「共働きはもう疲れた……」家事に育児に悩んだときの処方箋

夫婦のお悩み解決コラム

女性の社会進出により、共働き家庭が年々増加し続けています。

共働きと言えば、収入のリスクを分散できたり、世帯年収や将来貰える年金額が増えるなどのメリットが思い浮かびますが、それらを得るために日々肉体と精神をすり減らしているのもまた事実。

仕事から疲れて帰ってきて、山積みの家事や休む間もない育児をこなしているとき、ふと「共働きはしんどい」「辞めたい」「つらい」と思ったかたも多いのではないでしょうか。今回はそんなかたへの処方箋をお届けします。

 

共働き夫婦の家事・育児疲れ

共働き夫婦が抱える家事・育児疲れ。具体的にはこのようなことに疲れている夫婦が多いのではないでしょうか。

仕事と家事の両立

生きるためにはお金が必要ですが、お金だけでは生きていけませんよね。必ず誰かが掃除・洗濯・料理など家事をこなす必要があります。うまく分担できていればいいのですが、片方だけに負担がかかっていると、その不公平感がよりストレスに。

また、一日中働いてきたのに家でも働かないといけない、土日は溜まった家事をしないといけない、というのが続くと疲れてしまいますよね。

仕事と育児の両立

育児は365日24時間休みがありません。特に未就学児の場合、毎日の送り迎えやご飯・トイレ・着替えの支度、遊び相手になったり泣いたときのケアをしたり、夜泣きや風邪など突然のことへの対応などを、仕事・家事と一緒にこなす必要が。可愛い我が子のためとはいえ、頑張るにも限度があります。

共働きによるストレスから夫婦仲が悪化し、離婚してしまう夫婦もたくさんいます。家庭や生活を豊かにするための共働きなのに、最悪の結果になってしまうのは悔しいものですよね。

 

子なしの共働きは離婚率が高い?

「子はかすがい」ということわざがあるように、子どもは夫婦の仲を繋ぎとめてくれる存在です。離婚の話になっても、「子どものために」ともう一度頑張ることを決めた夫婦もいるのでは。

それでは逆に、子どもがいない共働き世帯は離婚率が高いのでしょうか。厚生労働省の「離婚に関する統計」によると以下のとおりです。

  • 子どものいる夫婦の離婚件数:143,834件(57.3%)
  • 子どものいない夫婦の離婚件数:107,302件(42.7%)

全体的に見ると、子どものいる夫婦の離婚件数のほうが若干高いようです。そこで厚生労働省による「平成27年国勢調査 就業状態等基本集計」を見てみると、共働き夫婦の子どもの有無は以下のとおり。

  • 共働き夫婦子どもあり:8,940,627世帯(68.4%)
  • 共働き夫婦子どもなし:4,139,823世帯(31.6%)

共働き夫婦は、子どものいる世帯のほうが2倍多いという結果に。先ほどの件数と比べてみると、子どものいない夫婦の離婚件数が多く感じてしまいますね。

さらに、離婚件数は30代は4万5千件以上あったのに、40代では3万4千件へと減少しています。40代の子どもの有無を見てみると、子どもありが84.9%・子どもなしが15.1%となっています。

こうやって見てみると、子どものいる共働き夫婦のほうが離婚率が低いのかもしれませんね。40代で育児が少し楽になるのかもしれません。

 

共働きに疲れたときの処方箋

いつかは楽になる……と思っていても、そのゴールが目には見えない共働き。そんなときは自分のことを見つめてみてはいかがでしょうか。

育児を頑張り過ぎてない?

しつけをちゃんとしなくちゃ、日中そばにいられない分夜や土日は思い切り遊ばなくちゃ、毎日栄養あるご飯を食べさせて夜は早く寝かせなくちゃと、毎日育児を頑張りすぎていませんか?

思い通りにいかないのが育児。頑張りすぎるとイライラして子どもに八つ当たりをしてしまい、余計ぐずってしまう……ということもありえます。大らかに「まあいいか」という余裕を持つことも大切ですよ。

子どもにとってやはりママの笑顔が一番なので、育児の面で失敗しても「こんな日もある」とどーんと構えるようにしてみては。

家事を頑張り過ぎてない?

毎日ちゃんと朝、晩の料理を作っていませんか? 毎日もしくは2日に1回の頻度で洗濯をしてませんか? 家事を溜めないように毎日すべて片付けていませんか? その他にも、色々頑張りすぎてないですか?

家事は家族みんなが過ごしやすくなるためのもの。しかし頑張りすぎて体や心が疲れてしまっては、意味がありませんよね。

特に大変なごはん作りですが、凝った料理は作らないようにしてみては。栄養面や彩り面で気になることがあるかもしれませんが、それは余裕のある日だけにしましょう。スーパーのお惣菜など出来合いのものと組み合わせるのもアリです。

また、洗濯物は週に1~2回にしましょう。干すのが大変なら、乾燥機能付き洗濯機の導入も考えてみるとよいかもしれません。また、掃除は余裕のある日の週1回、家事の一部はアウトソースするなど、毎日頑張ることをやめたり、外部の力を頼ることも必要です。過去の記事も参考にしてみてくださいね。

> 共働き家庭の料理事情とは? 栄養満点の時短レシピも紹介! 
> 共働き家庭の洗濯は大変! いつ、どう干すのが良いの? 
> 共働き夫婦の「家事代行」活用術! 家事のアウトソースは家庭を救う? 

ひとりで頑張り過ぎてない?

「旦那がしてくれないから私が……」「妻が疲れているから僕が……」と、ひとりで色々抱えてしまっていませんか?

フィンランドでは約8割が共働き夫婦で、家事分担が基本だと言われています。そんな中どうやって家事をしているのかというと、料理は得意なほうが行い、基本的には出来合いの物やワンプレート。食洗機が一般的に使われており、洗濯も部屋干しや週に1回などだそうです。

日本でも全員がそういう認識だと、頑張らないことに対する罪悪感も消えそうですし、家事の苦手なかたもできることが増えそうです。完璧さを求めるのではなく、どんな家事の分担ややりかたなら家族が幸せに暮らせるのかを、考えるようにしてみてくださいね。

体の疲労は気づきやすいですが、心の疲れは目に見えないもの。こころ電池をたっぷり充電するために、気を抜いた家事・育児を行いましょう。たまにはストレス解消として、ひとりになる時間や趣味の時間などを設けてくださいね。

 

参考:
平成27年国勢調査 就業状態等基本集計(労働力状態,就業者の産業・職業など)
平成21年度「離婚に関する統計」の概況
夫婦の8割が共働き。フィンランドで見つけた「楽ちん家事育児」8つの法則

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