子どものお年玉、いつまで預かるべき? 管理のさせかたは?

夫婦のお悩み解決コラム

お子さんが小さいうちは、子どもがもらったお年玉を親が管理していたかたも多いはず。そこで気になるのが、「いつまで子どものお年玉を預かれば良いの?」ということ。

年に一度のお年玉は、一度に大金が手に入ることと新しい年を迎えたということで、お金の管理を教えさせるのには絶好のタイミングです。ただし、子どもがうまくやりくりできるのか不安ではありませんか?

今回は、子どものお年玉を何歳まで預かるのかを、アンケートをもとに調べてみました。また、子どもに管理させる方法についてもご紹介するので、参考にしていただけると幸いです。

 

1. 何歳まで預かる? 子どものお年玉

株式会社アバントによる「お年玉にまつわるアンケート」では、年齢別のお金の管理方法について以下の結果が得られました。

子どものお年玉、いつまで預かるべき? 管理のさせかたは?

株式会社アバント「子どもの年齢別お年玉の管理方法」をもとにグラフを作成

未就学児では、約8割の親が子どものお年玉を全額預かっているとわかりました。しかし、小学生になると一気に「一部預かり」が半数以上になり、「全額預かり」を上回る結果に。お子さんが小学生になるタイミングで、お年玉の一部を管理させる傾向にあるようですね。

それからは徐々に「全額預かり」が減っていき、その一方で「全額子どもに任せる」が増えています。親の手を離れる大学生あたりからは「全額子どもに任せる」が半数以上となりました。

子どもに管理させ始める分岐点は、「小学生」なんですね。

 

2. 子ども自身に管理させる時、親はどう助けたらいい?

子どもにとって年に1度の楽しみである「お年玉」ですが、一気にたくさんのお金が手に入るため、子どもだけに管理させるのは心配です。ただしお金の教育の面では、少しずつお金の流れや大切さを教えたいのも実情。子どもの頃のお金の経験や失敗が金銭感覚を養うともいわれています。

それでは、子どもにお年玉を管理させるとき、親としてどう助けたら良いのでしょうか。

お年玉の使いかたを聞く

たくさんのお金を「自由に管理してもいいよ」と渡されても、子どもにとってどうしたらいいかわかりません。まずはお子さんに「どんなことにお年玉を使いたい?」と聞いてあげることで、具体的にお金の使い道について考えることができます。

管理表をつけさせる

お小遣い帳のように、お年玉の管理表をつけさせることで、いつ・どこで・何円使ったかがわかります。また、現在どのくらいお年玉が残っているかもわかるので、計画をたてやすくなりますよ。

管理表を見るだけで、普段何気なく買っているお菓子が意外に高いことや、欲しいおもちゃを買うには何を我慢したらいいのかなどがわかり、お金の勉強にも良いです。字が書けないお子さんや、数字がわからないお子さんには、親が代わりに書いて教えてあげましょう。

欲しいものを買う時の決めかたを教える

欲しいものがたくさんある場合、お年玉だけでは足りないこともあります。欲しい気持ちと、自由に使えるお金がなくなってしまう気持ちに悩むお子さんには、簡単なアドバイスをしてあげましょう。ポイントとしてはこちら。

  1. なぜほしいのか
  2. どんなことに使うのか
  3. それを買ったらお年玉がいくら減るのか

この3点をお子さんと一緒に考えて、欲しいものごとに整理してみましょう。ポイントは、「これを買いなさい」「それは買っちゃダメ!」など、親が決めないこと。一緒に考えて、子どものお金の使いかたを見届けましょう。

失敗しても責めないで、次はどんなふうに使ったらいいのか、なぜ失敗したのかを一緒に考えて、この経験を次のお年玉に生かすようアドバイスしてくださいね。

貯金という提案もする

欲しいものに金額が満たない場合や、お年玉が余った場合には、「貯金する」ということも教えてあげましょう。子ども名義の銀行口座を開設して、お年玉を貯めるという選択肢があることも伝えてくださいね。手元にお金がなくなるので、無駄使いを減らすこともできますよ。

ちなみに、お子さんの口座開設に必要なものはこちら。

  • 親の本人確認書類(免許証やパスポートなど)
  • 子どもの健康保険証など
  • 印鑑
  • 貯金するお金

家族共通の印鑑にしているといずれ親元を離れたときに不便になるので、お子さん専用の印鑑を用意するのがおすすめ。その際はお子さんの名前で印鑑を作ると、結婚して名字が変わったときでも印鑑の変更をしないですみますし、どれが誰の印鑑かわからなくなったなどのトラブルもありません。

すでにお子さんの口座を作っているかたは、今どのくらいの残高があるかを一緒に見てくださいね。「今まで貯めていたから、これだけのお金があるんだよ」と教えると、貯金することで将来自由に使えるお金が増えるということを学べます。

 

まずはお年玉をいつまで預かるのかを考えて、子どもに管理させるタイミングが来たら、「お年玉をなにに使うのか」を聞いてみてくださいね。あまり干渉しすぎないように、悩んでいたら一緒に考えてあげるなどして、お金の管理について学ばせましょう。

大人になったら嫌でも「使う」と「貯める」を両立させなければいけませんが、お金を自由にできるのは子どものうちだけ。お年玉の管理で成功や失敗を繰り返しながら、大人になるまでにたくさんの経験をさせることが大切なのではないでしょうか。

 

出典:
株式会社アバント「まもなく新年、子どもが貰ったお年玉の管理事情調査」

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