共働き夫婦の世帯年収は平均どのくらい? 気になる世帯年収別の家計簿

夫婦のお悩み解決コラム

2016年の統計局調査では実に61%が夫婦ともに働いている共働き夫婦だそうです。今後更に共働きを選択する夫婦が増えていくことが予想されますが、実際世帯年収の平均はいくらぐらいなのでしょうか?

共働きだからこそある程度使えるお金は自由になりそうですが、実態としてどうやりくりしているかも気になるところですよね。ただ、共働き夫婦とはいえ、世帯年収によって使えるお金・出ていくお金も変わってきます。

そこで今回は、様々なデータを元に、それぞれの年収レンジによって家賃はいくらまでか、生活費はいくらに抑えるべきかの参考に家計簿の打ち合わけをご紹介していきます。

 

共働き夫婦の世帯年収は?

世帯年収とは?

そもそも世帯年収とは、住居・生計を共にする世帯全員の年収を合わせたものを指しています。つまり一緒に暮らす家族の所得(年収)の合計が世帯年収となります。ちなみにこの額には社会保険や住民税などの税金を差し引く前の総支給額を指していますので、これから紹介していく世帯所得の額よりも実際に銀行に振り込まれる額はもっと少なくなります。

共働き夫婦の平均世帯年収は約700万円

統計局の2017年の家計調査「妻の就業状態,世帯類型別1世帯当たり1か月間の収入と支出」で、共働き世帯(夫婦2人のみが有業者)のデータを見てみると、共働き夫婦の平均世帯年収は以下のとおり。なお、世帯主の平均年齢は46.5歳です。

  • 平均世帯月収:578,909円
  • 世帯主の平均月収:441,141円
  • 配偶者の平均月収:137,767円

これに12ヶ月を掛けると、平均世帯年収は6,946,908円と約700万円にです。こちらはボーナスや賞与を含めた額なので、20%を差し引くと手取り年収は約555万円になるかと思います。

 

世帯年収別の家計簿の実態

それでは次に、世帯年収別の家計の内訳を見てみましょう。家賃などの固定費や生活費にどれくらいの金額が使えるのかぜひ参考にしてみてください。それぞれどのくらいの住宅ローンが組めるのかも参考程度に記載してます。

 

年収500万円の場合

厚生労働省の「平成28年 国民生活基礎調査の概況」によると、平均所得金額は545万 8千円となっています。年収と所得はちょっと異なるのですが、それでもおおむね平均額くらいと言うことですね。

夫婦2人なので、単純計算で1人250万ずつ。正社員同士で共働きならば、この金額をクリアしているかたも多いのではないでしょうか。手取り年収としてはおよそ400万円で月33万円ほど。

毎月の家計内訳

  • 住宅:9万9千円
  • 生活費(保険・小遣い等含む):19万8千円
  • 貯金:3万3千円

年収500万円で住宅ローンを借りようとすると、毎月約6万円の返済(35年ローン)で2500万円ほど借りられると言われています。ただ、35年後に何歳かという年齢を考慮する必要があります。

年収600万円の場合

冒頭で、共働き夫婦の平均世帯年収を694万6千円だとご紹介しました。共働きで世帯年収600万円はそう珍しくない金額だということですね。夫婦2人で割ると300万ずつ、手取り年収としてはおよそ480万円の月40万円ほど。

毎月の家計内訳

  • 住宅:12万円
  • 生活費(保険・小遣い等含む):24万円
  • 貯金:4万円

年収600万円で住宅ローンを借りようとすると、毎月約7万5千円の返済(35年ローン)で3,000万円ほど借りられると言われています。

年収700万円の場合

厚生労働省の「平成28年 国民生活基礎調査の概況」によると、児童のいる世帯の平均所得金額は707万8千円なのだとか。子育てにお金が掛かるということで共働き世帯が多いのと、晩婚化により30代後半など所得が増えた世代が多いのだと考えられます。

夫婦2人で割ると350万ずつ。手取り年収としてはおよそ560万円の月手取り46万円くらいになります。

毎月の家計内訳

  • 住宅:13万8千円
  • 生活費(保険・小遣い等含む):27万6千円
  • 貯金:4万6千円

年収700万円で住宅ローンを借りようとすると、毎月8万5千円の返済(35年ローン)で3,500万円ほど借りられると言われています。

年収800万円の場合

1人で年収800万円を稼ぐ人は国税庁の調査によると2.7%ほどしかいません。ただ、夫婦2人で考えると1人400万ずつなので、共働き夫婦の世帯年収としては30代の平均程度。手取り年収はおよそ640万円の月50万切るくらいになります。

毎月の家計内訳

  • 住宅:15万円
  • 生活費(保険・小遣い等含む):30万円
  • 貯金:5万円

年収800万円で住宅ローンを借りようとすると、毎月10万円の返済(35年ローン)で4000万円ほど借りられると言われています。

年収900万円の場合

年収1000万円に届きそうな年収900万円。統計の2017年「年間収入階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出 全国・二人以上の世帯のうち勤労者世帯」によると、2人以上の世帯のうち勤労者世帯の中で6.5%。世帯数としては少ないようです。

ただ、配偶者の有業率が58.3%と半数以上なので、共働き世帯が多いよう。世帯年収による単純計算ですが、夫婦で1人450万ずつならクリアできます。手取り年収としてはおよそ720万円で、月60万くらいになります。

毎月の家計内訳

  • 住宅:18万円
  • 生活費(保険・小遣い等含む):36万円
  • 貯金:6万円

年収900万円で住宅ローンを借りようとすると、毎月11万円の返済(35年ローン)で4500万円ほど借りられると言われています。

 

世帯年収1000万円は意外と狙える

世帯年収が1000万円もあれば、生活がもっと楽になりそうですよね。シンプルに考えれば、夫婦で年収500万円ずつ稼げば到達できますが、共働きで世帯年収1000万円を目指すことは可能なのでしょうか。

統計局の2017年「全国・二人以上の世帯のうち勤労者世帯」のデータを見てみると、世帯年収1,000万円~1,250万円の世帯は、二人以上の世帯・勤労世帯の約9%。なお、世帯主の平均年齢は50.1歳で、有業人員は2人、配偶者の有業率は62.8%となっています。

少なくとも2人は働いていて、半数以上が共働きと言うことですね。妻が正社員ならば、目指せる金額ではありそうです。

世帯年収1,000万円はどんな生活ができる?

世帯年収1,000万円といっても、税金等が引かれるため20%差し引いて、年間の手取りは800万円くらいになると思います。贅沢な暮らしができる、とまではいきませんが、節約にあくせくすることはなく生活することができるでしょう。

ただ、車や家のローン、子どもの人数や習い事などの教育費などを考えると、それなりに家計管理をしていく必要はありそうです、

 

一般的な目安で生活費や貯金額を紹介しましたが、通常住宅ローンや車、教育費などで生活費の増減があります。ご自分がどこに重きを置くのかで中身も変わってくると思うので、家計簿などで優先順位を付けて家族で話し合ってみてくださいね。ただし、必ず毎月一定の貯蓄額を確保するようにしておきましょう。

まずはご家庭の世帯収入を調べてみて、現在の収入でやりくりしていくのか、さらなる上の金額を夫婦で目指してみるのかを話し合ってみてくださいね。

 

出典:
家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表
家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表
共働きで世帯年収1000万円の生活レベルは?住宅ローンや貯金事情
住信SBIネット銀行
平成28年 国民生活基礎調査の概況
平成29年賃金構造基本統計調査 結果の概況

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