夫婦が家事を助け合えないのは、あなたの「一言」が原因かも?

夫婦のお悩み解決コラム

家事や育児は夫婦で分担するだけでなく、”助け合って”行いたいもの。しかし、相手が協力的ではない…とがっかりすることもしばしば。一体それはどうしてなのでしょうか?

もしかしたら、あなたの一言が原因かもしれません。

 

1. 夫婦が助け合いたいことってどんなこと?

夫婦が助け合いたいことは、家事や育児だけではありません。日本生活協同組合連合会の「夫婦の“たすけあい”に関する調査」によると、夫婦が助け合いたいことについて以下の結果が得られたそうです。

1位:家計の収入(38.5%)
2位:貯蓄・資産形成(36.4%)
3位:ゴミ出し(35.3%)
4位:節約(35.1%)
5位:子どもの教育(34.2%)
6位:買い物(33.1%)
7位:子どもとの遊び(32.5%)
8位:子どもの行事(31.1%)
9位:皿洗い(30.8%)
10位:部屋の掃除(30.6%)

家事や育児といった普段からすることはもちろんですが、家計の収入や貯蓄・子どもの行事などを助け合いたいと思っている夫婦は多いよう。

さらに同調査で、子どもの行事(誕生日・七五三・学校行事)についてどうしているのかを聞いたところ、6割近くの夫婦が協力してやっているという結果になったそうです。また、「妻だけが熱心にやっている(やっていた)」は夫よりも多く、約2割という結果に。

そこで夫婦の円満状況別にみると、円満な夫婦の6割~7割がお互いに協力しているのに対して、円満ではない夫婦が協力しているのは4割。円満な夫婦ほど「お互いに協力してやっている」んですね。

もしかしたら、夫婦が助け合えていないからこそ不満が生まれ、円満でなくなっているのかもしれません。

 

2. 夫婦の助け合いには何が必要?

夫婦が家事を助け合えないのは、あなたの「一言」が原因かも?

同調査で「夫婦が助け合っていくために必要だと思うこと」について聞いたところ、「感謝の気持ち」・「相手を思いやること」・「会話・コミュニケーション」が目立つ結果となりました。男女別にみると以下の結果に。

  • 感謝の気持ち(男性34.6%、女性48.6%)
  • 相手を思いやること(男性31.8%、女性43.4%)
  • 会話・コミュニケーション(男性25.8%、女性33.8%)

男性に比べると、女性のほうがそれぞれ約10ポイント高く、「感謝」・「思いやり」・「コミュニケーション」が必要だと考えているようです。

助け合いのできていない夫婦は、もしかしたら「感謝」・「思いやり」・「コミュニケーション」を充分に実践できていないのではないでしょうか。

 

3. 助け合いたくなくなってしまう、魔のひとこと

助け合いたいのに上手くいかないときは、一度自分のことを振り返って考えてみるといいかも。もしかしたら助け合いができないのは、相手が協力をしてくれないからではなくて、自分のせいかもしれません。

思わず助け合いをやめてしまいたくなる「魔のひとこと」をご存知でしょうか。もしかしたら、これをついつい口にしている可能性があります。

同調査では、「配偶者からどのようなことを言われると、夫婦で助け合うことをやめたくなるか」という調査を行いました。男女別に見ると、以下の結果となったそうです。

男性

1位:そんなこともできないの?(25.2%)
2位:やって当然だよね(24.8%)
3位:こっちは(仕事や家事を)頑張ってるんだけど!(21.0%)

女性

1位:こっちは(仕事や家事を)頑張ってるんだけど!(37.8%)
2位:疲れてるんだけど(33.0%)
3位:やればいいんでしょ(31.6%)

男性は、パートナーからできないことを責められたり、やって当然などといった労いのない言葉を聞くと、助け合いたくなくなるようです。女性は、パートナーが仕事等で疲れていることや頑張っていることを理由に、暗にやりたくないことを主張されたり、嫌々助け合うといった態度の言葉を聞くと、助け合いたくなくなると感じるようです。

確かに、疲れているときや気持ちに余裕のないときなどには、つい言ってしまいがちな言葉ばかり。これらの言葉を使うことで、よけいに相手が助け合うことをやめてしまって、その結果自分の負担が増えることにつながるのではないでしょうか。

逆に「夫婦で助け合っていきたいと思う言葉は?」という質問で最も多かったのは、「ありがとう」でした。次いで、「やってもらえて助かった」、「結婚して良かった」、「いつもやってくれてるから今日はやるよ」、「あなたがいてくれて良かった」。

先ほどご紹介した、助け合いに必要だと思うことである「感謝」・「思いやり」・「コミュニケーション」を満たしている言葉ばかりですね。これらを意識して言うようにすると、より助け合いのできる夫婦になれるのかもしれません。

 

ルーチンの家事をこなしていくうちに、子どもの行事や貯蓄管理など、イレギュラーな出来事が起こります。そのときに助け合えたら最高ですが、円満ではない夫婦の場合はなかなか難しいのが実情。

助け合いに必要なことは何かがわかっているのに、忙しさ、余裕のなさのあまり余計なことを言ってしまうと、結果助け合えなくなるという悪循環になってしまいます。

もしも今まで助け合いの際に「魔のひとこと」を言っているのであれば、今度からはそれをぐっとこらえて、深呼吸などして気持ちを落ち着けましょう。そして相手が何かしら協力してくれたときは、その結果に関わらず「ありがとう」とお礼を言うようにしてみてくださいね。

 

参考:
日本生協連調べ  夫婦の助け合いを妨げるNGワードランキング  夫1位「そんなこともできないの?」  妻1位「こっちは頑張ってるんだけど!」

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