みなさんが、パートナーのプロデューサー!

夫婦のお悩み解決コラム

こんにちは。今回からメオトークでコラムを執筆する伊藤邦彦です。大手百貨店で25年間ファッションの最前線を駆け抜けてきました。ファッションとは、人々の生活、暮らしにソッと花を添えるようなもの。しかし、いくら花が見事でも花瓶がなければしおれてしまいます。それでは「花瓶」は何か…「生活」なのか、それとも「パートナー」なのか、もしかしたら「すべて」かもしれません。本コラムでは、みなさんが自分なりの花瓶を見つけていけるよう、苫米地式コーチングを基に夫婦やカップル、そして広く人間関係を見つめ直すヒントを紹介していきます。

Asian fashion couple holding hands looking face smile standing on city street

「成り切り」が、パートナーを変える!?

子どもは夢や可能性を語ります。その様子を見ているとなんだかワクワクしますよね・・・・?  ん?  疲れる、バカみたい。そう思うかたもいるかもしれません。わたしたち大人は、現実に向き合えば向き合うほど「高望みしない」「身の丈に合う」ことを覚えてしまいますから、それも仕方がありません。そこで、質問です。

 

夢を目指して歩んでいる人と、現実を見て不満を言っている人、みなさんはどちらの人と一緒にいたいですか? 特にパートナーにはどうあって欲しいでしょうか・・・・・

 

今回のテーマは、「成り切る」こと。

「成り切る」ことで、現実の束縛から離れ、可能性を手にしていくエピソードをお伝えしたいと思います。

 

僕の妻は母親としての役割に加え、フラワーアレンジメントや育児にかかわることを学び実践しています。その中で、思うように行かないことにぶつかるたびに、自分を責めたり、落ち込んだりしていました。あるとき、僕が「役者はよく芸名使うよね?同じように、活動名を別に作ろうよ!」と提案しました。そうすることで、彼女の今の自己イメージと切り離せるのではないかと思ったからです。

 

更にそこにひと工夫。

 

その「活動名の人物像」と、「憧れる理想の人物像」を紐付けてみようと考えました。そうして、夫婦の楽しい会話が始まりました・・・・

 

「妄想ごっこ」がちょうどよい。

妻にとっての自己イメージは、過去の失敗、叱られたり指摘されたりしたことへの反省情報をたっぷり含んでいました。それが現実・・・・だから、なかなかそこから離れることができない。そういうことは、みなさんも経験ありませんか? 過去のことなんて、今後の活動には一切関係がない、と頭では理解しても、実際はなかなか過去を切り離せない・・・・

 

だからこそ、活動名を別につくって「成り切る」のです。

 

「誰かに成り切るとしたら?」と聞けば、芸能人やスポーツ選手を挙げるかたが多いと思います。イメージしやすい理想的な人物像ですから。その場合、「あの俳優さんなら、あの選手なら、こうして乗り越えていく!」と置き換えやすい。または、憧れの場所があるのなら、それも活かしましょう。「あそこで生活するなら、こんな風に考えられるはず!」と違った視点で考えられます。

 

人によっては、憧れの存在が思い浮かばない場合もありますが・・・・大丈夫です。「超一流のご自身のニックネーム」をイメージしてください! こうして夫婦でいろいろアイデアを出し合って、僕自身は「超一流の自分のニックネーム」を、そして妻は「最高の思い出の地=パリにちなんだ名前」にしました。

 

活動名を決めてからの妻は、「あれもやりたい!」、「これもできそう!」と活動的になりました。いままでの自分自身の「不甲斐ないというイメージ」から抜けだし、これから目指すべき「理想的な自己イメージ」で思考できるようになったからです。

 

子どもはなぜ夢や可能性を語れるのか。それは私たち大人と違って「自分のイメージ」が固まっていないからではないでしょうか。現実を見たり、くじけたり。そんな「自分のイメージ」のおかげで、実は子どものときより「できること」が増えているのに、自分から「できない」と決めつけてしまっている。ですから、活動名を別に作り、憧れの人に成り切ってしまうのです!

 

最も身近にいるあなたが、パートナーを輝かせる!

実は、今回書いたのは、僕自身コーチングを学んでいる中で体感したことでした。僕も挫折を繰り返し、「できない」と思う経験をたくさんしてきました。でも、「過去」に執着しなければいけない理由など、どこにも存在しません。未来の可能性は、わたしたちの考えかたひとつで明るく楽しいものに変えて行ける筈です。でも一人だけではなかなか切り替えるのは難しいですよね。

 

夫婦は言うなれば、「もうひとりの自分」が側にいるようなもの。「自分」だからこそ、付き合いが長くなるほど「理解したつもり」になってしまい、固定観念ができて可能性を消していってしまいます。でもそれも「過去のこと」と捉えて、パートナーとの生活を見直してみませんか?

 

今回は、妻と一緒に「活動名を考える」「成り切る」妄想ごっこをしてみました。いろいろな話をしているうちに、妻の悩みが共有できて、一緒に解決もできました。僕が困っているときにいつも助けてくれる妻、僕もコーチングの知識を使って妻とともに明るい未来を築いていきたいと思います。

 

皆さんも、お互いがお互いのプロデューサーとなって、ふたりの“花瓶”を作っていきませんか?

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