結婚年齢って今何歳? 晩婚は世界共通? 日本と世界の結婚事情

夫婦のお悩み解決コラム

日ごろ、メディアなどで「晩婚化が進んでいる」と言われています。では、結婚年齢の平均が今何歳なのか、ご存知ですか? 「なんとなく昔よりも年齢が上がっているのだろうけれど……」という想像はしていても、実際に何歳くらいなのかは知らないものではないでしょうか。

今回は日本や外国の初婚年齢事情、そして日本の離婚事情について見てみましょう!

 

1.みんないくつで結婚してる? 日本人の結婚年齢の平均

今の日本の初婚年齢は何歳頃なのでしょうか。厚生労働省が調査・発表しているデータを見てみましょう。

結婚年齢って今何歳? 晩婚は世界共通? 日本と世界の結婚事情

出典:厚生労働省 平成 28 年度 人口動態統計特殊報告 「婚姻に関する統計」の概況「夫妻の初婚-再婚の組合せ別にみた平均婚姻年齢及び年齢差の年次推移」

昭和50年時点で男性が26.9歳、女性が24.4歳だった初婚年齢は、平成27年時点では男性が30.6歳、女性が29.0歳。男女ともに5歳前後、結婚する年齢が上がっていることがわかりますね。
初婚年齢の上昇について女性の理由として考えられるのが、昭和50年頃と比べて正社員として働きつづけたいと考える層が増えたこと。また、男女ともに結婚をためらう理由としては「経済的な不安」も挙げられるのではないでしょうか。昔に比べて「結婚」に対するこだわりが薄れたり、こうした不安などから男性側の初婚年齢も引き上げられているのではないかと考えられますね。

ちなみに、50歳までに1度も結婚をしていない人の割合は「生涯未婚率」と呼ばれますが、この数値も年々増加中と言われます。実際、2015年時点では男性24.2%、女性14.9%が50歳になるまでに1度も結婚をしていないという結果が出ています。

ただし、生涯未婚率はあくまでも「50歳まで」の未婚率に過ぎないため、この割合に当てはまる人たちが生涯独身というわけではないんです。今後晩婚化がいっそう進めば、生涯未婚率は上昇するけれども、実際のところは50歳以上で結婚する人が増えているという状況が生まれるかもしれませんね。

 

2.外国の平均年齢はどれくらい?

日本では晩婚化が問題になっていますが、日本以外の国の結婚年齢は平均でどれくらいなのでしょうか。

結婚年齢って今何歳? 晩婚は世界共通? 日本と世界の結婚事情

出典:2014年OECD、中国のみ2010年

日本の2014年の初婚年齢平均は男女合わせて29.4歳。ほぼどの国とも大差はないようです。

調査年が異なりますが、もっとも年齢が低かった国は中国でした。ただし、中国では男女間での婚姻率に差が生じている実情もあるため、男性のみで比較するとまた違った結果になるのかもしれません。

また、日本よりも平均初婚年齢が低かったのは、アメリカの27歳。アメリカでは結婚できる年齢に制限がない州もあることが、平均年齢の引き下げに関係している可能性も考えられますね。

 

3.日本の離婚率と離婚年齢

結婚年齢が上がっているほか、離婚に至ってしまう夫婦も一昔前と比べて増加しています。
では、結婚後いつ頃に離婚に至った夫婦が多いのでしょうか。

結婚年齢って今何歳? 晩婚は世界共通? 日本と世界の結婚事情

出典:厚労省平成27年度人口動態調査「結婚生活に入ってから同居をやめたときまでの期間別にみた年次別離婚件数・百分率及び平均同居期間」

結婚後5年未満に離婚をしている夫婦が1番多いようです。結婚してみて「やっぱり性格が合わなかった」「出産後夫婦関係が悪化した」といったすれ違いが起こりやすい時期が、5年未満なのかもしれません。

なお、この5年の間でもっとも離婚率が高くなったのは結婚後1~2年。はじめの5年間を無事に過ごせることは、それ以降の夫婦関係にとってかなり重要ということなのでしょう。

 

初婚年齢が上がっているほか、離婚率の上昇など、結婚を取り巻く環境は年々厳しくなっています。とはいえ、周囲に既婚者が増えてきたことで焦っている人にとっては、少し安心する要素にもなるかもしれません。結婚を考えているカップルは、「早くしなきゃ!」と焦りすぎず、自分たちのペースで結婚に踏み切りたいですね。

一方で増加を続ける日本の離婚率は、5年未満での離婚が多いという結果。夫婦間でしっかりとコミュニケーションをとって、「はじめの5年」を無事に乗り越えたいですね!

 

出典:
グローバルノート(出典:OECD

厚労省(平成29年我が国の人口動態)

中国の初婚年齢

厚労省(生涯未婚率)

平成27年度人口動態調査
(結婚生活に入ってから同居をやめたときまでの期間別にみた年次別離婚件数・百分率及び平均同居期間)

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