7割以上の夫婦が希望する、「立会い出産」のメリット

夫婦のお悩み解決コラム

出産時、あなたは立会い出産してほしいですか? または、したいですか?

株式会社ベビーカレンダーが「立ち会い出産」に関する意識調査を行ったところ、「立ち会い出産をした」と答えた人の割合が、2003年には31%だったのに対して、2018年では74%と約2倍以上に増えていたそう。

最近増えてきている「立ち合い出産」について考えてみます。

 

1. 「立会い出産」してみてどうだった?

同調査によると、立会い出産をした夫の満足度は、「満足していた」「やや満足していた」を合わせて95%。ほとんどのパパが立会いをして満足感を得ているようです。その理由としては以下のとおり。

  • 感動を共有できた:54%
  • 母親の偉大さを知った:19%
  • 父親としての実感が湧いた:12%
  • 家族の絆が深まった:10%

子どもを産む瞬間を見ることができるのは、一生のうちでも限られています。立ち会い出産は、妻と一緒にその感動を共有できる特別なひとときになるのかもしれませんね。また、妻の姿を見て母としてのの偉大さと、自分がこれから父親になることへの実感も湧くようです。

ちなみに、パパが出産の立会いを決めた理由として一番多かったのが「ママが立ち会うよう誘導したから(34%)」だったそうです。出産の際に夫が立ち会ってくれることを望む女性が多いのだとわかりますね。やはり出産の不安な気持ちと、産むときの感動の瞬間を、一緒に分かち合いたいのだと考えられます。

企業も「立会い出産」をアシスト

とはいえ、陣痛はいつ来るかわからないので仕事など調整しづらく、「立会いをしたくてもできない」というパパがいるのも事実。また、産まれるまで待っていたら翌日になり、会社に行っている間に産まれてしまった……という話もよく聞きます。

しかし、最近では「配偶者出産休暇」を付与している企業が増えてきているのをご存知ですか?

「配偶者出産休暇」というのは、妻の出産の際に男性労働者へ与えられる休暇のこと。妻の出産のための入院等の日から、出産の日後2週間を経過する日までの間に、「病院の入院」「退院」「出産等の付添い」等のために、2日の範囲内で取得することができます。

男性にとっては、まだまだ育休を取得するのが難しい状況ですし、育休を取得する間の収入が減ってしまうのも悩ましいところ。そんなときに有給の「配偶者出産休暇」を取得することで、収入面や妻への負担も減りそうですね。

 

2. 立会い出産がもたらす、その後のメリットとは

立会い出産は出産の喜びを夫婦でシェアできる貴重な機会ですが、出産後の生活ではどう影響するのでしょうか。産後うつや産後クライシスの予防につながるのかも含めて考えてみました。

夫が産後の妻を気遣ってくれるかも

立会い出産で、妻が苦しんでいる姿を夫が間近で見ることによって、出産の壮絶さを夫婦で分かち合うことができますよね。ただ同時に夫は、「応援しかできなかった」「見ているだけしかできなかった」と、自分の無力さを痛感するとも聞きます。

「あんなに大変な出産をしたのだから、産後の妻と子どもは俺がカバーする!」と、より父親の自覚が芽生えてくれるのではないでしょうか。

妊娠・出産・産後のことは忘れない

よく言われているのが、「妊娠から産後までに夫にされたことは忘れない」ということ。逆に考えると、「仕事で忙しい中、立会い出産してくれた」という思い出は、妻の中でずっと残ってくれるのではないでしょうか。

良い思い出にするために、夫は立会い時の振る舞いなどにも気をつける必要があります。立会い出産の準備や流れは過去のメオトークの記事にもあるので、合わせてご覧になってみてください。

> 夫の出産準備とは? やっておくことと持っていくもの
> 立ち会い出産どうする? 立ち会い出産のメリットとデメリット

父親としての自覚が強くなる

「立会い出産をしてよかった」という理由のひとつに「父親としての実感が湧いた」というものがありました。それにより、父親としての「自覚」も強くなり、産後クライシスの原因でありがちな「夫の育児に対する意識が低い」ことを回避できるのではないでしょうか。

産後うつ・産後クライシスは「産後のホルモンバランスの急激な変化」によって引き起こされているといわれていますが、そんな不安定な状況を支えてあげるのは夫の仕事。立会い出産をすることで、その自覚をもっと持てるかもしれません。

> 経験者が語る、今だからわかる産後クライシスの回避法
> 産後クライシスを招きかねない、危険な夫の行動ランキング

 

病院が立会い出産を禁止している・帝王切開などの場合は難しいですが、そうでない場合は立会い出産をするかどうかを夫婦でよく話し合ってみてくださいね。最近では企業も夫の育児参加への応援をしていることから、以前より休みもとりやすくなっているはず。

ただ、今回は立会い出産のメリットをご紹介しましたが、当然デメリットもあります。また、妻もしくは夫が立会い出産を望んでないことも。それがのちの夫婦トラブルにつながらないためにも、立会い出産の不安や悩みは解消しておきましょう。

子どもの誕生という貴重で尊い1日を、夫婦が幸せな形で迎えられるとよいですね。

 

参考:
15年で約2倍以上に増加!イマドキの『立ち会い出産』事情を調査
「父親の子育て」をめぐる環境変化
配偶者出産休暇とは(Q&A)

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