うそをついている夫婦がほとんど!? その内容と実態とは
夫婦のお悩み解決コラムあなたはパートナーにうそをついたことがありますか? うそといっても、他愛のないものから深刻なものまでさまざまあります。時と場合によりますし、「面白くするためにちょっと話を盛った」ということもあるでしょう。
そんな夫婦のうそについて、どれくらいの人が経験あるのか、またうその内容はどんなものなのかを、調査結果をもとにまとめてみました。さらにうそによる夫婦関係についてもご紹介します。
この記事でご紹介すること
1. パートナーにうそをついたことがあるのは86%!?
ウーマンエキサイトの「パパママ実態調査」では、「パートナーにうそついたことある?」という質問に対して、以下の結果となったそうです。

ウーマンエキサイトの「パートナーにうそついたことある?」をもとに作成
8割以上の人がパートナーにうそをついたことがあるよう。ほとんどの夫婦がなんらかのうそをついていたんです。
ちなみに、イギリスの成人2,000を対象にしたうそに関する調査では、パートナーにうそをつく回数が1日当たり平均約10回ということが明らかになりました。他愛のないものから深刻なものまで、うその内容の大小はさまざま。
さらに、回答者の15%が今のパートナーと交際するためにとあるうそをついたことがあるそうです。そのうちの5%の人が、現在もそのうそをつき通しているのだとか。こちらはイギリスのかた向けのアンケートでしたが、日本でも「整形」や「恋愛遍歴」、「所得」などをうそついたまま結婚に至ったという話も耳にしますね。
2. パートナーについたうその内容とは?
同調査による、今までパートナーについたうその発言ランキングは以下の通りです。
1位:聞いてるよ
2位:機嫌が悪いわけじゃないよ
3位:1杯しか飲んでないよ
4位:着信・メールに気づかなかったんだ
5位:太って見えないよ
6位:ダイエットを続けているよ
7位:イった(夜の営み)
8位:これは新しい服じゃない
ランキングから見てわかる通り、ささいなうそが多いですね。自分を守るため・相手を傷つけないため・相手を喜ばせるためなど、うそをつく理由は色々あります。特に「相手を傷つけないためのうそ」が多くランクインしており、優しいうそによって夫婦関係をより良くしようとしていることがわかります。
3. うそが原因で夫婦関係を壊さないために
パートナーにうそをついたことがある夫婦が多いですが、その内容は夫婦関係をより良くするもの。ただし、「うそ」により夫婦関係が悪くなることもあります。
ついてもよいうそと、あまりよくないうそがバレてしまったときの対応の仕方についてご紹介します。
夫婦関係のためについてもよいうそ
基本的にうそのない関係が理想ですが、場合によってはそうもいきませんよね。例えばサプライズなど、後でネタ晴らしのできるうそは大きな問題になりにくいでしょう。
また、相手を喜ばせるためのうそも、夫婦関係をより円満にさせてくれるかもしれません。例えば、妻の大好物のから揚げがひとつだけ残っていたとき、自分も食べたいけど「僕はお腹いっぱいだから食べなよ」と妻に勧めるなど。小さなうそにより、相手の喜ぶ顔が見られるかもしれません。
ここで注意が必要なのが、相手を気遣ううそはたいていその相手にもバレているということ。あまりに「優しいうそ」を頻繁につくのなら、逆に相手の負担になったり、信用を失うことにつながります。できるかぎりうそはつかないで、正直に相手に接しましょう。
あまりよくないうそがバレてしまったときの対応
「異性関係」「お金関係」などの自分を守るためのうそは、その場限りのものばかり。いずれバレてしまったとき、最悪の場合「離婚」という結果になってしまいます。うそはその程度に関わらず、相手の信用をなくしてしまうもの。どれだけばん回しようとしても「どうせそれもうそだよね」と、信じてもらえなくなります。
もしもそんな「よくないうそ」がバレてしまったときは、どうしたらよいのでしょうか。以下を参考にしてみてくださいね。
- まずは謝罪をする
言い訳をしたり、「だって」「でも」などの言葉を使わないように、精一杯謝罪をしましょう。包み隠さず本当のことを言って、そのうえで自分がどれだけ悪かったかを伝えてくださいね。 - うそをつかない約束をする
もう2度とこのようなことがないように約束をします。どうしてうそをついたのか、これからどうしたらうそをつかなくてすむのか、夫婦で対策を練りましょう。信頼回復のために、できる限りのことはしましょうね。 - お詫びのものを用意する
許してもらえたのなら感謝の気持ちを伝え、相手にプラスになることをしましょう。プレゼントでもよいですし、できる範囲で相手の望みをかなえることでもいいかも。とにかくうそをついたことに対しての謝罪と、許してもらえたことに対しての感謝の気持ちとして、なにか相手にプラスになるようなことをしてくださいね。「誠意」を見せることが大切です。
夫婦に関わらず、日常生活を円滑に過ごすために必要な「うそ」。多くの人たちが、大小問わずパートナーにうそをついています。大切なのは、自分のついた「うそ」に責任を持つこと。ときに優しいうそをつくことも必要かもしれませんが、それは「信頼」があってこそ。いつも正直だからこそ信じてもらえるのです。
信頼は一度失ったら取り戻すのに時間も労力もかかるので、とくに「異性」と「お金」に関するような、自分を守るためのうそだけはつかないようにしましょう。バレたときは誠心誠意謝罪し、次から気をつけることを相手に誓ってくださいね。
出典:
ウーマンエキサイト「ほとんどの夫婦がうそをついている! その実態と内容とは!?【パパママの本音調査】」
ガールズスタイルLABO「20代~30代の「夫婦/カップルの隠し事」に関する実態調査」
THE SUN