子どもの公園デビューはいつから? 服装と持っていくものについて
夫婦のお悩み解決コラム自宅で育児をしていると息苦しくなり、子どもを外で遊ばせたくなります。そんなときに思いつくのが「公園デビュー」ですよね。子どもは安全な場所で思い切り遊べるし、ママにとっては友達ができるチャンスです。
そんなときに心配になるのが、「公園デビューはいつから?」ということ。すでにママ友グループができていたらどうしようと不安になったり、子どもが危ないことをしないか心配だったりと、公園デビューをいつからしたらいいか悩みがち。
今回はそんな「公園デビューに最適なタイミング」と、公園への持ち物や服装についてまとめてみました。
この記事でご紹介すること
1. 公園デビューはいつから?
公園デビューは、歩けるようになる1歳前後からが多いかと思います。ただ、年齢によって個人差が大きい時期でもあるので、「1歳になったから公園デビューしなきゃ!」と焦る必要はありません。以下を目安にしてみるといいかも。
- ひとりで歩ける
- 物を口に入れない
- 体調が良い
- 春か秋など過ごしやすい季節
- 午前中
歩き始めの子どもにとって、公園は魅力たっぷり。解放感があり、車などの心配もないのである程度自由に歩かせることができます(道路に出ないように注意は必要です)。
また、公園には小石や葉っぱ、遊具など子どもが大好きなものがいっぱい。つい口に入れたりなめてしまうと、ばい菌や誤飲の危険があります。公園に来ていたお友達が持参したおもちゃを口に入れてしまい、トラブルに発展する可能性もあるので、「物を口に入れない」ようになってからが安心です。
初めての公園遊びで興奮して体調を崩すこともあるので、できれば暖かくて過ごしやすい季節で元気な日の公園デビューがおすすめ。行く前にお子さんの体調が万全か確認してくださいね。
時間帯は午前中がよいですよ。午後からは幼稚園児や小学生など大きい子どもたちが遊びに来るため、同世代の子どもがいない可能性があります。遊びも激しいものになるので、午前中のほうがお子さんのペースでゆっくり過ごすことができるでしょう。
2. 持っていくものと服装はどうすればいい?
まず、公園の下調べをしておきましょう。禁止されている持ち物や遊び、公園周辺の施設、公園に来る人たちの雰囲気を知っておくことで、持ち物や服装が選びやすくなります。
基本的な持ち物や服装は以下を参考にしてみてくださいね。また、「前回は使わなかったから、今日は持っていくのをやめよう」と思った日に、それが必要になることがよくあります。子どものことは予測不可能なので、「公園セット」はなるべく万全な体制で整えておきましょう。
持っていくもの
- 飲み物
水筒やマグなどに麦茶や飲料水を入れておきましょう。暑い日はこまめに水分補給を。 - ウェットティッシュ
あると非常に便利です。飲み物を飲むときや、手や顔が汚れたときにサッと拭けます。 - ポケットティッシュ
気温の変化で鼻水が急に出たり、怪我をして血が出たときなどに。ウェットティッシュと上手に使い分けましょう。 - タオル数枚
汗をかいたときや手を洗った後などに使います。ティッシュより吸水性が良いので、最低1枚はあると安心。 - 砂場セット
お友達が持っていて自分が持っていないと、お友達の砂場セットを奪ったり、貸してもらって壊したりなどトラブルが起きる可能性があります。子どものものを用意しておくことで、心置きなく砂場遊びが楽しめますよ。 - 着替え一式(下着・上下の服・靴下)
砂場で泥だらけになったり、水遊びや突然の雨でびしょぬれになったりと、普通の外出よりも服が汚れる可能性が高いでしょう。汚れを気にしていたら思い切り遊べないので、着替えセットは必ず用意してくださいね。 - おむつとおしりふき
公園に短時間だけ遊ぶ場合でも、おむつ替えセットは持っていきましょう。 - ビニール袋数枚
汚れた服やおむつ、使い終わったティッシュなどのゴミを入れるのに重宝します。また子どもがどんぐりや落ち葉を集めているときに、袋があると便利ですよ。 - おもちゃ(ボールなど)
ボールOKの公園の場合、柔らかくてあまり遠くまで転がらないボールを持っていくと楽しく遊んでくれますよ。
夏に持っていくもの
- 日焼け止め
きちんと塗っていても汗や水遊びで落ちるので、塗り直すために持っていきましょう。 - 虫よけ対策
体温が高い子どもは虫に狙われやすいです。肌の露出したところに虫よけスプレーをしたり、虫よけシールやリングを持ち物につけたりと、虫よけ対策は万全に。
冬に持っていくもの
- 温かい飲み物
保温できる水筒に温かい飲み物を入れておきましょう。 - 防寒グッズ
公園で遊んでいるときは暖かいかもしれませんが、移動で体が冷えることもあります。手袋やコートを持っていきましょう。
子どもの服装
汚れてもよい服装で、帽子をかぶりましょう。お砂場着やスモッグがあると便利ですよ。飾りがついたような華美な服装は、動きにくくて遊具に引っかかる危険性もあるので注意。
ママパパの服装
子どものピンチにすぐに駆け付けられるような動きやすい服装で、パンツスタイルがおすすめ。靴はスニーカーなどのヒールのないものを履いていきましょう。持ち物が多くなると思いますが、リュックサックやショルダーバッグに入れておくと両手が使えて安心。
公園デビューは、子どもが外遊びを楽しむのはもちろん、母子が地域のコミュニティに関わるという意味もあります。子ども同士が遊んだりする中、ママ同士も仲良くなっていくものなので、あまり気負わず楽しんでくださいね。
季節や子どもの様子によって持ち物と服装は変わるかもしれませんが、公園が「公共施設」ということを忘れないでくださいね。特にゴミを入れる「ビニール袋」は必ず持参しましょう。公園デビューがすてきな思い出になりますように。