平均はいくら? 30代共働き夫婦の貯金と貯蓄事情について

人には相談しづらい、共働き夫婦の貯金のこと。子どもがいる・いないでも大きく変わってきますよね。「毎月どのくらい貯金したらいいの?」「そもそも貯金ってどうやってやったらいい?」そんな誰にも聞けない貯蓄事情について、主に30代の共働き夫婦の平均家計を参考にまとめてみました。お金の貯まりやすい銀行口座の管理方法や家計簿、簡単な節約術なども合わせてご紹介します。

 

みんな毎月いくらぐらい貯金してるの? 共働き夫婦の平均

平均額を知ると自分の家庭と比較でき、計画もたてやすくなります。総務省統計局が発表した『平成26年全国消費実態調査』の結果をもとに、30代の共働き夫婦の子どもがいない・いる世帯ごとにまとめてみました。

共働き夫婦の平均家計(子どものいない世帯と子供のいる世帯)

30代夫婦(子どものいない世帯)
夫婦の手取り 424,446
消費支出 279,798
内訳 食料 59,251
住居 44,769
光熱・水道 12,670
家具・家事用品 10,296
被服及び履物 14,759
保健医療 10,403
交通・通信 54,589
教育
教養娯楽 29,310
その他の消費支出 43,753
黒字 144,648

30代夫婦(子どものいる世帯)

夫婦の手取り 395,403
消費支出 284,501
内訳 食料 62,435
住居 27,931
光熱・水道 16,607
家具・家事用品 9,438
被服及び履物 14,310
保健医療 10,091
交通・通信 53,452
教育 16,770
教養娯楽 24,007
その他の消費支出 49,460
黒字 110,902

(総務省統計局『平成26年全国消費実態調査』の『妻の年齢階級,妻の就業状態,世帯類型別1世帯当たり1か月間の収入と支出』を加工したもの)

・子どものいる世帯は、手取りに対して34%の黒字
・子どものいない世帯は、手取りに対して28%の黒字

上記の消費支出の内訳の割合

平均はいくら? 30代共働き夫婦の貯金と貯蓄事情について

(総務省統計局『平成26年全国消費実態調査』の『妻の年齢階級,妻の就業状態,世帯類型別1世帯当たり1か月間の収入と支出』を加工したもの)

※こちらはあくまでも平均になります。住宅ローンのある世帯とない世帯では貯金額も大きく変わりますし、地域差もあることでしょう。

まずざっくりと見てみると、子どものいる・いないに関わらず、黒字、つまり貯金に回せるお金が月に11万円以上あるということに驚きますね。ちなみに20代の共働き夫婦は約9万円の黒字、40代の共働き夫婦は約13万円の黒字ということも同調査でわかりました。

40代のほうが収入も増えることに対して、30代とあまり変わらない貯金額というのはなぜでしょうか。以下の理由が考えられます。

  • 子供の教育費の負担が大きくなる
  • 子供の人数が増える
  • 住宅の購入など
  • 育児のため妻がフルタイムでなくなった

つまり、まだ子どものいない、もしくは教育資金があまりかからない子どものいる30代の共働き夫婦が、1番お金が貯められるタイミングだということ。では収入が増え、支出が抑えられる今、実際にはどのように家計管理をしたらいいのでしょうか。

 

お金を貯めるための家計管理術とは?

家庭によって色々な方法があるかと思いますが、貯金・貯蓄を優先した家計管理術をご紹介します。

妻の給与に手をつけない

夫の給与が入る口座でやりくりし、妻の給与が入る口座は貯蓄用にする銀行口座の管理方法。貯蓄優先になるので、お小遣いなど自由に使えるお金が少なくなります。妻の手取り金額がそのまま固定の貯金金額になるので、お金の管理が非常にわかりやすくなります。

ただ、固定の引き落とし金額をよく把握して、夫の口座残高をこまめにチェックする必要があります。足りそうになければ、妻の口座から不足分を入金するようにしましょう。

家計簿はできればつける

毎月どのくらいの出費があるのかを把握していれば、節約すべき部分も見えてきます。一番わかりやすいのは食費ですね。食費を抑えるために買う量を減らしてしまうと、家族の健康にも関わってきます。家計簿をつけていると外食1回分が自炊数日分だということに気がついたり、食材の定価がどのくらいなのか知ることもできます。どこを削るかが見えてくればやりくり上手に。こまめに家計簿をつける習慣を身につけたいですね。

そうはいっても忙しい日々に家計の管理までするのは大変。そんなときは便利な家計管理アプリがあります。自分に合った使いやすいものを探してみてください。もしくはクレジットカードで全ての支払いをすると、明細書が家計簿代わりになります。ポイント付与のカードだとどんどんポイントが貯まるのでお得です。

ちりも積もれば山となる

日常の小さなことでも、気をつけていれば将来的に大きな節約になっていることも。
例えば待機消費電力。コンセントに接続された家電製品が、使っていない間でも消費する電力のことです。共働きで家にいない時間が重なるときは、スイッチ付きテーブルタップを利用して切っておきましょう。

その他にも、水の出しっぱなし・電気の切り忘れ・冷蔵庫の頻繁な開け閉めなど、気をつけていれば節約できることも多いです。普段の生活を見つめ直して、なるべく「節約」を意識した行動をとるようにしましょう。

平均はいくら? 30代共働き夫婦の貯金と貯蓄事情について

まだまだ若くて働き盛りな、30代の共働き夫婦。きっと家計に多少なりとも余裕が生まれることだと思います。それを計画的に貯金に回すことで、将来の貯蓄事情が大きく変わってきます。子どもがいない・もしくはまだ小さいのなら、今がお金を貯めるチャンス。夫婦で将来についてよく話し合って、「なんのために貯金するのか」を明確な目標として、楽しく家計管理をしてくださいね。そしてたまには息抜きも必要です。家族での楽しいひとときも大切にしてください。

「貯金」といえば大きなお金の塊のように見えてしまい、途方もない金額に感じますが、実際は小さなことの積み重ねの結果です。まずは月10万円以上の貯金を目標にすることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

出典:総務省統計局
『平成26年全国消費実態調査』