2歳児におすすめの絵本10選と選びかたのポイント

ご飯を食べてすくすく大きくなったように、心の成長にも栄養が必要です。2歳児は「イヤイヤ期」「言葉の爆発期」ともいわれるほど、心が大きく発達するとき。そんな心の成長に「絵本」という栄養を与えてみてはいかがでしょうか。

2歳児の特徴に合わせた絵本の選びかたと、おすすめの絵本を10冊ご紹介します。

 

2歳児の特徴と買ってあげる絵本の選びかた

2歳児の成長について

2歳になると急激に語彙数が増え、2語文・3語文も話せるようになります。これを「言葉の爆発期」といいます。この「言葉の爆発期」になった子どもは、自分の言葉が相手に伝わることや会話ができることがうれしくて、「おしゃべりが楽しい!」と思うように。

言葉以外にも、「着替え」「トイレ」「スプーンなどを使ってご飯を食べる」などができるようになるのが2歳児です(言葉やできることについては、個人差があります)。

どんな絵本を買ってあげたらいい? 選ぶときのポイント

・ストーリーのある絵本
簡単な言葉がわかるころなので、起承転結を理解して物語を楽しみます。シンプルな内容のものや、繰り返しの構成だとわかりやすくていいです。

・生活習慣が覚えられる絵本
あいさつ・着替え・トイレなど、日常生活に寄り添った内容のものだと、理解しやすいです。

・長年にわたり出版され続けている絵本
長年愛され続けている絵本は、言葉が美しかったりイラストが迫力があるなど、多くの人から支持されている理由があるので、絵本選びに悩んだときはおすすめです。

2歳児におすすめの絵本10選と選びかたのポイント

2歳児におすすめの絵本10選!

1. きんぎょがにげた

https://www.amazon.co.jp/dp/4834008991
出版社:福音館書店
著者:五味 太郎
価格:972円

金魚鉢から逃げた金魚を探す絵本です。金魚はページをめくるたびに、どこかに隠れています。お花やキャンディのビン、イチゴの実の間……。

「どこかな?」「あ、いた!」と金魚に指さして親子でのコミュニケーションや、豊かな色彩を楽しめますよ。

2. うずらちゃんのかくれんぼ

https://www.amazon.co.jp/dp/4834012301
出版社:福音館書店
著者:きもと ももこ
価格:972円

うずらちゃんが、お友達のひよこちゃんとかくれんぼをします。お花やきのこに交互に隠れていると、ハチがとんできたり、カエルがとびだしてきたり。夢中でかくれんぼをしていると、雨が降りました。おうちに帰れず困っていると、そこに現れたのは……。

隠れたうずらちゃんたちを親子で探すのも楽しいし、ワクワクドキドキする冒険のストーリーにも想像が膨らみます。カラフルでキュートなイラストも細部までこだわりがあるので、読むたびに発見があります。

3. めのまどあけろ

https://www.amazon.co.jp/dp/4834009653
出版社:福音館書店
著者:谷川 俊太郎
画家:長 新太
価格:972円

子どもたちの1日(朝の目覚めから夜眠るまで)を、言葉遊びで表現しています。

「めの まど あけろ おひさま まってるぞ」 「くちの まど あけて お は よ う」など、リズミカルで楽しい詩がたくさん。普段の生活で思わず口ずさんでしまうほど、日本語の豊かさ・楽しさを学べます。

4. いやだいやだ

https://www.amazon.co.jp/dp/4834002160
出版社:福音館書店
著者:せな けいこ
価格:756円

なんでも「いやだ」と言うルルちゃん。それならおかあさんもだっこするのを「いやだ」って言うし、おいしいおやつもおひさまも、ぬいぐるみも「いやだ」って言うよ。「そうしたら ルルちゃんは どうするの?」

