ベビーベッドは中古でもOK? 選び方のポイント&購入方法
夫婦のお悩み解決コラム赤ちゃんが生まれてから、限られた期間しか使わないベビーベッド。「絶対に必要なの?」と購入に躊躇している方もいるでしょう。「買わなければいけないなら、中古でもOK?」と迷っている方に、中古ベビーベッドのメリット・デメリットについてご紹介します。
この記事でご紹介すること
中古ベビーベッドを買うのはあり?
新品を購入するよりも安く手に入る中古品。ただ、赤ちゃんが使うベビーベッドを中古で済ますことに迷いがある方もいるのではないでしょうか。
中古でベビーベッドを買うメリット・デメリット
中古ベビーベッドの使用がありかなしかを判断するためには、メリット・デメリットを確認しておく必要があります。まずは、中古品のベビーベッドのメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
メリット
中古ベビーベッドのメリットは、やはり「新品購入よりも購入費用が抑えられる」ことでしょう。
場合によっては半額以下、無料に近いものを手に入れられることもあります。ベビーベッド自体は赤ちゃんの安全を守るために必要なもの。「ベビーベッドを用意したいけれど、予算面が厳しい」という方にとっては、中古ベビーベッドはいい選択肢だといえるでしょう。
デメリット
一方、中古ベビーベッドのデメリットは以下の3つ。
- 安全性の確認が大変
- 使用感や衛生面が気になる
- カラーやデザインに制限がある
ひとくちに「中古」といっても、そのベビーベッドがもともといつ販売されていたものなのかを知ることは困難。いくら丈夫なベビーベッドであっても、経年劣化を完全には防げません。ひび割れや膨張による隙間がないかなど、中古ベビーベッドを使用する際には必ず安全性を確認しておかなければいけません。
2点目は衛生面。いくらクリーニングをしているといっても中古品であることに変わりはありません。傷がついていたり、「誰が使ったかわからない」ことに抵抗を感じる方もいるでしょう。
3点目は商品選択の幅の狭さです。リサイクルショップにあるものから選ぶことになるため、希望通りのベビーベッドが見つからないことも珍しくはありません。ブランドやデザイン、カラーにこだわりがある方は、新品の方が探しやすいでしょう。
中古で買う時に注意したいポイント
中古でベビーベッドを購入する際は、まず何よりも信頼の置けるショップを選ぶことが大切です。
特に、実物を実際に目で見て確認できないネット通販やフリマアプリを使用する際は要注意。実際に、「ひび割れがあった」「床板が枠から外れていた」「柵と柵との間に隙間があった」という事例もあるのです。
赤ちゃんの安全のためにも、「できるだけ実店舗など見て選べる購入先を選ぶ」「商品の状態を写真などで丁寧に紹介している店を選ぶ」ようにしましょう。
また、忘れてしまいがちなのが取扱説明書の有無。分解・組み立てに取扱説明書は必要。現代ではネット上で取扱説明書をダウンロードできるメーカーもあります。もし中古ベビーベッドに付属していなければ、該当ベビーベッドの取扱説明書がメーカーサイトにあるかどうかを確認しておきましょう。
中古ベビーベッドの相場
中古ベビーベッドの値段は、4,000~1万円程度が相場です。ネットショップでは、ショップごとに定めた状態ランクを提示しているところが多く、価格はそのランクによっても異なります。なかには「ひび割れ補修済み」といったものもありますが、いくら補修したたとしても一度壊れているものを選ぶのは危険。価格が安くても避けた方が無難です。
送料は別途必要な場合が多いのも特徴。2,000~5,000円程度が商品価格にプラスされます。送料を加算した結果、新品とあまり価格差がなかったということも。中古ベビーベッドの購入を検討する際は、送料の計算も忘れずに!
