実際に調理!主婦2年生が「初心者が本当に使えるレシピ本」を選んでみた
夫婦のお悩み解決コラムめでたいことに、友人の結婚ラッシュを迎えています。そこで「料理って、毎日できるようになる?」という質問を多くもらうようになりました。今までは一人だったから適当でもよかったけれども、結婚後は夫のためにおいしいものを作らなくちゃ……そんなプレッシャーを女性は感じているよう。
そこで今回、主婦2年生の私が「使えるレシピ本」を紹介します。
『New お料理1年生のはじめてクッキング―「お料理したい!」人の最初の一冊 』(主婦の友生活シリーズ) /広沢京子
基礎中の基礎から学びたい人向け。
献立も豊富、なによりひとつひとつの過程に写真が付いています! しっかり確認しながら作ることで、大失敗の確率を低くすることが可能。
おしゃれなレシピ本は、完成した料理の写真が大きくきれいに載っているものの、説明の文章が数行だけ! という本がとっても多い…。写真に釣られて買ってしまうものの、初心者は結局、どうやって作ればいいのかわかりません。そして自分流に料理を進めてしまい、「メシマズ」(マズいメシの意)な料理が誕生するでしょう。
タレントさんの料理本、カフェ料理本にこの地雷が多いのですが、この本は下ごしらえからしっかり写真があるので、初心者でも安心! おすすめは「ビーフシチュー」。コクがあるおいしいシチューが出来上がります。
『西原理恵子と枝元なほみのおかん飯』(毎日新聞社)/西原理恵子
にんにく・生姜・ナンプラーなどなどエスニックな料理が好きな人や、男性の「ガッツリ」系料理レシピを求めているかた向けの漫画家西原理恵子さんと料理研究家枝元なほみさんの本。
レシピだけではなく、西原理恵子さんのマンガ、二人の料理トークが間に挟まり、読み物としても面白いです。一品一品に使う材料は少なく、調理もシンプル。調理中の写真も小さいながらあるので安心。第二弾も出ています。おすすめは「ニンジンと牛肉のピリ辛炒め」。
甘辛な味付けがとってもおいしい。ニンジンをたくさん食べられて栄養にも嬉しい一品。また「焼きキャベツ」もしょうゆ、レモンのきいたソースがおいしく、調理も楽でおすすめ。
『後藤真希の満足おうちごはん』(宝島社)/後藤真希
メインは作れるけれども副食に悩むかた、献立を考えるのが苦手なかた向け。なにか足りない、もう一品なにか作りたい、というときに非常に役立つ本です。
芸能人レシピ本ながら、献立が一般的なものばかりでとても実用的。ヘルシーレシピから節約レシピまで豊富です。料理の説明は全て文章のみですが、難しい調理法は出てこないので初心者でも安心。おすすめは「鶏むね肉のレモンペッパー」。さっぱりあっさり、そして簡単!
ついつい見た目のオシャレさで選んでしまいがちなレシピ本。
しかし自分が初心者だと自覚しているかたは、まず「料理中の写真があるか」「文章が丁寧か」に注目して選んでくださいね。また、調味料もレシピ本の通りに作ること。自分で勝手に足したり引いたりしないように!