2歳になると訪れるイヤイヤ期。「立場が逆になるとどう思う?」という問いかけを、可愛らしい切り絵とリズミカルな言葉で表現されています。

5. かおかおどんなかお

https://www.amazon.co.jp/dp/4772100903
出版社:こぐま社
著者:柳原 良平
価格:864円

笑った顔、泣いた顔、怒った顔、いたずらな顔、困った顔……。目や口や輪郭の、形や色を変えて、いろいろな表情を描きわけています。

表情の違いで心の変化に気づけたり、表情を真似して親子で楽しんでみたり。ストーリーがないぶん、自由に工夫して楽しむことができる絵本です。

6. おでかけのまえに

https://www.amazon.co.jp/dp/4834008541
出版社:福音館書店
著者:筒井 頼子
画家:林 明子
価格:972円

あやちゃんが待ちに待ったピクニックの日。準備で忙しそうなお父さんとお母さんを手伝ってあげますが、どれもうまくいきません。お母さんはあやちゃんに「お手伝いはもうけっこうよ」と言って可愛い服を着させると……。

お出かけ前にワクワクして落ち着きのない子どもと、失敗しても怒らず見守る両親との温かな日常を描いています。あやちゃんのお手伝いが失敗する姿はとても可愛らしく、表情も細かくて感情移入がしやすいです。親子で楽しめる絵本です。

7. はけたよはけたよ

https://www.amazon.co.jp/dp/4032040303
出版社:偕成社
著者:神沢 利子
画家:西巻 茅子
価格:1,080円

たつくんは、ひとりでパンツが履けません。何回やっても失敗するので、「えい、パンツなんかはかないや」と外へ。すると、しっぽのないたつくんのお尻を動物たちが笑います。家に帰り工夫をしてパンツが履けるようになり、からかっていた動物たちからも羨ましがられます。

パンツが履けるようになる過程を、リズミカルに楽しく描いています。頑張るたつくんに、子どもは共感・応援します。

8. しゅっぱつしんこう!

https://www.amazon.co.jp/dp/4834000869
出版社:福音館書店
著者:山本 忠敬
価格:972円

みよちゃんはお母さんと一緒に電車に乗っておじいさんの家へ行きます。「しゅっぱつ しんこう!」

特急列車、急行列車、普通列車……と、乗り換えるうちに、どんどん景色が自然豊かになります。他にも新幹線や電気機関車、鉄橋などが出てくるので、電車好きなお子さんにおすすめ。イラストも丁寧で力強く細かいところも描写されているので、観察力が養えそうです。

9. くっついた

https://www.amazon.co.jp/dp/4772101780
出版社:こぐま社
著者:三浦 太郎
価格:864円

ページをめくるたびに、いろいろな生き物が口や鼻を合わせたり、手をつないだりと、「くっついた」をしています。

最後のページでは、お父さんお母さんが子どもの顔をはさんで「くっついた」をしています。次はどんな生き物がどうやってくっついてるのかな? というワクワクと、絵本と一緒に親子で「くっついた」をして、温かな触れ合いが楽しめます。

10.おやすみなさいコッコさん

https://www.amazon.co.jp/dp/4834005437
出版社:福音館書店
著者:片山 健
価格:972円

眠らないコッコさんに、「おやすみなさいコッコさん」と月が語りかけても、「ねむらないもん」とお返事。空の雲も、鳥も、お布団も、みんな眠ったのに。

夜眠らないコッコさんに、子どもは感情移入するはず。優しい月の語りかけと「ねむらないもん」と言う繰り返しのリズムが、ゆっくりと眠りを誘います。ページをめくるごとに夜がどんどん深くなる、きれいなイラストにも癒されます。

 

2歳児は言葉も覚えたてで、行動範囲も限られているので、まだ小さな世界の中にいます。絵本を読むことで、その世界も広がるのではないでしょうか。大好きなお母さんとお父さんの声で、絵本からいろいろなことを教えてもらいます。また、ストーリーだけでなく親子のスキンシップが楽しめるので、心が満たされますよ。お気に入りの一冊が見つかりますように。

 

出典:NPO法人「絵本で子育て」センター
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