中古ベビーベッドを購入するには
中古ベビーベッドを見るときの注意点を確認したところで、実際に中古ベビーベッドの購入する際の方法・購入先についてご紹介します。
リサイクルショップ(実店舗)
実店舗は、実際に商品を目で見て確認できるのが最大のメリットです。部品の不足や欠損がないかをきちんとチェックできますよ。在庫の有無はそのときにより異なるため、事前に問い合わせてみてもよいでしょう。
組み立てた状態で展示販売されているため、持ち帰り時には一旦分解するか、そのまま持ち帰る必要があります。車で持ち帰れない場合は、配送サービスの実施の有無も忘れずに確認しておきましょう。
リサイクルショップには、総合型リサイクルショップのほか、子ども用品専門のリサイクルショップもあります。品揃えが豊富なのは専門リサイクルショップです。数軒足を運ぶことで、相場や品揃えの豊富さを確認できるでしょう。
一部店舗をご紹介します。
- オフハウス
新古書店のブックオフが展開している家具などのリサイクルショップ。全国に店舗がある。
- リサイクルマート
全国に店舗あり。
- マムズマート
子ども用品専門のリサイクルショップ。全国に店舗あり。
- トイプラネット
おもちゃ・ベビー・キッズ用品の専門リサイクルショップ。関東圏のショップ。
リサイクルショップ(ネット)
ネットショップは、自宅にいながらにして買いものでき、配送もしてもらえるのがメリットです。ただし、商品の状態がわかりづらいため、細かく商品状態を提示してくれているところを選びましょう。文面だけではなく、写真も合わせて掲載してあれば尚よしです。
返品・キャンセルは原則不可。到着後に不備があった場合のみ対応してもらえるため、商品が届いたら、すぐに事前に書かれていたこと以外の故障・不備がないかをチェックしましょう。
- ママズストア(楽天)
商品写真数枚に加え、独自の状態ランクを表示しています。購入ページに「ひび割れ補修」等のコメントが書かれているため、きちんと確認した上購入しましょう。
- あいらぶギフトベビー(楽天)
昭和56年からベビー用品のレンタル・リユースを行っている業者。リサイクル品として販売されているものの多くは、レンタル品から流れてきたもののようです。
フリマアプリ
個人同士がやり取りできるフリマアプリでも、ベビーベッドが中古で手に入れられます。フリマアプリでは、個人から購入することになるため、初期不備に対しての保証等がきちんとなされているわけではありません。業者のようなクリーニングも行えないため、清潔感が気になる方にとってはデメリットが大きく感じられるでしょう。
気になることは購入前に質問し、やり取りの内容を踏まえ、信頼できると感じた相手から購入するといった自衛策が必要です。
- フリママ
ベビー・キッズ用品専用フリマアプリ。送料無料で出品されているものも。
- メルカリ
メジャーなフリマアプリ。ベビーベッドなど赤ちゃん用品も出品されています。
その他、ヤフオクなどのオークションサイトもアプリで利用できます。
レンタル後に買取できるサービスもおすすめ
そもそも、いきなり中古のベビーベッドを購入することに迷いがある方は少なくないでしょう。そうした方におすすめなサービスが、レンタルサービスです。
ベビーベッドをレンタルしている業者のなかには、気になるベビーベッドをレンタルしたあと、気に入ったら購入に切り替えられるサービスを用意しているところがあるのです。新品レンタル・中古レンタルの両方があり、購入を希望する場合、それまでのレンタル費用が販売価格から差し引かれます。購入を希望しない場合は、そのまま返却すればOK。
中古ベビーベッドの場合も、一度安全性などを確認できるのがメリットですね。
- 愛育ベビー
新品・中古共にあり。購入時には新品価格・ユーズド価格からレンタル費用を差し引いた金額を支払います。
安全性が最優先! 実物をチェックできる手段が安心
費用の安さに目がいってしまいがちですが、大切なことは「安全性」。事故やケガを引き起こさないためにも、信頼できるショップで購入しましょう。
不安な方は、実物をチェックできる実店舗が無難です。チェックする際は、わずかなヒビがないかなど、くまなくチェックしてくださいね。