出産準備はいつからすればいいの? 準備を始める時期と最低限必要なものとは

お腹に赤ちゃんがいるとわかった日から、赤ちゃん用品が気になるようになりますよね。必要なものを調べると、意外と多くて戸惑ってしまいませんか? お金もかかるので計画的に準備したいもの。「出産準備はいつからがベストなのか」「最低限なにが必要でどのくらいの費用がかかるのか」「必須ではないけどあると便利なものはなにか」についてご紹介します。

 

1. 出産準備を始める時期とその理由

出産準備は妊娠7~8ヶ月(妊娠24週~31週)くらいから始めるといいでしょう。赤ちゃんの性別がわかってくるころなので、服の色や柄を性別に合わせて購入できます。まだ性別がわからない場合も、妊娠8ヶ月中には用意できていると安心。その理由は、「早産」「切迫早産」のリスクがあるためです。

「早産」とは、妊娠22週~37週未満で赤ちゃんが産まれること。「切迫早産」とは、その一歩手前の状態のことです。何が起こるかわからないので、準備期間には余裕をもっておくと良いですよ。早すぎると産まれる季節の衣類が売られていないこともあるので、やはり妊娠7~8ヶ月がベストでしょう。

出産する病院が決まったら、入院時に必要なものを調べましょう。病院側が用意してくれるものを確認して、足りないものだけを購入・準備してください。ベビーベッド・ベビーバスなど使える期間が短くかさばるものは、レンタルという選択もあります。産後すぐに使用する場合は、出産予定日の1ヶ月前には予約をしておきましょう。

 

2. 入院前・入院中に用意しておきたいもの

はじめは必要最低限のものを用意しておきましょう。

出産準備はいつからすればいいの? 準備を始める時期と最低限必要なものとは

お母さん「入院前」

  • 手続きするもの(母子手帳・診察券・健康保険証・印鑑)
    予定日が近づいたら、母子手帳ケースやポーチにまとめて、外出用の鞄に入れておく。
  • カメラ、充電器類
    しっかり充電した状態で用意。
  • 歯ブラシ、洗面用具、くし
    お見舞いに来てくれたり、赤ちゃんと写真を撮るときなどのための身だしなみ。
  • 産褥ショーツ 3枚 2,000円~
    股の部分が開閉できるようになっているので、ショーツを脱がずに診察可能。帝王切開時には全開タイプがおすすめ。
  • 産褥パッド 500円~(生理用ナプキンで代用可)
    生理用ナプキンより厚く、吸収量が多い。出産後2~3日は出血が多いので必須。
  • 母乳パッド 900円~
    繰り返し使える布タイプ・使い捨てタイプがある。母乳の分泌量が多い場合は使い捨てがおすすめ。服に母乳が漏れるのを防いでくれる。
  • 授乳用ブラジャー 2枚 4,000円~
    授乳に便利。乳腺の保護や母乳パッドの使用に必要。
  • 前開きパジャマ 2枚 5,000円~
    前開きを指定している病院が多い。入院中の診察・授乳・着替えがスムーズに。
  • 産褥ニッパー 2,500円~
    出産後すぐに使用できる。骨盤を矯正してくれる。
  • 退院時の服
    サイズに注意。妊娠前の服を使う場合は、授乳しやすいように前開きのものを。

計 14,900円~

産褥パッド・母乳パッドなどの消耗品は病院でもらえる場合もあります。

赤ちゃん「入院中」

  • 新生児用おむつ 1,200円~
  • 退院時の服(肌着・ドレスなど一式) 2,000円~
    季節によって着せるものも違うので、病院に聞いておくと安心。
  • ベビーシート(車で帰る場合) 10,000円~

計 13,200円~

季節によっておくるみ(1,300円~)が必要な場合もあります。おむつについては、病院が用意してくれる場合があるので要確認。

 

3. 退院後に用意するもの

衣類(季節によって変わる)

  • 肌着セット(短肌着・長肌着・コンビ肌着) 各2~3枚 3,000円~
    肌着はセットを買っておくと便利。赤ちゃんは足をバタつかせることが多いので、長肌着は不要だったという意見も。
  • 2wayオール 2枚 3,000円~
    新生児のときは、股のボタンを外してドレスオールにするとおむつ替えが便利。生後2ヶ月くらいから足をバタつかせるので、股のボタンをつけてカバーオールにすると、服がはだけません。長く使えるのでおすすめ。

