こんな妻とは離婚したい……モラハラ妻の特徴と対処法
夫婦のお悩み解決コラムここ数年、メディアでも取り上げられることが増えた「モラハラ」。モラハラとは「モラル・ハラスメント」の略で、言葉や態度により相手を傷つけ、思うとおりにコントロールしようとすることを指します。
実はモラハラは、夫から妻にだけではなく、妻から夫になされることも多いんです。今回は、妻が加害側であるモラハラについてご紹介します。
この記事でご紹介すること
モラハラ妻の特徴とは
モラハラ妻に見られる特徴には、どんなものがあるのでしょうか。
- 自己愛が強い
自己愛の強さは、妻に限らずモラハラ加害者の特徴です。自己肯定感が低い人ほど歪みがちで、自分を否定する心に蓋をするために、モラハラとして暴発しているケースも多く見られます。 - 思い込みが激しい
こちらも女性に限らない特徴ですね。「自分が絶対に正しい!」という信念を持っている人は、決して反省したり謝罪したりすることがありません。「ああ言えばこう言う」を繰り返し、夫が正論を述べたとしても、無理やり自分の論理を貫き通します。
- 「男女平等」が異常に好き
これは女性加害者だからこそ見られる特徴です。モラハラ加害者の言う「男女平等」は、本来の意味での「男女平等」ではありません。要するに「自分が正しい」と言いたいわけ。夫が反論をしても、「それは男女不平等だ」という論理を突き付けがちなようです。
もしかしてモラハラ妻かも? 簡単チェックシート
モラハラは自身では気づかないことも多いです。妻のみなさん、こうした発言を夫にしていませんか?
「汚い、臭い」「デブ」などの悪口
案外やってしまいがちなのが、軽口のつもりの相手への悪口発言。お互いが良しとしているのならばコミュニケーションのひとつでもあるのですが、言われているほうが我慢しているのであれば、それはモラハラに当たります。
見ているお子さんにとっても、決していい影響を与えませんよね。
「給料安いんだから、もっと働いてきてよ」
給料を引き合いに出され、「役立たず」と言われ続けてしまう……こうした発言に傷ついている夫は多いでしょう。お金に関することでのモラハラは非常に多いようです。
もしかすると、夫婦で分担している家事や育児の負担が妻に偏っていることが、こうした発言の原因なのかもしれません。しかし、嫌味な言いかたをせずに伝えなければ、悪循環になってしまいますよね。
おかずが少ない、メニューが違う
言葉では言えない妻の嫌がらせなのか、食事のメニューが夫だけ違う、量が少ないといったケースもあるようです。
「パパはデブだから」と言ってデザートを分けてもらえない、という夫も。妻からしたら些細なことかもしれませんが、夫を尊重しているとはいえない行動ですよね。
「どうせ遊んできたんでしょ?」
仕事が遅くなってしまうことは仕方がないですし、付き合いもあります。その際、妻が夫の話を聞かずに「どうせ遊んできたんでしょ」などと言ってしまうケース。
遅くまで働いて疲れているのに話を聞いてもらえない、信じてもらえないと精神的な疲れも倍増してしまいます。
モラハラ妻への対処法は?
「妻からモラハラを受けている」と感じた場合、どのような対処をすればよいでしょうか。
- 話し合いをする
妻に限らず、モラハラ加害者とまともな話し合いをすることは困難です。しかし、今後のために録音する機会としても、話し合いの場を設けることは無駄ではないでしょう。ただし、モラハラの度合いによっては夫自身や子どもに危害が加えられる可能性もあります。こうした場合は無理に話し合う必要はありません。
- 証拠を残す
話し合いの様子を録音するのと同様ふだんの発言を録音し、可能な場合は録画しておくなどして、客観的に異常性が判断できる証拠を集めておきましょう。 - 相談窓口を頼る
相談窓口というと女性専用のものを思い浮かべるでしょうが、男性用のものもきちんとあります。離婚を考えるレベルなのかどうかすら、判断ができなくなっている可能性もあります。まずは一度相談してみましょう。
モラハラ妻は改善・治療できるのか?
モラハラは本人の自覚なく行われるケースが多いのですが、妻から夫へのモラハラの場合、感情的な言動をどうにかしたいと思っていることもあるようです。
人間は自覚をすれば変わっていけるものです。軽度のモラハラであれば、「相手を傷つける言い方をしない」「自分の考えがすべて正しいわけじゃない」といった自覚をするだけで改善方向に向かう可能性もあります。
また、異常に感情的になってしまう原因のひとつとして、ホルモンバランスの乱れがあります。ひとりではどうにもならないけれど、何とかしたい……と妻が思っているならば、婦人科や心療内科など必要な医療機関を受診してみることもおすすめです。
まとめ
健全な夫婦関係を損なわせるモラハラ。最近では「夫を傷つけてしまうことがやめられない」と自覚をしている妻の存在も浮き彫りにされています。
モラハラの原因は、本来の性格から育てられ方まで、多くのものが絡み合っています。「治したい」と妻自身が思っているのであれば、しかるべき機関に相談しましょう!
参考:
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