結婚を考えている人必見! 先輩夫婦の結婚の決め手とは?
夫婦のお悩み解決コラム今の彼氏・彼女と結婚したい……と思いつつも、プロポーズの決め手に欠けると出しにくいこともある「結婚」というワード。
結婚のタイミングは意外と難しいものですよね。よその夫婦は、何がきっかけで結婚したのでしょうか。先輩夫婦の意見をまとめてみました。
この記事でご紹介すること
1. 今のパートナーと結婚を決めた理由
ウィメンズパークにて、全国の会員を対象に行われた「結婚の決め手は?」というアンケートの実施結果は以下のとおり。
1位:一緒にいて居心地がいい、安心できる
結婚すると、何十年もの長い時間を一緒に過ごすことになります。いくら相手の容姿や経済力に惹かれても、ずっと自分を取り繕っていては疲れてしまいますよね。
お互いにありのままの自分をさらけ出せる相手と結婚できれば、結婚生活はおだやかで平和なものになるのではないでしょうか。
2位:相性がいい
心理学では、自分と似た共通点が多い相手を好きになりやすいといわれます。相手と笑いのツボや好きなもの・苦手なものが似ていると、自然と結婚生活もイメージしやすくなるそう。
逆に、「しっかり者とのんびり屋」のような正反対の夫婦も相性が良いと言えます。この場合の「正反対」とは、お互いにぶつかり合うのではなく足りないところを補い合うような関係です。
3位:タイミング
- 年齢・交際年数
「付き合い始めて○年経った」「どちらかが○歳になった」というふうに、年齢や交際年数の長さが結婚の決め手になるパターン。特に女性は30歳前後になると結婚を強く意識し始める人が多いようです。 - 転職・転勤
「転職して経済力と自信がついた」「転勤で引っ越すことになったからついてきてほしい」など、どちらかの仕事がきっかけで結婚に踏み切ることもあります。 - 子どもができた
女性側の妊娠がきっかけで結婚を決めるカップルは、全体の約1/4と言われています。予想外の妊娠にとまどいながら結婚する人も多いですが、交際期間が長いものの結婚を決めるタイミングがつかめず「妊娠したら結婚しよう」と約束しているカップルも。 - その他
友人・知人がどんどん結婚していく、幸せそうな夫婦や家族連れを見てうらやましくなった、病気・ストレスで弱っているときに優しくしてもらえた、なんとなく勢いでなど、様々な理由があります。
4位:経済力
結婚を決めるさまざまな要素のひとつとして、経済力を重視する人もいます。特に出産を希望する女性の場合、妊娠中~子どもが小さいうちはどうしても働きにくくなるでしょう。そのため、ある程度経済力がある男性との結婚を望む人が多いよう。
とはいえ、相手の経済力「だけ」を見て結婚すると、後になって性格の不一致がわかったり、相手の親族と反りが合わなかったりしてトラブルになることも。また、相手の転職や会社の業績悪化などで年収が下がる可能性もゼロではありません。
2. 結婚を意識したのはいつ?
では、みんな付き合ってからどのくらいで結婚を意識するのでしょうか。ゼクシィによる全国の男女を対象としたアンケートの実施結果によると、以下の割合になるそうです。
付き合い始めてから結婚を意識するまでの期間に、男女差はある?
付き合い始めてから結婚を意識し始めるまでにかかる期間は、女性より男性のほうが長くなる傾向があるのではないでしょうか。女性は「○歳までに結婚したい」と考える人が多く、また妊娠・出産のタイムリミットを考えて早めに結婚したがるケースが多いためです。
一方、男性には女性ほどシビアな出産リミットはありません。その代わり、多くの男性にとって「結婚=一家の大黒柱としての責任」という意識が強くなります。
共働き世帯が増えた現代でも、経済的に家庭を支えていく責任は男性側により重くのしかかりがち。そのため、じっくりお付き合いしてお互いの相性を確かめてからでないと結婚を意識しにくいようです。
彼がなかなかプロポーズしてくれない!?
それなりに長く付き合って相性も問題なさそうなのに、彼からプロポーズされる気配がない……とやきもきしてしまう女性は少なくありません。彼女に不満がないにもかかわらず彼氏がプロポーズをためらう主な理由は、以下のとおりでしょう。
- 今のままで十分居心地がよく、急いで結婚する必要性を感じていない
- 挙式の準備・親戚づきあいなどが面倒
- 結婚することで自由な時間・お金が減るのが不安
- 彼女を幸せにできる自信がない
- もうすこし仕事をがんばってから(または起業・転職などの目標を達成してから)プロポーズしたい
女性からの逆プロポーズもあり!
男女平等の意識が強くなった現代日本でも、プロポーズはまだまだ男性から行うのが一般的です。しかし、少数派ながら女性からの「逆プロポーズ」がきっかけで結婚に至った先輩夫婦も。
逆プロポーズをする場合、あまり女性側がイニシアチブを取ると男性のプライドを傷つけるおそれがあります。気合の入った派手なサプライズや高価なプレゼントを用意したり、「いつになったら結婚してくれるの?」などとプレッシャーを与えたりすると、男性が引いてしまうかもしれません。
あまり肩肘張らないで、2人でのんびりしながら「ずっとこんなふうに2人で楽しく過ごしたい」などとサラッと伝えるようなプロポーズがベターではないでしょうか。
結婚を決めるにあたって相手の容姿や経済力を重視する人もいますが、それ以上に一緒にいて居心地がいいか・相性が合うかを重視するカップルが多いです。結婚すると何十年という時間を一緒に過ごすことになるので、肩肘張らずに楽しく・おだやかに過ごせるパートナーを選びたいですね。
結婚は人生を左右する一大イベントですが、タイミングを逃してしまうとなかなか結婚に踏み切れないこともあります。「長い春」から結婚にステップアップしたい女性は、思い切って逆プロポーズを検討してみるのもいいかもしれません。