夫婦の味覚が違いすぎる! みんなはどう対処しているの?

夫婦になって一緒に暮らして、初めてわかることってたくさんありますよね。そのひとつが味覚の違い! 食べ物・味付けに関して夫婦の好みが違いすぎたとき、どう対処していけばよいでしょうか?

 

1. 一緒に住み始めてわかった! 食べ物・味付けの好みの違い

食べ物の好みや食に関する習慣は、大人になるまでにある程度身につきます。どんなに仲のいい夫婦でも結婚前に過ごしてきた環境は異なりますから、夫婦間で食べ物の好みが違うのは当たり前。

とはいえ、それが夫婦間のトラブルのもとになることもあります。具体的には以下のような好みの違いが多いようです。

味の濃さ・種類

一般的に東日本は濃い目・西日本は薄目の味を好むと言われており、お互いの出身地が離れていると味の好みもかけ離れやすいようです。ただし家ごとにも味付けは異なるので、出身地が近いからといって必ずしも味の好みが近いとは限りません。

他にも和食や洋食、エスニックなどといった料理のジャンルに対する好みの違いや、何にでもマヨネーズ、味噌、タバスコなど特定の調味料をかけたがるパートナーに悩む人もいます。

食材・調理法

肉・魚・野菜など食べ物の好みは人それぞれですから、一方の好みに合わせた食材ばかり食べているとパートナーはうんざりしてしまうでしょう。

同じ食材でも、揚げ物のようにこってりした料理か蒸し物・焼き物のようにあっさりした料理かで好みが分かれるかもしれません。また、カレーに入れる肉の種類や具材の切りかたなど、同じメニューでも調理法へのこだわりが違う夫婦も多いようです。

好き嫌いの多さ

夫婦のどちらか(もしくは両方)に好き嫌いが多すぎると使える食材が限られてくるため、毎日の献立選びに苦労することもしばしばです。

ただし、食材アレルギーや医師からの食事指導がある場合は柔軟に対処する必要があります。

1食あたりの品数・盛り付けかた

例えば「1食あたりのおかずは○品以上」というこだわりがあると、料理を担当するほうはそれだけ多くのおかずを準備する必要があります。毎回たくさんのおかずを要求されると、かなりの負担になってしまうことも。

また、大皿に盛った料理を取り分けるか、すべての料理をきっちり人数分に分けるかといった盛り付けかたの違いにとまどう夫婦もいるようです。

 

2. 食べ物の好みの違いは、こう乗り越える

食事は毎日しなければならないもの。人によっては大きな楽しみのひとつでもあります。ですから、食に関する好み・習慣の違いをささいなこととあなどってはいけません!

自分の好みをパートナーに押し付けすぎたり、我慢して不満を溜め込みすぎたりすると、夫婦仲の悪化につながることも……。お互いが納得できるよう、上手に歩み寄りましょう。

お互いの好みの中間点を探り、新しく「家庭の味」を作っていく

例えば夫が濃い味・妻が薄味を好む夫婦なら、濃すぎず薄すぎない中間くらいの味付けを試してみましょう。

一緒に外食して感想を話し合うとちょうどいい味を見つけやすくなるかもしれません。お互いに満足できる味が見つかったら、それを新しい「家庭の味」にしていきましょう。

不公平にならないように献立を決める

夫の好物メインの日と妻の好物メインの日を平等に設けたり、1食のおかずに夫の好物と妻の好物をそれぞれ1品以上入れたりして、どちらかの好みに偏らないようにしましょう。いろいろな食材をまんべんなく食べることは栄養面でも大切です。

味付けを薄めにしてある程度自分で調味できるようにする

調理するときは薄味にとどめ、自分の皿に盛ってから好きな味を足すようにするのもおすすめ。お互いに好きな味を楽しむことができますし、特定の調味料をかけたがるパートナーにも困りません。

ひとりで食事するときに好きなものを食べる

夫婦での食事は相手に合わせ、ひとりでの食事のときには思いっきり自分の好きなものを食べて発散しても良いでしょう。仕事中のランチタイムや、パートナーが出張・飲み会などでいないときなら、相手に気兼ねせずに自分の好物を食べられますね。

健康面が心配なら…

パートナーが脂っこいものや味の濃いものばかり食べる場合、健康面が心配になりますよね。だからといって頭ごなしに否定すると相手は気を悪くしてしまいます。「いつまでも健康でいてほしいから」などと相手への気遣いを強調しつつ、さりげなく健康によいメニューを増やしていきましょう。

調味料をたっぷりかけたがるパートナーには、塩分入り調味料に代わるもの(レモン汁・スパイス・酢など)や減塩タイプの調味料を勧めてみてはいかがでしょうか。

 

3. 子どもが生まれると、毎日のメニューはどうなる?

それまで夫婦の好みや都合に合わせて食事していても、子どもが生まれると食卓の様子が一変することもあります。子どもが生まれたら、以下の点に注意しましょう。

夫婦の味覚が違いすぎる! みんなはどう対処しているの?

子どもの成長にあわせて、いろいろな食材をバランスよく

成長期の子どもは、発達にあわせた栄養をしっかり摂る必要があります。外食やインスタント食材ばかりではなく、栄養バランスを考えて毎日のメニューを決めなければなりません。

しかし食育にこだわりすぎて毎日手の込んだ料理を作ったり、子どもの好き嫌いをなくそうと必死になりすぎたりすると、パパ・ママのストレスもたまってしまいます。「週に○回までは出来合いの惣菜を使ってもOK」「○○を食べないけど代わりに△△で栄養を補える」というふうに、なるべくおおらかに構えると良いですよ。

子どもが好む味・メニューは?

子どもは、大人に比べて感覚が敏感。そのため、多くの子どもは見た目がある程度豪華で甘味・塩味・うま味を感じやすいメニューを好みます。カレー・ハンバーグ・オムライスといった昔ながらの洋食や、お寿司・ラーメンなどが好まれやすいですね。

一方で、無意識のうちに酸味を腐敗物、苦味を毒物として認識することから、多くの子どもは酸味・苦味のあるものを嫌います。成長と共に経験や知識を得ることで、酸味・苦味のあるものも少しずつ食べられるようになります。

また、小骨の多い魚や噛み切りにくい肉・野菜など、食べにくいものも嫌う傾向があります。こちらも経験を積むことで次第に慣れていきますよ。

濃すぎる味はNG!

小さいうちから濃すぎる味に慣れると味覚が鈍感になったり、塩分・糖分の摂りすぎで健康を損ねたりするおそれがあります。子どもに食べさせるものは、できるだけ薄味を心がけましょう。

 

食事は生きるために大切なことであり、毎日のささやかな楽しみでもあります。だからこそ、味覚・食習慣の違いに関する夫婦間のトラブルは決して無視できません。また、子どものために食習慣を変えなければならない夫婦もいるでしょう。

自分の意見を押し付けたりひたすら我慢したりするのではなく、家族全員が納得できる形で新しい家庭の味を作れるといいですね。