子どもが小さいうちに犬を飼う? おすすめの犬種と犬との生活で得られること

夫婦のお悩み解決コラム

「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」という一節から始まる有名な詩があるように、犬を家族の一員として迎え入れることは、小さな子どもにとっても良いことだと言われています。しかし、子どもが小さいうちに犬を飼うことは、不安もつきもの。

今回は小さい子どもにおすすめの犬種7選と、犬を飼うことによるメリットや子どもの成長にどう影響するのかをご紹介します。

 

1. 子どもが小さい家庭で飼うのにおすすめの犬種7選

小さい子どもと相性の良いのは、「穏やか」で「賢く」、「家族思い」な性格の犬種。基本的に大型犬のほうが穏やかな性格の犬が多いと言われていますが、住宅事情やしつけなどの関係で難しい場合もあります。小型犬・中型犬・大型犬それぞれご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ただ、どんなに賢く優しい犬でも、しつけをきちんとしていないと危険です。そのことは忘れないでくださいね。

ゴールデン・レトリーバー

垂れ耳とアーモンド型の目が特徴的な、イギリス原産の大型犬。たいへん賢く、洞察力があります。家族に対して愛情深くて穏やかな性格。活発で遊びが大好き、人との触れ合いを求めるフレンドリーなところがあります。毛がよく抜けるので、ブラッシングをこまめにすることと、長い毛のため掃除を丁寧にする必要があります。

優しくて人懐こいので、子どもとしっかり遊んでくれそうですね。ふわふわの毛も気持ちよく、子どもの子守りをしてくれるでしょう。

ラブラドール・レトリーバー

垂れ耳で短い毛が特徴的な、イギリス原産の大型犬。自分で考え、状況を見て判断できるという知的レベルの高さから、盲導犬としても活躍しています。穏やかで攻撃性が少なく、社交的で優しい性格。短毛ですがよく抜けるので、ブラッシングや掃除をこまめにする必要があります。

賢く穏やかで忍耐力のある性格と、好奇心旺盛で体力がある点から、子どもの良い遊び相手になってくれるでしょう。抜け毛が多く特に換毛期は大変ですが、毛が短いため掃除も比較的に楽だといわれています。

ビーグル

垂れた耳としっかりとした体格が特徴的なイングランド原産の中型犬。スヌーピーのモデルになった犬種としても有名ですね。平和主義で家族に対しても愛情深く、フレンドリーです。猟犬だったこともあり、用心深さと大胆さを兼ね備えているのだとか。短い毛ですが、毛量と抜け毛が多いので、ブラッシングやシャンプーとこまめな掃除が必要です。

かなりの運動量が必要な犬種なので、疲れることなく子どもと遊んでくれそうですね。やんちゃで愛きょうもあるので、お子さんともすぐに友達になれそうです。

ブルドッグ

足が短くどっしりとした体つきで、鼻が低くしわのある顔は愛きょうたっぷり。イングランド原産の中型犬です。強面な見た目とは裏腹に、性格は温厚でおっとりしています。飼い主への忠誠心や愛情深さもあり、何事にも動じないような頑固さもあるといわれています。しわに汚れがたまりやすいので、こまめに拭く必要があります。

運動があまり得意ではありませんが、人のそばにいることは大好きなので、子どもをおっとりと見守ってくれるでしょう。陽気な一面もあるので、顔と性格とのギャップに家庭の雰囲気も明るくなりそうですね。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

まん丸な目と垂れた耳が特徴的な、イギリス原産のやや大きめな小型犬。イギリス王室でも可愛がられていたそうで、非常に上品で優雅な見た目です。性格は活発で遊びが大好きで、たいへん穏やかで友好的。毛質が細く絡みやすく抜け毛もあるので、こまめなブラッシングと掃除が必要です。

争い事が苦手で攻撃性が少なく、無駄吠えもほとんどしないことから、子どもに対してもおおらかに接してくれそうです。大きめといっても小型犬なので、子どもと一緒に室内で遊ぶことができます。

シェットランド・シープドッグ

鼻が高く豪華な毛並みが優雅なスコットランド原産の小型犬。「シェルティ」という愛称で呼ばれることが多いです。知性と理解力があり、状況を見て判断できます。活発で感受性が強いので、よくほえることも。毛量が多く長いため、こまめなブラッシングと掃除が必要です。

家族と遊ぶことが大好きなので、子どもともよく遊んでくれそうです。警戒心が強いので、良い番犬になってくれますよ。

トイプードル

ぬいぐるみのように愛くるしい見た目の、フランス原産の超小型犬。根強い人気がある犬種でもあります。非常に賢く活発で、家族に従順で愛情深い性格です。抜け毛が少ないことが特徴ですが、毛が絡まりやすくどんどん伸びていくので、定期的なブラッシングとトリミング(カット)が必要になります。

好奇心旺盛で体力があるので、子どもとしっかり遊ぶことができそうですね。理解力があるので、しつけなど教えがいもあります。さらに抜け毛が少ないため、子どもが抜け毛を吸い込む心配も少ないでしょう。

 

2. 子どもが小さいうちからペットを飼ったほうがいいの?

前提として、しつけができる・世話ができる・金銭面に問題がないのなら、子どもが小さいうちから飼うメリットがあると言えます。

子どもが小さいうちに犬を飼う? おすすめの犬種と犬との生活で得られること

色々な感情を育むことができる

ペットの中でもとくに忠誠心のある犬は、子どもの情操教育に良いとされています。言葉を使わないコミュニケーションで犬との愛情を育んでいくので、犬の表情やしぐさから感情を察そうとする洞察力が身につきます。

さらに、犬を見て愛おしいと思う気持ちや、お世話をしないといけない責任感、具合が悪そうなら心配するなど、いろいろな感情を持って接するので、豊かな心を育むことができるでしょう。

子どもにとって良い理解者になってくれる

犬は家族に無償の愛を注いでくれます。言葉を話すことはできなくても、やさしい瞳でじっと見つめてくれます。親も子どもに無償の愛を注ぎますが、教育のために厳しいことを言ったり、ときには子どものすることに反対したりしますよね。
そんなとき、子どもにとっての味方は犬。どんなときでも子どもの側にいて、否定することなく愛情を注いでくれるかけがえのない存在です。良い理解者として、心の拠り所になってくれるでしょう。

命の大切さを知ることができる

犬を飼うことで、命を育てることの大変さを知ることができます。子どもが小さいうちは犬のお世話ができないかもしれませんが、犬にごはんをあげたり散歩に連れて行ったりと、かいがいしくお世話をする両親の姿を見て育ちます。

子どもが大きくなってお世話をするようになって、その大変さと楽しさ、喜びを知ることができます。そして、突然訪れるお別れも。心を支え、たくさんの思い出を作ってきた犬だからこそ、死に直面したとき「命」の大切さや尊さに気づけるのではないでしょうか。

 

犬の寿命は犬種や病気の有無にもよりますが、10年以上だと言われています。お世話は大変ですし、お金もかかります。

しかし、普段の生活や学校では習わないことを犬は教えてくれます。子どもが小さいうちに犬を飼うことで、犬の一生を共に歩むことができます。楽しいことから悲しいことを経験し、情緒面でも大きく成長できるのではないでしょうか。

ただし、犬を子犬のうちからしっかりしつけないと、子どもが怪我をしたり無駄吠えで近所迷惑になってしまう恐れも。子どもにも、犬との接しかたを教えなければいけません。それだけは注意してくださいね。

 

出典:
一般社団法人ジャパンケネルクラブ
みんなの犬図鑑

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