映画好き夫婦は注意!? 夫婦で観てはいけない映画10選

夫婦のお悩み解決コラム

今回は、夫婦で観ると微妙な雰囲気になって しまうかも? な映画のご紹介です。いずれも素敵なキャストやすばらしいストーリーが光る名作ですが、もしかするとなるべくひとりで観たほうがいいかもしれません。

一部ネタバレを含みますので、「最初から最後までストーリーを楽しみたい!」というかたはご注意ください。

 

夫婦で観てはいけない映画10選

ブルーバレンタイン

映画好きな人の間で「トラウマ恋愛映画」として有名な作品です。結婚5年目にして倦怠期まっただ中の、しがないペンキ屋・ディーンと看護師・シンディー夫妻。彼らは一人娘・フランキーのために別れられずにいましたが、フランキーは実はシンディーの元恋人・ボビーの娘でした。

ある日ディーンは冷め切った関係を修復しようとしてシンディーとモーテルに行こうとしますが、その途中で偶然ボビーに会ってしまい……。

作中ではしばしば幸せだった結婚前の回想が挿入され、現在の冷たい関係との対比が浮き彫りになっています。2人がどんどんすれ違っていく様子は、見ていて心が痛くなります。

ゴーン・ガール

「ブルーバレンタイン」同様、カップル・夫婦で見てはいけない映画としてしばしば話題になる作品です。

ニックとエイミーは結婚5年目の夫婦でしたが、結婚記念日にエイミーが突然失踪してしまいます。室内には争ったような形跡があり、さらにニックに不利な証拠が次々に発見され、世間からは「ニックが妻を殺したのでは?」と好奇の目にさらされます。ところが……。

ストーリーが進むごとに、「完璧な妻」エイミーの恐ろしい一面がどんどん明らかになっていきます。サスペンスとして観るなら、非常に面白い一本です。

危険な情事

1987年に公開されたサスペンス映画。ニューヨークの弁護士・ダンは、妻と娘とともに穏やかな毎日を送っていました。ある日妻子の帰省中に参加した出版社のパーティーでアレックスと出会い、一夜をともにしてしまいます。

ダンにとっては一時の火遊びのつもりだったものの、これを運命の出会いと思い込んだアレックスにつきまとわれます。

ダンに粘着するアレックスの行動はどんどんエスカレートしていき、最後には驚愕の結末を迎えます。たとえほんの遊びのつもりでも、浮気はキケンですよ!

フレンチアルプスで起きたこと

2015年公開のスウェーデン映画です。
フレンチアルプスにバカンスにやってきたスウェーデン人のトマス一家。トマスは「よい父親」として家族サービスに励みますが、バカンス2日目に雪崩に巻き込まれてしまいます。

幸い一家は無事でしたが、雪崩のときにトマスがとった行動に家族は不信感を抱き始めて……。

一般的に求められる父親・母親らしさとは程遠い、「人間の小ささ」がこれでもかとばかりに描かれています。一家を見ていてなんとも胸が痛くなるのは、多かれ少なかれ誰もがこうした弱さを抱えているからではないでしょうか。

旅する女 シャーリー・バレンタイン

1989年公開のイギリス映画。日本では舞台化もされました。

つまらない夫や自分のことしか考えない家族にうんざりしつつ、壁に向かって話すような毎日を送る専業主婦・シャーリー。ある日友人に誘われてこっそり旅行したのをきっかけに、彼女の中で少しずつ何かが変わりはじめます。

ラストはハッピーエンドですが、主人公の苦悩に共感するあまり途中で辛くなる女性も多いかもしれませんね。

ある結婚の風景

もとはテレビドラマシリーズとして製作されたスウェーデン映画で、公開直後に離婚者数が急増したとも言われる作品。

心理学研究所助教授・ヨハンと弁護士・マリアンヌは結婚10年目を迎え、2人の娘にめぐまれて平穏無事な日々を送っていました。あることがきっかけでマリアンヌは夫婦のありかたを見つめなおそうとしますが、ヨハンは「自分には恋人がいる」と彼女に告げて家を飛び出してしまいます。

他の作品に比べて圧倒的に登場人物が少なく、ストーリーはほぼ夫婦の会話のみで進行。作中では「夫婦とは」「他者とともに生きることとは」などさまざまな問題提起がなされ、深く考えさせられる作品です。

マッチポイント

ウディ・アレン監督、2005年公開のイギリス映画です。アイルランド出身のクリスは、上昇志向の強いプロテニスプレーヤー。彼は人生を変えるためにロンドンのテニスクラブでコーチとして働きはじめ、クラブで大富豪のトムと知り合って意気投合します。

さらにトムの妹・クロエと相思相愛になったことがきっかけで、クリスは高い社会的地位を手に入れます。しかし彼はクロエに招待されたパーティーでトムの婚約者ノラと出会い、彼女と関係を持ってしまいます。

なかなか子どもができず悩むクロエや望まぬ妊娠をしてしまったノラの苦悩、そしてストーリー終盤でクリスが見せるずるさ。ラストの受け取りかたは人それぞれでしょう。

ダメ男に復讐する方法

キャメロン・ディアス主演のラブコメ映画。弁護士のカーリーは恋人・マークと結婚したいと考えていましたが、彼にはケイトという妻がいました。ケイトはカーリーのオフィスに乗り込んできますが、話をするうちに2人は打ち解けていきます。

他にも愛人がいるかもしれないと危惧した2人は、マークがさらにアンバーという若い恋人とも付き合っていることを突き止めます。カーリーとケイトはアンバーにも真実を話し、3人は結託してマークへの仕返しの計画を立てます。

コメディを純粋に娯楽として楽しめる夫婦にはおすすめですが、そうでない場合はちょっと複雑な気持ちになるかも。

恋の罪

2011年公開、園子温監督によるR指定映画です。渋谷のラブホテル街にあるアパートで、バラバラに切断されてマネキンと接合された変死体が発見されます。不倫相手とホテルで密会していた女刑事・和子は、連絡を受けて現場にかけつけます。

事件を担当した和子が捜査を進めていくうちに、セックスレスに悩む作家の妻いずみと、昼間は大学教諭、夜は娼婦として働く美津子の2人の女性と知り合って……。

R指定作品なだけあって、アブノーマルなラブシーンやグロテスクな描写が満載。夫婦で見るには、そうとうの勇気が要るかもしれません。

愛のタリオ

韓国の民話「沈清伝」を原案とするR指定映画。大学教授・ハッキュは、ソウルの大学で起きた不祥事から逃げるために田舎町に講師として赴任します。彼には妻子がいますが、地元の遊園地で働く少女・ドクと恋仲になります。

しかし幸せな時間はあっという間に過ぎ、ドクはソウルでの復職が決まったハッキュに捨てられてしまいます。さらにうつ病による自殺で母を亡くしたハッキュの娘・チョンも、「母は父のせいで死んだのだ」とハッキュへの恨みを募らせていきます。

モチーフとなった民話は親孝行の素晴らしさを説くものですが、本作はドロドロの不倫愛憎劇です。なお作中でハッキュがドクにハイヒールをプレゼントしますが、韓国には「恋人に靴を贈ると別れる」というジンクスがあるそうです。

 

今回取り上げた「夫婦で観てはいけない映画」は、結婚生活のマイナス面や不倫のドロドロ、そして人間の恐ろしさを容赦なく突きつけてくるもの。夫婦のありかたや生きかたについて真剣に考えさせてくれる作品もありますが、夫婦で観るときはくれぐれもご注意くださいね。

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