子どもを両親に預けるときの注意点とお礼について

夫婦のお悩み解決コラム

たまには子どもから離れて一人の時間を大切にしたり、夫婦でゆっくり過ごしたい……そんな風に思うことはありませんか? 友人の結婚式などの行事や、風邪をひいてしまったときなども、子どもをどうするか悩みがち。

子育ての大先輩であり、子どもを安心して預けられるのが両親。ですが気兼ねなく預けられる反面、そんな気軽さが衝突を生んでしまうこともあります。両親に子どもを預けるときの注意点や、お礼はどうしたらいいかなどをご紹介します。

 

1. みんな子どもを自分の両親に預けてる?

筆者の周りでも、休日に子どもを両親に預けている人は多いです。インターネットのアンケートでも「両親に預けている」という意見を多く目にしました。乳児だと大変かもしれませんが、幼稚園くらいの年の子どもなら預けやすいですよね。そんな「子どもを預ける」について、両者の視点から見るとどうなるのでしょうか。

夫婦の視点ではどう?

自分たちを育ててくれた両親だからこそ安心して預けることができます。保育施設と違って融通がきくのもうれしいところ。

ただ、祖父母世代とは価値観や育児の方針などが大きく変わり、不安なこともいくつかあります。例えば食物アレルギーを「好き嫌い」だと勘違いして無理やり食べさせてしまったり、孫可愛さになんでも買い与えて子どもがわがままになったり。また体力的にも判断力的にも衰えているので、不測の事態への対応が心配になることも。

両親の視点ではどう?

孫は可愛いものです。ニコニコ笑顔を見るだけで元気になれますし、成長していく姿に自分たちの娘や息子と重ねて懐かしむこともできます。

ただ、やはり体力的な部分で元気に走り回る孫の遊び相手に一苦労したり、ケガをさせないようにという責任感が精神的な負担になることも。また「発熱」「ケガ」などの急なトラブルへの対応にどうしていかわからないという問題もあります。

子どもを両親に預けるときの注意点とお礼について

両親に子どもを預ける際は、良い面・悪い面の両方がありそうです。また、預ける頻度は人によってまちまち。月に一度という家庭もあれば、一週間に一度という家庭も。両親の体調や予定もあるので、預ける前に双方のスケジュールをしっかり確認しておきましょう!

 

2. 預ける時の注意点とは?

子どもの簡単なプロフィールを書いた紙を渡す

好きな遊びや食べ物、アレルギーや平熱などを具体的に書いておきましょう。昼寝をする時間やお腹がすく時間など、わかる範囲で子どもの1日のスケジュールを書いてみてもいいかも。子どもの機嫌が悪くなったり泣いてしまったときに、理由の見当がつきやすくなり便利です。

何かあったときのために、かかりつけの病院名や電話番号も書いておくと安心ですね。

準備物は多めにわかりやすく

着替えの服やお気に入りのおもちゃなどはそれぞれ袋などに入れて、袋の表面にマジックで「いつ・何に必要なのか」と書いておくと非常にわかりやすいです。緊急の時も助かりますよ。

また、両親の家には子ども用の食器がないことのほうが多いので、預けるとき用の食器を買って渡すか、いつも使うものを持たせるかするのも忘れずに。

絶対にしてはいけないことを伝える

お願いをするとき「あれもこれもダメ!」と言ってしまうと、両親も孫を預かることがおっくうになってしまうかも。ある程度は妥協しましょう。

ただし車で出かけるときはチャイルドシートを着用させる、アレルギーのある食べ物は絶対に手の届くところに置かないなど、命にかかわることは必ず伝えてくださいね。

納得してくれなかったら専門家の意見を引用する

両親は子どもを無事育てたというプライドから、なかなかお願いを聞いてくれません。チャイルドシートにしてもアレルギーにしても、「昔は大丈夫だった」という自信があるんです。そんなときは、「病院の先生が言ってたんだけど……」など、専門家の意見を引用して伝えると効果的。

さいたま市が孫を持つ祖父母向けに作った『さいたま市祖父母手帳』を印刷して見せてみるのもいいかもしれません。今と昔の育児がどれだけ違うのか、とてもわかりやすく書いてありますよ。

 

3. やっぱりお礼はしたほうがいい?

肉親といえど「感謝の気持ちをしっかり伝える」ことはなにより大切。預けることに慣れてしまうと、託児所代わりのように気軽にお願いしてしまいますが、年をとった両親の負担になっていることは忘れないようにしましょう。必ずお礼の言葉と、両親を気づかう気持ちを大切に!

毎回のお礼は必要ないかもしれませんが、お茶菓子などを手土産にすると喜ばれるかもしれません。母の日・父の日・敬老の日・両親の結婚記念日などの行事では盛大にお祝いをしましょう。いつもの感謝の気持ちをプレゼントと共に伝えるとベストです。

 

子どもを親に預けることで、パパとママは息抜きができ、両親は孫に会えることで気分転換になります。子どもは大好きなおじいちゃんとおばあちゃんと遊ぶことができて大満足だったりといいことづくし。

ただしお願いしている以上、目をつぶれるところはつぶって、上手に関係を築いていきたいですね。そして感謝の気持ちも大切に。きちんと言葉や形にして伝えるようにしましょう!

 

出典:さいたま市『孫育てを応援!「祖父母手帳」をご利用ください』

この記事をSNSでシェア