子どもを読書好きにするにはどうしたらいい?

夫婦のお悩み解決コラム

子どもにはたくさん本を読むように育ってほしいと思うのが、親心。強制ではなく、自ら進んで本を読んでもらいたいですよね。だけど、どんな育てかたをしたら、子どもが読書好きになるんでしょうか。

読書好きの子どもを持つ親はいったいどんな工夫をしているのか、『朝日小学生新聞愛読者のお母さんに聞く「子どもを読書好きにするコツ」』をもとに、探ってみました。

 

1. 幼児の場合

子どもを読書好きにするにはどうしたらいい?

幼稚園の年中ごろまで主人が毎晩、本2冊を読み聞かせました。少し早くベッドに入る習慣をつけ、お話を作ったりもしました。本屋さんに行くと2~3冊、興味のある本を買ってあげています。読み物、占いや宇宙、歴史など、いろいろです。(小2女子の母)

 

小さいころは寝る前に読み聞かせをしました。外出の際も絵本を持ち歩きました。姉妹で読み聞かせし合ったり、私に読んでくれたりすることも。今は私が学校で読み聞かせをしているので、一緒に図書館や本屋などに行っています。(小6、小3女子の母)

 

図書館が近かったので、娘がベビーカーのころから図書館通いが日課でした。借りられる限度の 20 冊を毎日借りて、読み聞かせました。娘は勉強の隙間時間まで利用して、読書を楽しんでいます。常に本が身近にあったのがよかったと思います。(小5女子の母)

 

子どもたちになぜ読書が好きになったのか聞いたら、「やっぱりママが毎日絵本を読んでくれたからかなあ」とのこと。私の個人的な好き嫌いに偏らないように、絵本の配本会社から毎月送られてくる1冊と本屋で子ども自身が選ぶ1冊、というように、自分の好きなものと他人が選んでくれたもの2冊を与えました。(中3男子、小6女子、小4男子の母)

 

娘が小さいころから、本だけは自由に買い与えていました。好きな本だけに偏らないように、おすすめの本を娘の本棚に置いたり、学校の読書の時間に読む本をすすめたりしています。読んだことのない本でも、学校の読書の時間に導入部分を読むことで夢中になることも多く、読書の幅が広がりました。(小5女子の母)

 

2. 小学生以降の子どもの場合

子どもを読書好きにするにはどうしたらいい?

本をリビングなどに置いて娘の気を引いています。朝日小学生新聞の本の紹介コーナー「ドキドキ書店へようこそ」やネット書店の書評なども参考にします。子どもに「どんな本?」と聞かれたら、スーパーの試食販売のように、本をうまくプレゼンして売り込んでいます。プレゼンに成功したら、「少し難しいけど読める?」と子どものチャレンジ精神をくすぐり、読めたらほめる。この繰り返しで本好きの子に。(小4、小2女子の母)

 

アニメの「妖怪ウォッチ」が好きだったので、妖怪が出てくるような本を図書館で借りました。興味があるものに関する本を読むうちに好きな作家ができて、その作家のシリーズを読破、そのうちに読書が好きになっていきました。読書ノートをつけているのが、新たな本を探す助けになっています。(小5男子の母)

 

月に1回、図書館で子どもたちが一番興味のある内容の本を選びます。歴史ものや故事成語など、字で読むと難しかったり、興味が薄れたりしそうなものは、漫画や絵が多いものを選び、興味が出てから小説や字で読ませるようにしています。(小6、小3男子の母)

 

文学的な本をたくさん読んでほしいのですが、化学や将棋の本、図鑑などに興味があるようで、本人の好きな本を読ませています。(小3男子の母)

 

私は子どもをあやす手遊びなどが得意ではなかったので、コミュニケーションに絵本を使いました。娘は今、選ぶのはライトノベルのようなものがほとんど。親としては読み継がれてきた昔ばなしや古典的な名作も読んでほしいのですが、今はそういう時期だと考えて、好きなものを好きなだけ読ませています。(小3女子の母)

 

映画「君の名は。」の原作本を家族で読み、その後映画を見て感想を話し合いました。家族で一冊の本を読むと、会話が弾むのでおすすめです。(小3女子の母)

 

読書好きの友だちにすすめられた本を読んだら楽しかったようで、自分から図書館に行きたいということが増えました。娘にすすめられた本はなるべく読むようにして、内容を一緒に話しています。(小6女子の母)

 

上の子は大の読書好きなのに、下の子は大の読書ギライ。ところが2年生のとき、幼稚園児が読める幼年童話にはまり、全シリーズを図書館で借り、読書好きになりました。レベルを下げて読みたい本を自由に読ませたのが、読書好きになるスタートでした。野球好きの彼が今はまっているのは、大人版の野球自伝。読めない漢字に振り仮名を振るように頼まれて実行、今夏読了。彼の気持ちに寄り添ってよかった。(中1女子、小3男子の母)

 

リビングに本棚を置いて、絵本を目につくところに置きました。子どもが興味を持っていることに関する本を図書館で借りて、さりげなくリビングに置いておきました。(小4、小2、年長男子の母)

 

幼児のころから隔週で図書館へ通い、40 冊程度借りています。子どもがどんな本を選んでも口出ししないようにしています。借りた本で寝る前の読み聞かせもします。続きが気になって自分で読むようになったら、こちらの作戦どおり。キャンプに行くときはアウトドアの本や冒険図鑑や川の生き物の話など、体験と本をリンクさせています。本棚の本も季節、行事、学習体験などに合わせて定期的に入れ替えています。(小5女子、小3男子の母)

 

3. 「読書好きの子ども」にするポイント

やはり皆さん、何かしらの努力をしているようでした。ポイントは以下のとおり。

幼児期のポイント

  • 読み聞かせや図書館通いで本の「シャワー」を浴びせる
  • 常に本が身近にある生活
  • 子どもの興味ある絵本や書店等のおすすめ絵本を与える

小学生以降のポイント

  • 良さそうな本を子どもに「プレゼン」して売り込む
  • 興味あるテーマの本をタイミング良く、さりげなくリビングに
  • 親の好き嫌いを押し付けず、本人の好きな本を読ませる
  • 親が本を読む姿を見せ、本について親子でトーク
  • 本人の好きな本なら学年のレベルを下げてもOK
  • 季節や行事ごとに本棚を入れ替え

やはり強制的に本を読ませるのではなくて、小さいころから読み聞かせをしたり図書館に通うなどして、本のある生活に慣れさせることがポイントだということですね。

小学生になったら、基本的には子どもの好きな本を読ませ、親が読ませたい本はさりげなくリビングに置くことで誘導しているようです。

リビングの本棚を定期的に中身を入れ替えるなどして、子どもを飽きさせないように工夫することも大切ですね。

みなさんの意見を参考にしてみながら、小さいお子さんなら読み聞かせ、小学生以上のお子さんならリビングに子どもの興味のありそうな本を置いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

参照URL:引用
【朝日小学生新聞】愛読者のお母さんに聞く「子どもを読書好きにするコツ」

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