家事代行はシルバー人材センターで! 利用方法と活用例とは

夫婦のお悩み解決コラム

仕事をしながら家事や育児に追われていると、家事代行を頼みたくなりますよね。ただ、業者に頼むと高くつくし、そこまで大掛かりにしてもらわなくても……なんて悩みませんか?

そんなときは「シルバー人材センター」に依頼してみてはいかがでしょうか。主婦歴の長い地域のお年寄りのかたが家事を行ってくれますし、お値段も1時間に1,000円程度と安め。プロレベルを求めていないけど、そこそこしてほしい場合にぴったりです。

今回はそんなシルバー人材センターについてご紹介します。利用方法や料金、活用例などについてまとめてみたので、ぜひ参考になれば幸いです。

 

1. シルバー人材センターとは?

シルバー人材センターというのは、地域の日常生活に密着した軽易な仕事を、60歳以上の退職高齢者が臨時・短期に行うことで、地域社会の活性化に貢献し「生きがい」を得ることを目的にしているそうです。

原則として、市区町村単位に置かれています。基本的には都道府県知事の指定を受けた公益法人で、それぞれが独立した運営をしているのだとか。

利用方法・お問い合わせ先

「あなたのまちのシルバー人材センター」で、自分が利用したい市区町村の「シルバー人材センター」を探して申し込む形になります。公式サイトがある場合はURLが記載されているので、詳細を確認することもできますよ。

また、インターネットで申し込みたい場合は、「シルバーしごとネット」を利用すると良いそうです。

利用料金について

基本的に公益な団体のため、収益を目的にしていません。利用料金は仕事内容によっても変わりますが、ざっと見た限りでは「1時間あたり約1,000円程度~」のところが多い様子。業者が行う家事代行サービス等に比べて安価ですね。

お支払方法は、仕事の完了後に請求書が送られてくるので、指定期限までに指定の口座へ振り込むことでOKだそうです。

 

2. シルバー人材にお願いできることとは?

家事代行はシルバー人材センターで! 利用方法と活用例とは

共働き夫婦の利用に関してお願いできることを、「公益社団法人 中央区シルバー人材センター」の例をもとにご紹介します。シルバー人材センターによって料金や内容は異なるため、参考程度にお考え下さい。

なお、高齢者の就業のため、危険・有害な作業を内容とする仕事をお願いすることはできないので、注意してくださいね。

家事援助

主な内容は、掃除・洗濯・縫物・調理・粗大ゴミの移動・解体(家具ベッド等の粗大ゴミの移動及び解体)など。

  • 1時間あたり1,100円~
  • 交通費が必要な場合も
  • 事務費として5%~10%が加算

草取り

主な内容は、花壇やプランターの草取り・お庭の除草作業・お庭の掃除片付け・芝生の管理・落ち葉掃きなど。

  • 1時間あたり1,500円~
  • 交通費が必要な場合も
  • 事務費として5%~10%が加算

簡単な大工仕事

主な内容は、簡単な住まいの修理・小物家具組立て・手すり取付など。専門的な内容には対応できません。

  • 1時間あたり1,500円~
  • 交通費が必要な場合も
  • 事務費として5%~10%が加算

福祉サービス(子育て支援)

豊富な知識・経験をもったかたが、子育て支援を行ってくれるそうです。主な内容は、子育て支援・幼児の見守り(保護者同伴の場合に限る)・児童の送迎(小学生以上)など。詳しいことは相談にて。

  • 1時間あたり1,200円~
  • 交通費が必要な場合も
  • 事務費として5%~10%が加算

家庭サービス

主な内容は、話し相手・買い物などの援助など。

  • 1時間あたり1,000円~
  • 交通費が必要な場合も
  • 事務費として5%~10%が加算

活用方法例について

  • よくわからない場合はできるところまで依頼
    シルバー人材センターは、時間によって料金が決まります。ただ、来てくれるかたがどのくらいの速さで仕事を終わらせてくれるかはわかりませんよね。そんなときは、家事をやってほしいことをリストにして、優先順位をそれぞれ伝えます。

    例えば「2時間でできるところまでしてください」などをお願いすると、それで完璧にできる場合や、できなかった家事などが見えてきます。次回以降お願いするときの目安になります。

  • 週に1回の継続依頼で快適な休日を
    たまっていた家事をやっていたらせっかくの休日がつぶれてしまい、結局休めなかった……ということがありがちな共働き夫婦。そんなときは、土曜日の午前中など、週に1回の家事援助を頼むと助かりますよ。家の中がきれいになって、快適な休日が送れるはず。

注意する事について

  • 作業者はお年寄り
    主に60歳以上のかたが作業してくれるため、できないこともあります。またプロではないので、プロ並みの仕上がりにはなりません。あくまでも「できない家事や育児をカバーしてもらう」という考えで依頼すると良いでしょう。
  • 留守中は来てくれないことがある
    家事代行の場合、働いているときに家に来て家事をしてくれるイメージがありますが、シルバー人材センターの多くは、依頼者の留守中に家に上がることができません。トラブル防止のためだそうですが、共働き夫婦の場合は依頼時間が限られてくるため、あらかじめ夫婦どちらかが家にいる時間帯や日付を確認しておきましょう。
  • シルバー人材センターの営業時間内での作業となる場合も
    例えば最寄りのシルバー人材センターの営業時間が平日9時~17時の場合、その時間の範囲でしか仕事を依頼できないことがあります。共働き夫婦にとって忙しい時間帯となり、これで「留守中もだめ」となると、なかなか利用ができませんよね。センターや交渉次第でも変わってくると思うので、よく調べておきましょう。

 

家事代行をしてくれる「シルバー人材センター」。うまく活用することで、夫婦の手助けになりますし、来てくださるお年寄りのかたとも良い縁ができるかもしれません。まずはお近くのシルバー人材センターを調べて、どのようなことを行っているのか調べてから検討してみてくださいね。

 

出典:
公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会「シルバー人材センターとは」
厚生労働省「平成28年版厚生労働白書-人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える-」
公益社団法人中央区シルバー人材センター

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