キャリアのスマホと変わらないのが特徴です。

格安スマホの一番のメリットは、使用目的によって料金プランを細かく選べること。音声通話は利用不可な「データ通信のみ利用」と、固定電話とも通話可能な「データ通信と音声通話を両方利用」というプランがあります。MVNOのメーカーによっては、月額1000円以下という激安なプランも。例として筆者が格安スマホに乗り換える前後の通信費を挙げてみます。

乗り換え前(2014〜2015年)

契約キャリア

ソフトバンク

毎月の支払い(通信費)

平均13,000円

使用端末

iPhone4s〜iPhone5s

乗り換え後(2016年〜)

契約キャリア

mineo

毎月の支払い

平均3,000円

使用端末

ASUS Zenfone 2 Laser

なんと、その差「1万円」。現在使用している格安スマホはデータ通信(容量3GB)+音声通話のプランです。次の表は今年3月の支払いの内訳です。

契約会社 mineo

デュアルタイプ基本料

1,728円

通話料

842円

SMS送信料

3円

その他サービス料金

2円

合計

2,575円

データ通信のみのプランでも、LINEやカカオトークなどの無料通話アプリを使えばアプリ同士で電話することも可能。夫婦で格安スマホに乗り換えれば通信費を大幅に節約できる可能性大です。

テクニック3. クレジットカード利用でマイルやポイントに変換してお得に買い物!

夫婦での生活となると、1人暮らしのように出ていくお金に無頓着では毎月の生活費を圧迫したり、思うように貯金もできません。2人の支出の管理を一本化して、お金の流れを見えるようにするのが節約につながるカギ。そこで利用したいのがクレジットカードです。

「クレジットカードっていくら使ったかわからなくなるから不安」なんて思っていませんか? 確かにその場で現金を支払うわけではないので、お金を使った感は薄いです。しかし、上手く使いこなせば家計管理をしながらお得に節約できる最強ツールになります。

ポイントは以下の2点。

  • ・夫婦で共通に使うクレジットカードを作ること
  • ・夫婦共通カードの引き落とし口座を新たに作ること

このメリットは、毎月の生活費の中から「固定費」をすべてクレジットカード払いにすることで家計管理がしやすくなる点。家賃、光熱費、スマホ代などの通信費、各種税金などの固定費は毎月決まった日の支払いになります。カードで支払うと夫婦共通口座の明細書で金額を確認できるので、生活費の見直しが容易になります。

ポイント付与があるカードで支払えば、毎月ポイントが貯まっていきますのでお得です。夫婦で必要になったものをネットショッピングなどでポイント購入すれば、毎月の固定費の支払いで生まれたポイントでお得に買い物ができちゃいますね。

実際に家族共通のクレジットカードを使ってお得な節約を実践している友人夫婦に活用テクニックを聞いてみました。

うちでは家族で使うカードはAMEXのANAカードにしています。光熱費は全部カード経由での支払いに。ネットショッピングは、ANAマイレージクラブ経由にすればマイルがどんどん貯まります。貯まったマイルで海外旅行に行ってますよ。(30代主婦 子ども2人)

「家族で海外旅行に行く」という目的があれば、マイルを貯めるためにカードを利用するという手もアリですね。このように夫婦共通のクレジットカードで支払いをすれば家計管理もしやすく、ポイントの恩恵により新たに買い物ができるという強みがあります。

では、どのクレジットカードを使うのが一番お得なのか? それは、夫婦のライフスタイルによって異なります。「夫婦共通口座との連携はどうか」「年会費は必要なのか」「電子マネーチャージにも対応してポイントがつくかどうか」「食材の買い出しによく使うスーパーでのポイント還元率は高いか」など、夫婦の生活において重要なポイントを洗い出してみて、2人にとって「これがお得!」と思うカード会社を選ぶといいでしょう。

夫婦の生活費を上手にやりくりすると達成感もありますが、あまり節約することに執着してしまうとストレスを感じてしまい夫婦生活に影響が出るのでご注意を。「先月は食費を抑えたから、今月は2人で素敵なディナーにでも行こうよ」と、がんばった分のご褒美や夫婦円満になるような話題を適度に持つのも大切。レストランでの支払いはクレジットカードを使うことをお忘れなく!

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