妻のつわりがひどいとき、夫はどうしたらいい? NG言動にも注意

夫婦のお悩み解決コラム

お腹に赤ちゃんがいるとわかって喜んだのもつかの間、「つわり」が妻を苦しめるようになります。ずっと体調が悪そうな妻……見ているだけでも辛い気持ちになりませんか?

妻のつわりがひどいとき、夫にできることはなにがあるのでしょうか。そして、つわり中の妻に絶対NGな言動があることをご存知でしょうか。以下ご紹介します。

 

1. 男性が知らない「つわり」の話

つわりの基礎知識

つわりとは、妊娠初期(56週くらい)から起こるおしん・おう吐・食欲不振などの消化器症状のことです。妊娠1216週ごろまで続くので、つわりの期間は約1ヶ月以上になります。

つわりの原因

実は、はっきりとした原因はわかっていません。以下のような説があります。

  • 妊娠によるホルモンバランスの急激な変化に体がついていかない
  • 妊娠により一時的に「自律神経失調症」となっている
  • お腹の赤ちゃんを「異物」だと思いアレルギー反応(つわり)が出た
  • 妊娠や出産による不安やストレスが原因
  • 妊娠初期に無理をしないよう「休んで」というサインを出している

おもな症状

・吐きつわり

つわりと聞くと、「吐く」イメージがありますね。食べたり飲んだりする際に、吐き気を感じたり嘔吐をしてしまいます。

・においつわり

調理中の食べ物のにおいや部屋のにおい、夫の体臭などの「におい」に対して吐き気やおう吐してしまうつわりです。ダメなにおい・大丈夫なにおいは人それぞれです。

・食べつわり

空腹だと気持ち悪くなり、食べ続けてしまうつわりです。

・その他

頭痛、眠気、精神的に落ち込む、イライラするなどつわりにもいろいろな症状があります。

 

2. 夫がしてあげられること

ご紹介したように、つわりにはいろいろな症状があり、人それぞれ違います。つわりの期間は約1ヶ月から2ヶ月。妻にとっては地獄のように長い時間です。その間、妻にどう接するかが大切。

妻のつわりがひどいとき、夫はどうしたらいい? NG言動にも注意

つわりについて知り理解する

まずは妻のつわりについて理解してあげましょう。つわりにはいろいろな症状があること、イライラしたり落ち込んだりと精神的に不安定なこと、お腹の中で一生懸命赤ちゃんを育てていること。こういうことは妻の口から説明するより、夫が自主的に調べて広い心で受けとめてくれると妻はとてもうれしいです。

妻を気づかう

残業や飲み会はできるだけ避けて早く家に帰ったり、休日は妻の体調に合わせてゆっくり過ごすなど、妻を気づかいながらそばにいてください。夫の存在は妻にとってとても大きく安心できるものです。

料理を手伝う

つわり中の料理はとても大変。「においつわり」があるとキッチンに立つだけでも吐き気がするし、「吐きつわり」だと、食べることができないご飯を作るむなしさ、味見ができない大変さがあります。いためたり煮込んだりと、においの伴う調理を代わりにやってあげると妻の気も楽になります。

人にもよりますが炊きたてのご飯のにおいがダメなかたが結構いらっしゃいます。「においつわり」の場合、炊飯器を開けるのに勇気がいるので、ご飯をよそうなどしてくれたらとても助かります。

ゴミの分別やゴミ出し

妊娠する前でも嫌なゴミのにおい。つわり中だと吐き気が酷くなることも。生ゴミの処理や分別、ゴミ出しなどをこまめにしてくれるとありがたいです。

 

3. つわり中に絶対NGの言動とは?

つわり中に言ってはいけないこと

・「大変なのはお前だけじゃない」

疲れて家に帰ると妻がソファーで寝ていて、掃除も料理もできていない。そんな状況でつい言ってしまいがちになる言葉。状況も立場も違う「大変」は比べられません。

朝から晩まで働いてお金を稼ぐ大変さを、妻もよく知っています。妻だってそんな夫が気持ちよく過ごせる家庭にしたい。それでも思うように動けないのがつわりなんです。

「体調はどう?」と夫から気づかえば、妻も「お仕事お疲れ様」と夫を気づかうことができます。大変を比べず分ち合いましょう。

・「つわりを言い訳にするな」

これも上と同様、家事がおろそかになった妻に言いがちな言葉。ただ、家事のほとんどはつわりを酷くさせるものばかりです。料理のにおいで吐いてご飯も食べられず体力のない中、掃除や洗濯をこなして夕飯の買い物に。鮮魚コーナーで吐き気をこらえながら、家に帰ってまた料理を……

挙げるときりがないくらい、1日中つわりと戦っています。言い訳ではなく、本当につわりが原因で家事ができないので、大目に見るようにしましょうね。

つわり中にやってはいけないこと

・誰かと比べる

つわりの症状はひとそれぞれ。ほとんどなかったという人もいれば、つわりが悪化して「妊娠悪阻」となり入院が必要になる人もいます。

「部長の奥さんはつわり中でも家事をしていたそうだ」「俺の姉はつわり中でも働いてた」など、誰かと比べてはいけません。目の前の「妻」の症状だけを見てあげましょう。

・求めすぎる

とくに妊娠初期は大切な時期なので、性生活において求めすぎないようにしましょう。女性の体は妊娠によってホルモンバランスが乱れ、身体・精神ともにその急激な変化への対応に追われています。今後の夫婦生活にも影響することなので、よく話し合うようにしましょう。

つわりはママとパパになるために乗り越えなければならない高い壁。妊娠中の妻は不安でいっぱいです。そんなときに夫が手伝ってくれたり優しい言葉をかけることで、「この人との赤ちゃんができてよかった」という思いが強くなり、妊娠中のつわりを乗り越えるための大きな力になります。

妻のつわりがひどいときは、夫も「いつも通り」の日常を忘れて、できる限り支えてくださいね。

出典:つわり生活「つわりの症状」

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