子どもの前で言ってはいけない、夫婦喧嘩NGワード5つ

夫婦のお悩み解決コラム

なるべくしたくないとは思っていてもどうしてもやってしまう、夫婦喧嘩。しかし、感情にまかせてなんでも言っていいとは限りません。とくに子どもがいる家庭では、言葉や喧嘩の仕方に要注意。子どもの心に大きなキズをつけることがあるからです。

今回は、子どもにとくに影響を与えやすいと思われるNGワードを5つ挙げ、それぞれどうしていけないのかをまとめてみました。常に頭に入れておいて、言わないように意識しておきましょう。

 

1. 「結婚しなければよかった」

相手を攻撃するためについ言ってしまいがちなこの言葉。これは同時に、大切な子どもをも攻撃していることになります。なぜならば、この言葉は子どもにとって、自分の存在を否定されたことになるからです。

子どもは、両親が結婚したことで自分が生まれたということを理解しています。逆に言えば、両親が結婚しなければ自分は生まれていなかったということ。間接的に子どもに対して「あなたは必要ない」と言っているように捉えられてしまうんです。

一度「自分は両親にとって必要ない」と思ってしまった子どもは、これから何を糧に頑張っていけばよいのかわからなくなってしまうかもしれません。自分の自信もなくなり、どうせ誰からも期待されていないから……と内向的になってしまうことも考えられます。

「結婚しなければよかった」は、子どもに対して「あなたを産まなければよかった」と言ったようなもの。絶対に子どもの前で言わないようにしましょう。

 

2. 「離婚する」

家庭の崩壊の危機を煽るような言葉は、子どもの精神を不安定にさせてしまいます。「いつ離婚するんだろう」「僕はどうなるんだろう」と常に不安と恐怖がつきまとい、安心するはずの家も居心地の悪いものへとなってしまいます。

行き場をなくした我が子が、学校の先生や友人に「僕の家、離婚するんだって……」と相談してしまう可能性も考えられます。そうなると、夫婦間の喧嘩だけではすまない問題になってしまいます。

「離婚なんてしないよ」と子どもを励ましても、一度言った言葉は取り消せませんし、再び夫婦喧嘩をしたときにまた「離婚するのかな」と不安な気持ちにさせてしまいます。軽々しく「離婚」というワードを子どもの前で言わないようにしましょう。

 

3. 「バカ」「うざい」「くそ」など相手を罵る言葉

夫婦喧嘩をする理由として、お互いの主張が食い違っていて、相手に自分の考えを認めてほしいときに激しい口論となってしまう……というものが多いかと思います。目的はあくまでも、「相手に自分の気持ちを理解してほしい」「相手に自分の考えるような行動をしてほしい」ことですよね。相手を罵る必要はありません。

子どもは夫婦喧嘩を見て、「喧嘩」というものを知ってしまいます。そのときに、尊敬している両親がお互いの主張を放棄して「バカ」「くそ」など口汚く罵っていたらどうでしょう。両親の姿に失望するかもしれませんし、子どもが友達と喧嘩をしたとき真似をするかもしれません。

感情的にならないで、議論に必要のない汚い言葉は使わないようにしましょう。

 

4. 「〇〇はどっちの味方?

関係のない子どもを巻き込んで、自らの正当性を配偶者にアピールするようなやりかたは、絶対にNG。子どもにどちらが正しいか、どちらの意見に賛同するか聞くのは、子どもにとっても非常に迷惑です。

子どもにとって大好きなパパとママが喧嘩している状況も嫌なのに、まるで「どちらかを選べ」みたいな問いかけに、逃げ道のない不安を覚えてしまうでしょう。

また、喧嘩の最中に子どもの名前を出すのも良くありません。「ふたりが何を言っているのかよくわからないけど自分の名前が出た」ということで、「自分が原因でパパとママが喧嘩をしているのでは?」と思ってしまうかもしれません。それは子どもを悩ませてしまうことにもつながります。

夫婦喧嘩はあくまでも夫婦の問題。子どもを巻き込むのはやめましょう。

 

5. 「お金がない」「収入が少ないくせに」などお金に関する言葉

お金に関することなど、経済面の言葉を言うのもNGです。たとえ喧嘩の理由がお金に関することだとしても、子どもに聞かせる内容ではありません。

アルバイトのできる年齢ならまだしも、子どもにとって両親へお金の援助をすることは不可能なので、どうすれば良いかわからずただ不安になるだけです。「うちはお金がないんだ」と思うことで、自分の欲しいものややりたいことを我慢するようになるかもしれません。

将来のことにも関わってくるので、子どもの前でお金に関することは言わないようにしてくださいね。

夫婦喧嘩中はついカッとなって言ってしまう言葉でも、子どもにとっては一生忘れられないような悲しい言葉となる可能性があります。子どもの前で喧嘩をしないことが一番なのですが、感情の抑えが利かないこともありますよね。

今回ご紹介したNGワードを言わないように、夫婦間で喧嘩のルールを設けても良いかもしれません。万が一子どもの前で喧嘩をした場合は、仲直りする瞬間も見せるようにしましょう。「もう大丈夫。不安にさせてごめんね」と子どもへのフォローも忘れずに。

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