【仕事から婚活まで】シングルマザーが抱える悩みの傾向と対策

夫婦のお悩み解決コラム

シングルマザーは、ただでさえ大変な子育てをしながら生活費などを稼がないといけないので、さまざまな試練にさらされる場合が多くあります。また子供がいることで再婚しにくいという面も。ここでは、シングルマザーが抱えやすい悩みを取り上げて、解決方法について考えてみます。

シングルマザーの定義

シングルマザーとは、一人で子供を養育している母親のことを指します。その理由はさまざまで、一般的には離婚したことによって一人で子どもを育てることになった場合を連想しがちですが、父親である男性と死に別れた場合もありますし、単に別居しているだけというケースもあります。このほか、婚姻関係にない男性とのあいだに子供を設けた女性も該当します。また、子供は欲しい、でも結婚はしたくないという理由で、精子を購入して出産を選んだ女性もシングルマザーです。養子縁組などによって、生物学的な親子関係にない子供を引き取った場合もシングルマザーに含まれます。

欧米でシングルマザーというときは、どちらかというと未婚の母のことを指すことが多いようです。離婚したり、死に別れたりして一人で子供を育てることになった場合は、「single parent」と呼ばれることが少なくありませんが、国内では、どのような理由があったにせよ、一人で子供を育てている女性はすべてシングルマザーと呼ばれる傾向があります。

かつては、母親が一人で子供を育てている家庭のことを「母子家庭」と呼ぶことがよくありましたが、経済的あるいは精神的に困窮しているイメージがあり、どちらかというとネガティブな意味で使われることが多かったように思います。シングルマザーという言葉は、一人でも頑張って仕事をしながら子育てしている母親にスポットを当てることで、「母子家庭」という言葉が暗示していた否定的な印象を払拭するのに役立っているといういい方ができるかもしれません。

 

お金にまつわる悩み:仕事

平成28年度に厚生労働省が発表した「全国ひとり親世帯等調査結果報告」によると、母子世帯の母親のうち80.6%が仕事についています。仕事種別の内訳は以下の通りとなっています(調査は平成23年)。

  • パート・アルバイト等:47.4%
  • 正規の職員・従業員:39.4

厚生労働省では、平成18年にも同様の調査を行っていますが、その際の仕事種別の内訳は以下の通りでした。

  • パート・アルバイト等:43.6%
  • 正規の職員・従業員:42.5%

つまり、「パート・アルバイト等」に従事する母親が最も多いことに変わりはありませんが、その割合が平成23年から3.8%増加し、逆に「正規の職員・従業員」が3.1%減少しています。

平成27年度に実施された調査によれば、母子世帯の平均年間収入は243万円。そのうち就労収入は200万円となっています。やはり厚生労働省によって平成28年度に行われた調査では、一般世帯(児童のいる世帯)の平均所得金額が707.6万円となっていることから、母子家庭の平均年間収入がかなり低いものであることがわかります。

多くのシングルマザーは仕事にはついているものの、児童手当や児童扶養手当、養育費があったとしても、平均年間収入は一般世帯に遠く及びません。また、シングルマザーの3割以上が借家住まいだというデータもあります。多くのシングルマザーがお金の悩みを抱えていることが容易に想像できるといえるでしょう。

 

お金にまつわる悩みの対策:ブログや資格、生活費節約

朝は子供を施設まで送って、一日仕事。終業後すぐに子供を施設に迎えに行ってお買い物、食事の支度に身の回りの世話……。毎日がクタクタの連続。一週間や一ヶ月があっという間に過ぎ去ってしまうというシングルマザーも多いはず。全く余裕がない毎日だとは思いますが、自宅で1時間でも30分でも投資のための時間を作ってみませんか?

例えば、ブログの執筆。シングルマザーの毎日の生活をつづるだけでも、他のシングルマザーにとって励みになるもの。質の高い記事が増えて読者が集まるようになれば、広告収入が期待できます。資格の勉強をするのもおすすめです。キャリアップは収入アップに直結します。資格の取得はきっと将来のあなたを助けることになるでしょうし、そのための勉強をしていること自体も自分にとっての励みになるはずです。

他には生活費の節約術も身につけたいところ。個人賠償責任保険を変更したり、SIMフリーを取り入れたり、公営住宅に申し込んだり、子供のための衣類をもらったり借りたり……十分切り詰めていると思っても、さらに工夫できることがあるものです。ぜひ毎日の暮らしを見直してみてください。

 

恋愛にまつわる悩み:再婚

シングルマザーのなかには再婚を検討している方も少なくないはず。恋愛できる相手ができるだけでなく、子供にはパパができ、しかも収入面でも安定する可能性が高いため、再婚はシングルマザーにとってメリットの多い選択であるといういい方ができます。

とはいえ、離婚した方の場合はとくに、妻であることをやめ、母として生きることを決めた以上、好きな人ができたり、やはり信頼できるパートナーが欲しいと思うこと自体に戸惑いを感じるかもしれません。

また、もし好きになれる人に巡り会えたとすれば、それはとても素晴らしいことですが、仕事を持って一人で子供を育てる女性が特定の男性と恋愛関係を続けるのは簡単なことではありません。やはり気になるのは子供のこと。年齢にもよりますが、子供に対して恋愛していること、あるいはパパ以外の人と再婚しようと思っていることをどのように伝えればよいか難しいところです。仮に子供の反応がよかったとしても、子供が実際に相手の男性のことを気に入ってなついてくれるのかなど、悩みはつきません。どちらにしても、それまで以上に子供の気持ちに寄り添ってケアする必要があるといえるでしょう。

相手の男性が子供のことを可愛がってくれるのかどうかも気になるところですが、過度な期待は禁物です。父親となることを求めれば求めるほど、あなたをいろんな面でサポートしてくれる人かどうかを見極めることが大切です。

 

恋愛にまつわる悩みの対策:婚活のすすめ

シングルマザーで再婚をお考えなら、まずは結婚相談所の利用がおすすめです。結婚相談所には、結婚願望を持つ男性が多く集まっています。そのため、一般的に出会いの質が高いといわれています。

また、経済力がある人やシングルマザーに理解がある人を紹介してもらうことができるのも結婚相談所のメリットです。こちらの求める条件にフォーカスして相手を探すことができるため、ゴールインまでの時間が短い傾向があるといわれています。また、こちらから積極的にアプローチする必要がないので、仕事をしながら子育てしながら婚活することが可能。

必要があれば、カウンセラーに相談することができるのも魅力です。結婚相談所のなかには、シングルマザー向けプランを用意している場合があります。積極的に活用してみるとよいでしょう。

ただし結婚相談所の利用には料金が必要になります。結婚相手を探すための初期投資と考えれば必要経費のようなものですが、余裕がないとも限りません。そんな場合は婚活サイトを当たってみるのもおすすめ。シングルマザーでも問題ないと考えている男性に限定して相手を探すことができるなど、シングルマザー向けのサービスも充実しています。

 

まとめ

シングルマザーの悩みは幅広く、簡単に解決する問題でないものばかりですが、前向きに対策する方法もあります。金銭的な悩みへの助けとして、ステップアップになる資格を取得して仕事の幅を広げたり、家でできる仕事としてブログに挑戦してみたり。再婚を希望している方であれば、婚活サービスを利用するのもおすすめです。悩みが一つでも減り、毎日を前向きに過ごせるよう情報を上手に活用してくださいね。

 

参考:
厚生労働省『平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告』
厚生労働省『平成28年国民生活基礎調査の概況』

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