芸能人おしどり夫婦がお手本! 理想的な夫婦関係を長く保つ秘訣とは
夫婦のお悩み解決コラムいつも仲が良い夫婦を見ると、うらやましく感じることはありませんか? テレビなどでよく見かける芸能人夫婦のように「あのくらいラブラブな夫婦関係を築きたい!」と考えている人も多いようです。
芸能人おしどり夫婦は、夫婦仲を良好にしたい人のお手本になります。いったいどのように夫婦仲をキープしているのか気になるところですよね。この記事では、芸能人おしどり夫婦から学ぶ夫婦仲の長続きの秘訣について考えてみます。
この記事でご紹介すること
なぜ「おしどり夫婦」というの? 意味や由来について
「おしどり夫婦」という言葉を聞いたことがあると思いますが、意味や由来については知らない人も多いのではないでしょうか? なぜおしどり夫婦と呼ぶようになったのかというと、中国の故事「鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)」が関係しています。
「鴛鴦」はおしどりのことで、「鴛」は雄。「鴦」は雌を表す。
おしどりは、いつも雄と雌が寄り添って離れないことからいう。
中国の春秋時代、深く愛し合いながらも悲劇の生涯を送った宋の韓憑夫婦の墓を守る梓の木の上で、おしどりの雄と雌が寄り添って一日泣き続けたという故事がある。
故事ことわざ辞典より引用
オシドリはメスが卵を産むと、オスも卵を外敵から守るように巣から離れません。このようにオスとメスが寄り添っている姿と、故事の内容が由来となって、いつも一緒にいる仲睦まじい夫婦のことを「おしどり夫婦」と呼ぶようになりました。
実はオシドリは「おしどり夫婦」ではなかった?
しかし、オシドリは実は本当のおしどり夫婦ではありません。オシドリは一夫多妻制なので、卵がヒナに育ち、メスが子育てを始めたころには、次のメスを求めてどこかへ行ってしまいます。人間でいうと妻が子育てを始めたら、ほかの女性と浮気して離婚するという流れに似ているかもしれません。そういう生態とはいえ、オシドリの本当の生態を知ると少し残念な気持ちになってしまいますね……。
おしどり夫婦として有名になった芸能人
おしどり夫婦とはどのような夫婦なのか、いまいちピンとこない人も多いかもしれません。そこで芸能界きってのおしどり夫婦をご紹介します。どのようなところがおしどり夫婦といわれる所以なのかを想像してみてください。
- 東MAX & 安めぐみ
- アレクサンダー & 川崎希
- 石田純一 & 東尾理子
- 小栗旬 & 山田優
- 佐々木健介 & 北斗晶
- 庄司智春 & 藤本美貴
- 杉浦太陽 & 辻希美
- ヒロミ & 松本伊代
- 藤本敏史 & 木下優樹菜 (50音順)
まだまだ芸能界にはたくさんのおしどり夫婦がいますが、代表的な夫婦を挙げました。
テレビでは夫婦で出演したり、夫婦の仲のよさが話題として挙げられたり。ブログやSNSでは仲睦まじい様子を垣間見ることができます。いつまでもラブラブな関係を築くためには、芸能人おしどり夫婦をお手本にするとよいかもしれません。
スキンシップを大切に! おしどり夫婦になる秘訣
いつも仲がよい夫婦は何か特別なことをしているのでしょうか? いつも愛の言葉を囁いている、毎日プレゼントを贈っている。このようなことをしてくれるのは嬉しいことではありますが、それによって愛情が長続きするかというと少し疑問が出てきます。
愛情が長続きする夫婦は、決して特別なことをしているわけではありません。普段からスキンシップを上手にとり、コミュニケーション不足にならないようにすることこそが愛が長続きする秘訣なのです。
ではスキンシップやコミュニケーションは取るとは、具体的にどのようなことをしているのでしょうか? 5つご紹介します。
外出するときにはお見送りをする
結婚当初は毎日玄関まで見送りをしていたけど、最近は全然していないという人もいるのではないでしょうか? 出勤時の「いってらっしゃい」「いってきます」のやり取りは、実はとっても重要なことなのです。
「相手がいつ出かけたかもわからない」はもってのほか。夫婦仲の黄色信号が点滅してしまいます。出かけるときはお互いにお見送りすることを習慣がつけられれば、相手のことを大切に思っていることが、お互いに感じられるようになります。
ケンカをしたらすぐに謝る
ケンカをしたときに「相手が謝ってくるまで、絶対に謝らない!」という自分ルールを決めていませんか? ケンカは長引けば長引くほど、険悪なムードになってしまいます。ケンカ中はお互いの悪いところに焦点がいってしまい、余計イライラしてしまうというケースも。
ケンカしたらできるだけ早く仲直りするようにしましょう。「ケンカしたら二人とも謝る」とあらかじめ決めておくと、トラブルになりにくいです。ケンカは夫婦につきものですから、すぐに解決することが夫婦円満の秘訣といえるでしょう。
キスやハグを毎日する
結婚するとキスやハグなどのスキンシップを取らなくなってしまう人が多いです。キスやハグをして相手のぬくもりを感じることで、お互いの心が通じ合うようになります。
「最近キスもハグもしてないから、今さら恥ずかしい」という人は、ボディタッチでもOKです。腕や足、首などに自然とタッチするようにしましょう。
好きな相手と毎日触れ合うこと。これを心がければ、自然とスキンシップができるようになります。
相手に対する感謝の気持ちを忘れない
気持ちというものは言葉に出さなければ伝わりません。「言わなくてもわかってくれるだろう」という考えでは、お互いの気持ちがすれ違っていても気づくことができません。
感謝の気持ちを忘れてしまうと、相手への思いやりや気遣いもできなくなってしまいます。「仕事いつもお疲れさま」「手伝ってくれてありがとう」というように短い言葉でも構いません。
愛情を長続きさせるためには、つねに感謝の心を忘れないようにしましょう。
記念日をお祝いする
結婚記念日や付き合った記念日など、結婚していると記念日を忘れがちになってはいませんか? いつも通りの毎日だと、どうしてもマンネリ化してしまいます。
だから記念日だけは「外食に行く」や「デートに出かける」といったルールを夫婦で決めておくことをおすすめします。
たまには刺激がないと気持ちも冷め気味になってしまうので、結婚記念日以外にも誕生日など記念日を設けて、普段と少し違う体験を取り入れることを意識してやってみましょう。もちろん、日頃の感謝の気持ちも忘れないでくださいね。
まとめ
よい夫婦関係を続ける秘訣は、お互いを思いやる気持ちを忘れないことです。
「ケンカするほど仲がいい」という言葉がありますが、それは相手のことを考えているからこそ。ケンカをしてもすぐに仲直りすれば何も問題ありません。
嫌なことを我慢してモヤモヤしているよりも、言いたいことを言い合ったほうが何倍もいいのです。芸能人おしどり夫婦をロールモデルにしながら、よい夫婦関係を築いてくださいね。