〇〇の奥様 第1回

部活顧問は休日もフル活動!?「先生の奥様」ってどんな感じですか?

みなさんは学生時代、どんな部活をしていましたか? またお子さんはどんな部活を頑張っていますか? 部活に欠かせない存在、それは顧問の先生。指導してくれて、相談にのってくれて、合宿に連れて行ってくれる……。そんな先生も、「誰かの夫」「誰かの妻」です。今日はそんな、「顧問の先生の家族」にスポットライトを当ててみようと思います。 

 

今回お話をしてくれたのは愛知県在住のAさん(20代後半)。ご主人(30代前半)は高校で去年まで運動部を、今年は文化部の顧問を担当。Aさんご自身も教員経験があります。 

 

部活顧問の先生は休日もフル活動! 忙しい理由を奥様に聞いてみました

Q:顧問の先生にはどんなお仕事がありますか? 

A:「平日は朝練・授業後に練習があります。運動部が盛んな学校だと、土日祝日も朝から夜まで部活です」 

 

→また部活後生徒の相談にのることも。「部活が長引いて帰宅が遅くなった」という生徒の話は多いものですが、それは先生も同じですね。 

 

Q:学校外ではどんなお仕事が? 

A:「スポーツによっては大会で審判を務めるため、審判資格を取る必要があります。大会が連日だと帰ってきて審判服をすぐ洗濯、また翌日着ていく。それに合わせてワッペンを縫い直すことも」 

 

→ユニフォームを毎日洗濯しているお母さんも多いと思いますが、先生もそれは一緒! 裏には家族の支えがありました。 

 

Q:長期のお休み中は…… 

A:「合宿があります。この合宿中に生徒が急病やケガをしたとき、先生の自家用車で病院連れて行くケースも」 

 

→自家用車で土日家族とお出かけすると、部活に必要な道具を乗せたままなので「狭い……」と家族は我慢することもあるそう。またAさんは「合宿先で何か起きたら、その責任が夫に来る可能性も正直怖い」と本音もポツリ。ちなみにガソリン代は出ないそうです……。 

 

Q:顧問の先生ってどう決まるんですか? 

A:「美術や音楽など教科の特性がない場合は、基本的に若い先生は運動部に。あと前校での顧問経験を加味した、部活ありきの転勤はよくある話らしいです」 

 

→ただし介護など家庭の事情がある場合、忙しい運動部の顧問からは外れることも。 

また、Aさんのご主人に異動の話が浮上したとき、Aさんは妊娠中。「移動先で運動部になったら、合宿と出産予定日が重なるかも……」と不安に思ったそうですが、残念ながら特に考慮してもらえなかったそうです。 

 

 

「部活が忙しくて子どもが全然家にいない!」というお母さんも多いと思います。それは顧問の先生も同じ。「忙しい部活だと全然家にいないんです。そういう先生、たくさんいました」と話すAさん。これだけ先生は忙しいのですから、負担を減らす方法や、待遇改善の話がもっと出てもいいと思うのですが……。 

 

「でも外部指導者を雇うというのも難しいなぁと。教員免許を持っていないかたが生徒に接するということは、ちょっと怖いと思う部分もありますし……。せめて手当を上げるなり、活動の制限を設けるなりしてくれると、先生の家族はありがたいと思います」 

 

と、Aさんは話してくれました。 

 

部活のいい思い出でもつらい思い出でも、それは青春の1ページ。 

そんな思い出作りの手伝いをしてくれる顧問の先生。先生やそのご家族の負担が少しでも減り、家族との時間が多く持てるようなるといいな、そう思っています。 

 

 

参考: 

部活問題 対策プロジェクト 

chang.org 「部活がブラックすぎて倒れそう… 教師に部活の顧問をする・しないの選択権を下さい!」