転勤族の夫を持つ妻は、どんな仕事をしているの?

夫婦のお悩み解決コラム

転勤族の夫を持つと、そうでない妻に比べて仕事への制約が多くなります。さらに実家・義実家とも離れてしまうので、子どもがいると妻の育児負担も大きくなりがち。

割り切って専業主婦でいるのもいいですが、働きかたを工夫すれば転勤生活と仕事を両立させることもできるんです。

 

1. 転勤族の妻でもできる仕事とは?

転勤妻の場合、働きたくても「いつ辞めるかわからない」という理由でなかなか仕事が決まらないことが少なくありません。転勤生活と仕事を両立させている人はどのように働いているのでしょうか。

期間限定の仕事

転勤妻の働きかたとして多いのが、短期間のパート・アルバイト・派遣や契約社員として働くパターン。最初から働く期間が決まっている仕事なら、夫の転勤を理由に断られる心配があまりないようです。

手が空いたときだけ働けるのも短期間の仕事の利点なので、育児や不妊治療などと両立したい人にもおすすめ。事務・軽作業・サービス業などさまざまな業種があるので、自分のスキルを活かせそうな仕事を探してみましょう。

全国チェーン店・全国転勤可能な企業での仕事

全国展開しているレストラン・スーパーなどで、パート・アルバイトの仕事を続けるのもおすすめです。転勤先にも店舗があり、全店舗共通のマニュアルがあるところなら、国内のどこに転勤しても再就職しやすいですね。

正社員として働きたいなら、全国転勤可能な企業への就職を検討してみましょう。企業の方針やそのときの状況によりますが、夫の転勤に合わせて妻も転勤させてもらえる可能性が高いです。

在宅ワーク

在宅ワークにもいろいろな種類がありますが、近年はパソコンとインターネットさえあればどこでもできる仕事が人気。在宅勤務・テレワーク社員として働く、クラウドソーシングで収入を得るなど、さまざまなスタイルの在宅ワークがあります。ハンドメイドなどの趣味を活かして、ネットショップ・オークションで収入を得る人も。

比較的時間の融通がきくので子育て・家事と両立しやすく、もし海外転勤になってもそのまま働けることも多いです。また、急な転勤・短期間での転勤が多くても続けやすいでしょう。

専門職

専門的な資格や経験があれば、再就職もしやすくなります。中でも医療・介護系の仕事は今後需要が伸びる可能性が高いので、どこに転勤しても就職先を見つけやすいでしょう。

また、ネイリストなどの資格を活かして自宅でサロンを開く人もいます。将来マイホームを購入して特定の土地に落ち着いたときのために、資格取得を目指すのもひとつの手です。

 

2. 転勤続きの妻にオススメの資格

思うように働けない時間をブランクと捉えるより、資格取得のために活用してみませんか? 比較的取得しやすく仕事にも直結しやすい資格や、一度取得すればどこでも一定の需要がある資格についてご紹介します。

転勤族の夫を持つ妻は、どんな仕事をしているの?

簿記

「簿記」は、企業などのお金やモノの出入りを記録・計算・整理するスキルを指します。簿記の知識を身につけることで会社の収入・経費の流れがつかめるようになり、経理・会計などの仕事に就きやすくなります。

現在日本ではいくつかの簿記検定が実施されていますが、もっとも知名度が高いのが日商簿記検定。日商簿記検定は初級(20176月より実施)・3級・2級・1級の4種類があり、全国の商工会議所で年3回実施されています。学歴・年齢などによる受験制限はなく、主婦にも人気の資格です。

ケアマネージャー(介護支援専門員)

ケアマネージャーは、要介護者の自立・尊厳を保持しその人らしく過ごせるようサポートを行います。要介護者本人やその家族からの相談に乗ってその人に合った介護保険サービスが受けられるようケアプランを立てたり、関係機関との連絡・調整を行ったりします。

ケアマネージャー試験を受けるためには、以下のいずれかを満たす必要があります(2018年〜)。

  • 保健・医療・福祉関連の資格(医師・看護師・薬剤師・介護福祉士など)に関する5年以上の実務経験がある
  • 特定の福祉・介護・障がい者施設などで、生活相談員・支援相談員・相談支援専門員・主任相談支援員として5年以上実務経験がある

看護師

看護師は、医療に関する専門的知識・技術にもとづいて患者のケアや診療を介助します。夜勤などもあり体力的にきつい仕事ですが、その分年収も高めです。子育てや家事と両立させたいなら、パート看護師として働くのもよいでしょう。

看護師国家試験の受験資格を得るにはいくつかの方法がありますが、主たる項目は以下のとおりです。

  • 国が指定する看護士養成施設に通い(34年)、所定の単位を取得する
  • まず准看護師学校(2年)で准看護師資格を取得し、その後看護専門学校の定時制(3年)に通って所定の単位を取得する

保育士

保育所・託児所・乳児院・児童養護施設などに勤務し、おもに未就学児(6歳まで)の保育や保護者への保育指導を行います。全国各地で需要があり、自身の出産・育児経験を活かすこともできます。

保育士資格の取得方法は、大きく2種類に分かれます。

  • 国が指定する保育士養成施設(24年)に通い、所定の単位を取得する
  • 都道府県で行われる保育士試験に合格する

学部・学科にかかわらず、大卒・短大卒または大学に2年以上在籍して62単位以上取得した人には受験資格があります。高卒・中卒の人は、児童福祉施設での実務経験(高卒2年、中卒5年)が必要です。

 

働きかたが多様化している現在、夫が転勤族だからといって必ずしも妻が仕事を諦める必要はありません。全国どこでも需要がある仕事は多いですし、ネット環境を駆使して時間・場所にとらわれない働きかたを目指すのもアリ。

自分が持っている、または積みたいスキルや今後のライフプランに合わせて、よいと思える働きかたを探してみましょう!

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