計 6,000円~

新生児は吐き戻しが多いので、肌着は多めに。足りなくなれば適宜購入してください。

授乳用品

  • 哺乳瓶 1,700円~
  • 哺乳瓶用乳首 200円~
  • 哺乳瓶ブラシ 500円~
  • 粉ミルク 1,000円~

計 3,400円~

産後1ヶ月は外出を控えたいので、母乳で育てる場合でも哺乳瓶セットを持っていると安心。粉ミルクについては入院中に試供品がもらえることがあるので、それを使い終わってからの購入でも大丈夫です。

お風呂・衛生

  • ベビーバス 2,500円~
    生後1ヶ月まで使用。赤ちゃんは抵抗力が低いので、大人とはお風呂を分ける必要がある。
  • ベビーソープ 400円~
    低刺激。液体か固形かはお好みで。
  • ガーゼ 600円~
    沐浴時に体にかけたり、汗や口を拭くときに使用。
  • ベビー綿棒 300円~
    沐浴後の耳掃除や鼻の掃除。おへその掃除・消毒にも。
  • 爪切りハサミ 500円~
    爪が柔らかいので、必ず赤ちゃん用のものを。

計 4,300円~

おむつ

  • 紙おむつ 1,200円~
  • おしりふき 700円~

計 1,900円~

おむつはサイズが変わることもあるので、買いだめしないように注意。

寝具

  • 布団セット 10,000円~

計 10,000円~

おもらし・吐き戻しが多いので、赤ちゃん用に布団セットがあると便利。替えのシーツも数枚用意しておきましょう。

合計金額 53,700円~

おさがりやレンタルを利用するともっと値段を抑えることができます。最初は必要最低限のものだけを揃えて、足りないようなら別途購入するようにしましょう。特に新生児期のものはすぐに使えなくなってしまうので、買いすぎに注意。夏の場合は洗濯物がすぐ乾いて便利ですが、冬の場合は肌着など多めに用意しておくと安心です。

体験談

予定日をすぎても生まれなくて、病院に行きレントゲン撮影。赤ちゃんの頭が骨盤よりも大きいことがわかり、急きょ帝王切開に決まりました。「明日手術をしましょう」と言われ大慌て。普通分娩だとばかり思っていたので、帝王切開で必要な入院用品や産後のケアを必死で調べて用意しました。臨月のお腹を抱えて買い物するのはとても大変でしたし、帝王切開の知識がひとつもなかったので不安で仕方ありませんでした。出産準備は物だけでなく、どんなときでも対応できるようによく勉強することも大切だと実感しました。

 

4. あまり知られていない? あったら便利、準備しておくといいもの

  • 夫への準備
    入院中は、夫が家を守ります。「どこになにがある」など、よく使うものや場所がわかるメモを渡しておきましょう。また夫の食事を冷凍しておくなど、できる範囲で準備しておくと便利です。
  • ペットボトル飲料、ペットボトルにつけるストローキャップ
    陣痛時、寝ながら水分補給ができます。産後、痛くて起き上がれないときの水分補給にも重宝します。
  • 清潔なテニスボール、ゴルフボール
    助産師さんに相談してから使いましょう。いきみたくなったら、肛門付近を圧迫するようにボールをグッと押し当てて、いきみ逃しをします。
  • うちわ
    分娩中は大量に汗をかきます。うちわで仰いでもらうと楽になりますよ。ただし、冷やしすぎると痛みが増すこともあるので注意。
  • ホッカイロ
    腰の痛みにあてると楽になります。冷え防止に足首や腰回りを温めておきましょう。
  • リップクリーム
    乾燥しやすい季節や、水分接種を禁止されている場合に唇を潤わすことができます。
  • 汗ふきシート
    産後の経過により、お風呂やシャワーができない場合にとても便利。
  • 自分用の爪切り
    赤ちゃんに優しく触れるためにも、こまめに自分の爪を切っておきましょう。
  • イヤホン
    夜眠れないときや自由時間は、なるべく目を休ませましょう。目を閉じて好きな曲を聴くとリラックスできます。

 

新生児期はあっという間ですが、とっても大切な時期。なににお金をかけるべきか見極める必要があります。必要なものを必要なだけ揃えて、足りないものは買い足すのが1番。出産準備をしていると、赤ちゃんに会える日が待ち遠しくなる気持ちと、大丈夫だろうかという不安な気持ちの両方を感じることと思います。そんなときは、用意した可愛い服を着る我が子のイメージをして楽しく乗り切ってくださいね。