無意識にやってない? 「毒親」の特徴

夫婦のお悩み解決コラム

「毒親」という言葉を見聞きしたことはありますか? また、どういった親のことを指した言葉なのか、ご存知でしょうか。

自分は真剣に子育てをしているつもり。でも、知らず知らずのうちに……「毒親」になってしまっているかもしれないんです。

 

1. どんな親が「毒親」?

毒親とは、文字通り子どもに対して毒のような影響を与える親のこと。というと、「毒」という言葉のインパクトから、「まさか自分は毒親じゃないだろう」と思いますよね。

メオトーク編集部が「ミルトーク」にて毒親のイメージに関するアンケートを実施したところ、以下のような回答が寄せられました。

  1. 大人子ども。自分の都合で子どもを振り回す親。パチンコ屋に同行させられる。(30代女性)
  2. 暴力をふるったり、支配する親。(50代男性)
  3. 子どもの前で夫婦喧嘩をする親。ネグレクト。なんでも買い与えてしまう親。兄弟や姉妹で差別する親。(10代女性)
  4. 子どもを否定ばかりする。子どもの自尊心を傷つけることをいう。人格否定する。(40代女性)
  5. 自分の思い通りになるように子育てしている親。(50代男性)
  6. 自分が正しいと信じ込み、自分の生きかたが正解だと思い、子どもを洗脳して自分と同じ生きかたをさせようとして子どもの可能性を奪う親。(40代女性)
  7. 自分が子ども時代されて嫌なことを消化出来ず、そのまま悪い遺伝として自らの子どもにそのまま態度や言動で押し付ける人たち。(40代男性)

この中で、どの回答が「毒親」に当たると思いますか?

1〜4のように、虐待やネグレクトのように、第三者から見ても子どもに害を及ぼす子育てをしている親のことを「毒親」だととらえている人が多い傾向がありました。この回答のような親も、確かに「毒親」ではあるでしょう。

しかし、正解は5〜7。周りの大人が見ている限りではそう見えませんが、「毒親」とは「子どもの自立心を奪ってしまう親のこと」なんです。

「あれっ、もしかしたら……?」と感じるかたや、子どもの立場として「わたしの親は毒親だったのかも?」と思い至るかたもいるかもしれません。

子どもは親の期待に応えようとする存在。「お父さんお母さんが喜んでくれるからやろう!」といった子どもの気質を利用して、親の理想像に子どもを誘導するような親のことを毒親と呼ぶんです。

「この高校に行けたらいいよね」「ピアノが弾けたら(サッカーができたら)素敵だよね」「あなたにはこの色が似合うよね」……こうした発言をお子さんにしてはいませんか?

 

2. 毒親に育てられた子どもはどうなる?

毒親に育てられた子どもは、表面上はわからなくても、本当はやりたくないことをがんばり続けたストレスが内側に溜まっていることがあります。

成長の段階で上手にそれが爆発させられればいいのですが、そうではない場合、大人になってからその歪みが現れてしまうことも。

突然すべてのやる気がなくなってしまう燃え尽き症候群や、ニートや引きこもりになってしまっていたり。歪みが現れる時期が遅れれば遅れるだけ、深刻な状態であることも多いです。

自ら意思決定ができない、積極的に何かに取り組むことができない……そういった大人に育ってほしくはないですよね。

子育てに一生懸命になるあまり、思いもよらず毒親になってしまう親は少なくないでしょう。「子どものため」という強い気持ちが、かえって子どもの自立心を阻害してしまっているかもしれないんです。筆者自身も、今回毒親を調べてみて反省しなければならない点が多々あると感じています。

子どもに影響が出始めてから、はじめて親が自覚するケースも少なくありません。子どものためにしてきたつもりが逆効果になっていたと後から知ることはつらいですよね。

お子さんに対する日頃の発言や言動、一度振り返ってみませんか?

 

参考:
取材協力:ミルトーク
東洋経済オンライン「まさか自分が…多くの親に潜む「毒親」の兆候」

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