夫婦の適度な距離感は? パーソナルスペースから考える

夫婦のお悩み解決コラム

人にはそれぞれ異なる「パーソナルスペース」があります。パーソナルスペースとは、その人にとって「これ以上近づかれたら不快感を抱く」距離のこと。

見知らぬ他人に近付かれても問題ない距離と友人に近付かれて良い距離、恋人や夫婦に近付かれて良い距離……それぞれ違うはずです。恋人や夫婦であればぐっと縮まるかたが多いでしょう。

しかし、パーソナルスペースには個人差があります。あなたとパートナーにとっての「適度な距離感」は違うかもしれません。

 

1. 「適度な距離感」は人それぞれ

パーソナルスペースには男女差があり、一般的に女性よりも男性のほうが広いと言われています。

特に同性間での距離感では男女差があるようです。女性の場合、同性間で距離感が近くても平気な人が多いのに対し、男性は同性同士で近くにいることにストレスを感じる人が多いよう。これは日常の場面を思い浮かべてみるとわかりやすいですね。

親しくない人に対してぐいぐい距離を詰めたりするかたは少ないでしょう。しかし、夫婦や家族に対しては、つい距離感の取りかたが自分本位になってしまっていませんか?

仲が良い夫婦でも、常にラブラブ恋愛状態というわけではないですよね。カップル時代には四六時中くっついていることが平気だったふたりでも、長く夫婦をしていると「少し離れていたい」と感じることもあるはず。

物理的にも精神的にもお互いが心地よいと感じられる距離感を保つことは、夫婦関係においても大事なこと。「あんまりべたべたしたくない」「こんなときはひとりになりたい」などと思ったら、きちんと相手に伝えてお互いの距離を大切にできると良いですね。

 

2. 適度な距離感を保つためにどんなことをやっている?

夫・妻、それぞれにとっての「適切な距離感」は異なるもの。どのように距離感を保っているのか、筆者の周辺の夫婦に尋ねてみました。

  • 私は生理前にイライラしやすいので、そんなときに近づかれると不快になるんです。そのことに気づいてからは「生理前はベタベタしてくれるな」と夫に伝えています。夫は甘えん坊なので寂しそうではありますが……。(妻:20代)
  • お互いがお互いの趣味に使う時間がないとダメなタイプ。会話をしながらできる趣味のときは適度に会話もしていますが、本やマンガを読むなど没頭したい趣味の時間は、お互いに干渉しないというのがルールです。本当はそれぞれ自室がほしいのですが、スペース上現在は無理なので、オーラで察するというのが暗黙の了解に。でも、お互いに似ている部分だからか、特にトラブルになったことはないですよ。(夫:20代)
  • うちは、割とぽんぽん思ったことを言い合うタイプの夫婦です。そのときの気分によって、べったりしたい、距離感を取りたいというのがまちまちなので、「今は嫌! 無理!」とか普通に言います。もちろん冗談っぽいノリで。夫も「はいは~い」という感じですね。逆に私が「暑苦しい!」ってあしらわれるときもあります(笑)。(妻:30代)
  • スマホを覗かないとか、プライベートやプライバシーに関する距離感はそれなりにとっています。ただ、物理的な距離感はあんまり考えたことがないですね。お互い嫌ならそれを伝えられているんじゃないかなあ。それで揉めたことは今のところないです。(夫:30代)

 

「距離感がうまくはかれない」と悩むのは、他人との対人関係だけではありません。むしろ、甘えが生じる家族間のほうがうまくいかなくなるかたもいるのではないでしょうか。

家族、夫婦であってもひとりの独立した人間。自分と相手の「心地よい」距離感には違いがあることを理解した上で、日頃からコミュニケーションをとって擦り合わせられる関係を築きたいですね。

 

参考:パーソナル・スペースの形態に関する一考察

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