夫に知ってほしい! あまり知られていない妊娠中の実態とは?

夫婦のお悩み解決コラム

妊娠中の辛さは、実際にお腹に赤ちゃんのいる女性にしかわかりませんよね。妻は妊娠がわかってから「お母さん」の自覚を持ちますが、夫には実感がわきにくいもの。それは仕方のないことですが、やっぱり妻としては妊娠中が辛いことを知ってほしいというのが本音です。

お腹の中に赤ちゃんの命があることを、もっと理解してほしいから。その赤ちゃんを必死で育てている妻のことを、一番の理解者である夫に支えてもらいたいから。一緒にママとパパになりたいから。

妊娠中の妻の状態を知っておくと、夫にできることはなにかが見えてくるのではないでしょうか。妊娠中の妻の状態についてご紹介します。

 

1. つわりについて

つわりの基礎知識

つわりとは、妊娠初期(5~6週くらい)から起こるおしん・おう吐・食欲不振などの消化器症状のことです。妊娠12~16週ごろまで続くので、つわりの期間は約1ヶ月以上になります。

つわり中の家事の辛さ

食べ物・洗剤のにおいがダメになるので、料理はもちろん掃除・洗濯にも支障が出やすくなります。さらに、嘔吐や吐き気により体力や気力もなくなるので、寝込んでしまうことも。そんな状態なので、家事をする余裕がなくなってしまいます。

つわり中、夫が注意すべきことは?

夫に知ってほしい! あまり知られていない妊娠中の実態とは?

つわりと戦っている妻に家事を強要せず、できることは進んでするといいでしょう。忙しいようなら、せめて自分のことは自分で(食事後の皿洗いやシャツのアイロンがけなど)しましょう。「手伝えることはある?」と家事に協力的になってくれるとありがたいですね。

帰宅前などに電話をかけ、妻が食べられそうなものを買ってくると妻は嬉しいです。夫への食事が準備できていない場合は、自分の分も。

帰宅前になるべく避けてほしいのは、お酒やにおいのきついものを口にすること。つわりで苦しむ妻に追い打ちをかけることになります。飲み会など仕方のない場合は、ブレスケアや衣服に消臭剤をするなどの対処を。

そして、つわりを他の人と比べるのは絶対にNGです。症状は人それぞれ違うものなので、目の前の妻を気遣いましょう。妊娠初期はホルモンの影響で、特に情緒が不安定な時期。デリカシーのない言動には気をつけてくださいね。

参考:「妻のつわりがひどいとき、夫はどうしたらいい? NG言動にも注意」

 

2. お腹が重くなってきたら…

夫に知ってほしい! あまり知られていない妊娠中の実態とは?

妊娠中期〜後期の状態

つわりが落ち着いて安定期になりますが、無理は禁物。重いものを持ったり、高いところのものを取ったりするのはなるべく避けなければいけません。お腹がつかえたり転倒の危険があるなど、辛かったつわりが終わっても思うように動けないのが妊娠中期~後期の状態です。

妊娠中期〜後期の辛さ

お腹の重みや腰痛などで立ったり歩いたり、ものを運んだりするのが大変になります。お腹が重くなることで体のバランスが変わり、転倒しやすくなるので常に注意が必要です。

大きくなったお腹が邪魔になり動きが制限されるので、思うように動けずストレスもたまります。さらに胃もたれや頭痛、貧血などのマイナートラブルを抱えがちに。

眠るときに仰向けになれないので、熟睡できないこともあります。疲労や睡眠不足・ストレスは切迫早産を引き起こす恐れもあるので、休めるときにしっかり休むように。冷えも妊婦さんには大敵なので、体を冷やさないようになるべく温かい恰好をします。

妊娠中期〜後期、夫が注意すべきことは?

かがんで行う家事(お風呂掃除など)や力仕事は、率先して引き受けてください。買い物に行くなら、なるべく夫婦一緒がいいでしょう。重たい買い物袋を持ってくれると助かります。

また、妻の身体でどこか痛いところはないか気づかってくださいね。大きなお腹を支える腰や足に負担がかかっているので、そこを優しくマッサージするといいかも。夫婦のスキンシップもとれますよ。

夫に知ってほしい! あまり知られていない妊娠中の実態とは?

お腹が大きくなったことを「太ったな」とからかったり、家事をお願いしたときに「俺も仕事で大変なんだから」と言うのはNG。妊娠中は、精神的に不安定でナイーブです。何気なく言った言葉でも、妻にとっては「一生残る悲しい言葉」になってしまいます。お腹にいる赤ちゃんに聞かせても大丈夫な、優しい言葉を使うようにしてくださいね。

 

妊娠中の妻の辛さには、なかなか区切りがありません。つわりが終わったと思ったら、今度は貧血で頭が痛い、お腹が重くて動けない……。そんなときに一番頼りになるのが夫の存在です。妻にとって心の支えにもなるので、積極的に家事を手伝ったり体調を気遣うようにしましょう。

妊娠中の出来事を、妻はよく覚えています。嬉しいことはもちろん、嫌だったことも。妊娠中の思い出が良いものであるように、夫は妻の妊娠中の辛いことを良く知って、夫婦で協力して乗り切ってくださいね。

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