子育ての「困った」はファミリーサポートで解決できる!

夫婦のお悩み解決コラム

「仕事が長引いてお迎えに行けない」「ちょっと子どもを預けてリフレッシュしたい」……そんなときの強い味方が、各自治体で実施されているファミリーサポート制度。今回は、ファミリーサポートの利用方法や筆者の体験談をご紹介します。

 

1. ファミリーサポート(ファミサポ)って?

ファミリーサポートとは

多くの自治体で実施されているファミリーサポート(以下ファミサポ)は、地域の人どうしが子育てを支えあう制度です。

子育てを手伝ってほしい人は、依頼会員(子育てをサポートして欲しい人)として会員登録を行います。子どもがいる家庭なら、共働き家庭・専業主婦(夫)家庭のどちらでも依頼会員に登録できます。

過去の育児経験を活かして地域の役に立ちたい・空いた時間を有効に使いたい人は、提供会員(子育てをサポートする人)として会員登録を行います。中には、依頼会員・提供会員の両方に登録して自分の子どもと地域の子どもの面倒を一度に見る人もいます。

いつ、どんなサービスを利用できる?

保護者に以下のような事情があるとき、ファミサポを利用することができます。

  • 仕事や急用で、子どものお迎えに間に合わないとき
  • 休日や時間外など、保育園が利用できないとき
  • 保護者の急病・体調不良のとき
  • 冠婚葬祭のとき
  • 子どもを預けてお出かけ・リフレッシュしたいとき

ファミサポの主なサービス内容は、「子どもの送迎」「一時預かり」の2種類。一時預かりは提供会員の自宅で行うことが多く、場合によっては提供会員宅で食事を与えてもらうことも可能です。

自治体によっては、保育園・幼稚園に登園できない病中病後や早朝・夜間の一時預かりもしてもらえます。

 

2. ファミサポ利用の基本的な流れ(依頼会員の場合)

自治体によって若干差がありますが、基本的な利用の流れは以下の通りです。

事前登録

ファミサポを利用したいと思ったら、まずは事前登録を行います。事前登録では、子どもの情報(人数・氏名・年齢など)やおもにどんなサービスを利用したいかなどを登録します。

登録が済むと、サポートセンターが条件に合う提供会員を探してくれます。

提供会員との顔合わせ

サポートセンタースタッフの立会いのもとで提供会員と顔合わせを行い、いつどんな援助をしてほしいか・子どもに関する注意点(子どもの性格・病気・食物アレルギーの有無など)について確認します。

利用後

実際にサービスを利用したら、提供会員に利用料を支払います。2回目以降は、依頼会員が直接提供会員にアポを取って利用することもあります。

 

3. ファミサポのメリット、デメリット

子育ての「困った」はファミリーサポートで解決できる!

メリット

  • 民間のサービスより利用料が安め
    自治体によって差がありますが、1時間あたり700~800円前後で利用できます。
  • 早朝・夜間・休日でも利用できる
    提供会員側の都合がよければ、普通の保育園や一時預かりサービスが利用できない早朝・夜間・休日でも利用できます(自治体の規定によっては、深夜・早朝の利用ができないこともあります)。
  • 提供会員と顔なじみになれる
    同じ提供会員に複数回サポートしてもらえることが多く、一度顔なじみになればお互いに安心して利用できます。
  • 保険加入制度がある
    登録時に必ず保険に加入するので、万が一事故・怪我などのアクシデントがあっても安心です。
  • 遊び相手ができるかも?
    提供会員に子ども・孫がいれば、一時預かり中の遊び相手になってくれることもあります。

デメリット

  • 提供会員側とスケジュールが合わないことも
    サービスを受けたいときに提供会員とスケジュールが合わない場合は、条件に合う他の提供会員を探すか民間のサービスを利用するしかありません。
  • 提供会員は育児の専門家ではない
    市町村によっては、提供会員登録時に講習を義務付けている場合もあります。しかし、提供会員はあくまでボランティアであり育児のプロではありません。提供会員との相性や提供会員の育児スキルによっては、満足の行くサービスを受けられない可能性があります。

 

4. 筆者のファミサポ利用体験談

つわりで寝込んだとき、息子の幼稚園送迎のためにファミサポを利用しました。普段はバス通園ですが、放課後の習い事がある日・行事がありバスが運行しない日のみ送迎を依頼。週に1回くらいのペースで計6~7回利用し、2名の提供会員さん(Aさん・Bさん)に援助していただきました。

実際に利用してみて…

お2人ともとても親切なかたで、息子も顔合わせ後すぐに打ち解けたようです。息子と年の近い孫がいるAさんには、特に息子をかわいがってもらえました。

1回あたりの利用時間はいずれも短かったのですが、特にトラブルはなく息子にも親切にしてもらえました。自治体発行の子育て世帯用割引クーポンを利用できたので、トータルの利用料(1時間あたり700円+ガソリン代実費×6~7回分)は思ったより安く済みました。

注意したこと

  • 保護者以外の人による送迎
    息子が通っている幼稚園では、原則として子どもの両親・祖父母以外の人の送迎は禁じられています。そこで幼稚園に電話をかけて事情を話し、提供会員さんによる送迎を特別に許可してもらいました。

    保護者以外の送迎に関しては園によってさまざまな決まりがあるので、ファミサポの方に送迎してもらう場合は早めに確認しましょう。

  • チャイルドシートの有無
    Aさん・Bさんとも自家用車で送迎していただきましたが、Bさんの車にはチャイルドシートがついていなかったので筆者所有のチャイルドシートを使うことに。そのため、お迎え前に一旦筆者宅に寄っていただく必要がありました。

    サポートセンターにもレンタル用チャイルドシートがあったそうですが、あいにく全て貸出中だったようです。

アクシデント

利用当日にBさんがギックリ腰になり、ドタキャンになってしまったことがあります。この日はAさんの都合がつかず、新しい提供会員さんを紹介してもらう時間もなかったので、やむを得ずタクシーを使って自分でお迎えに行きました。

 

近くに頼れる人がいないと、子育ての負担はどうしても重くなります。子育てのトラブルや悩みをひとりで抱え込む前に、ぜひファミリーサポート(ファミサポ)を利用しましょう。

共働き家庭・専業主婦(夫)家庭のどちらでも利用できますし、万が一に備えて登録するだけでもずいぶん安心できますよ。

 

参考:金沢子育てお役立ちウェブ

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